今回は買い替えにあたって候補に挙がったモデルを記事にします。
・第一候補
ZenFone 5Z
ZenFone 4 Pro
ZenFone 4
ASUSのランチャーであるZenUIが当方の好みで非常に使いやすく、最初は上記3機種から選ぶ予定でした。(現行の5無印は4無印よりもCPUスペックが劣るので却下)
5Zは現行のハイエンドモデルでSoCにSnapdragon 845を搭載し、iPhone X並の性能を誇るのですが、昨今の流行であるノッチディスプレイがどうしても当方には馴染めず却下となりました。(手にした時の注目度はあるでしょうけど)
ZenFone 5Z
勿論、スペックモンスターと謳ったZenFone 2からの買い替えに相応しいモデルなのですが、考えに考えた末、やはり当方は受け入れることができませんでした。
次に4 Proは5Zの前モデルでSnapdragon 835を搭載した2017年のハイエンドモデルです。 また、4無印は実搭載としてミドルスペックの中では最上位のSoCであるSnapdragon 660を乗せ、コミュニケーションツールとして利用するには十分なスペック且つ魅力的なモデルでした。
当方の好みから16:9の5.5インチディスプレイと物理タッチのナビゲーションバーなどASUSらしいデザイン・仕様が気に入り、4シリーズが最有力候補でしたが、残念ながら購入するタイミングを逃してしまい、手に入れることができませんでした。
ちょうど4 ProがNifMoで在庫処分を行っていたので、購入しようと受付センターに在庫確認をしたところ、既に完売したと告げられました。
どのみち今春に2019年モデルとなるZenFone 6が発表される予定であり、前シリーズに関しては今後値下がりすることも考えられますから、逃したことは正解だったかも知れません。
・第二候補
Xperia XZ Premium
Xperia XZ1
arrows NX F-01K
AQUOS sense plus
Xperia XZ PremiumとXparia XZ1は世代的に少々古くなりますが、前世代の高スペックSoCであるSnapdragon 835を載せているので、現時点でも十分使える仕様になっています。
最有力候補であったZenFone 4シリーズと違って新品が未だ容易に手に入るのと、購入条件の第三項目である『おサイフケータイとの2台持ちの解消』にも充たるので、第二候補内では最有力モデルでありました。
但し、世代から考えるとそれまでのXperiaデザインの最終モデルだけあって人気があり、値が少々お高く手が出し難い価格帯であった為、安値のところ(オークションやショップ等)を探しに探しまくりましたが、結局値段が折り合わず諦めてしまいました。
それにネットの情報によるとソニークオリティは相変わらずのようですから、取り扱いやメンテナンスを考慮すると選択しなくて正解だったと思っています。
次にAQUOS sense plusはSHARPよりSIMフリー専用端末としてリリースされたモデル。 ミドルレンジのモデルで購入しやすい価格に設定されています。
第三項目の『おサイフケータイとの2台持ちの解消』にも充たり、敢えてノッチディスプレイではないデザインに好感を持っていましたが、ミッドハイながらもSnapdragon 660や636ではなく、この価格帯に多く搭載されているSnapdragon 630であったことがネックとなり、却下となりました。
と、色々な条件や状況が重なり消去法で最終的に“arrows NX F-01K”を購入することにしました。
消去法と云っても選んだ理由はきちんとあります。
- 慣れからくる使いやすさ
- 筐体強度
- Snapdragon 660搭載
- おサイフケータイ対応
- ディスプレイ
- テレビ視聴が可能
- DiXiM Player プリインストール
- みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)対応
慣れからくる使いやすさ
arrows M03でFUJITSUのUIに慣れている為、操作やセットアップが容易。 但し、アイコンサイズなど細かい部分での設定項目が無いので、使い慣れたZenUIが動作するならば変更する予定です。
arrows特有の“なぞってコピー”など使いやすい機能が幾つかある為、使用できなくなるのであるならば、ランチャーは変更せずにNX!ホームをそのまま使用する予定です。
筐体強度
タフネス使用のスマホは幾つかリリースされていますが、衝撃を緩和するガード部等を備わらずに素の筐体で多くのMIL規格をクリアしているスマホはarrowsぐらいしか存在しません。 勿論、幾つかのMIL規格をクリアしたスマホは存在しますが、arrowsと同等の強度を持つ製品は当方は知りません。
現在、他の防水・防塵のスマホを使用していますが、手に持ってその強固ぶりを感じ取れるのはarrowsしかないように思います。 兎に角、他のスマホが華奢に感じる程です。
以前のarrows端末から追加された対応規格。 これ以外にもFUJITSUが設けた耐性をもクリアして筐体強度は更に高まっています。
Snapdragon 660搭載
2017年発表、2018年のミッドレンジ用SoCですが、殆んどのモデルが生産コストや消費電力等の面からSnapdragon 630を採用搭載する中、F-01KはFUJITSUの最上位モデルであることから、当時のミッドハイとなるSnapdragon 660を搭載しています。
現在、Snapdragon 660は海外端末ではASUSを筆頭にOPPO、Xiaomi、Samsungが、国内ではSharp、SONYなどに搭載されていますが、発表からいち早く採用したのはASUS ZenFone 4と FUJITSU arrows NX F-01Kしかなく希少なSoCでした。
2018年には新ミッドハイSoCとしてはSnapdragon 710、670と発表されましたが、現状のミッドハイSoCの中でも処理能力は高い部類なので、買い替えサイクルである2~3年程度なら十分耐えうるスペックのSoCだと云えます。
おサイフケータイ対応
一度使い始めるとやはり便利。 ガラケー時代搭載されながらも使用していませんでしたが、スマホを手にしてから使い始めたら手放せられなくなりました。
アプリのみで決済できるQR決済など新しい決済システムが多く提供され始めましたが、世の中、非接触型決済が進む中、いちいちスマホの電源を入れてアプリを起ち上げる方法は時代を後退しているように感じます。
この辺の詳しい内容は長くなるので省きますが、スマホをかざすだけで買い物や飲食ができるのはやはり便利です。
ディスプレイ
筐体いっぱいに画面を大きく取れるノッチデザインは正直画期的だと思います。
ですが、態々切り裂きを設けて画面を大きく表示させる意味がよく分かりません。 本来なら見える部分が切り裂きで見えないことにストレスを感じます。 四隅を丸くして敢えて画面をカットしている意味も当方は理解できません。
ベゼルレスに関しては魅力を感じますが、強度を考えればある程度は必要なものとも思います。 それに片手操作の場合、親指の根元付近がディスプレイに接触して誤操作することも多くなるので、ある程度の余裕は必要に感じます。 まぁ、これは完全に好みの問題だと思いますが。
それとディスプレイのガラス面をラウンドエッジとしているのは、見た目やデザインを含め良いと思います。 但し、当方は必ずガラスフィルムを貼り付ける為、最初からラウンドエッジ処理されているとラウンドされたガラスの上に更にラウンドエッジガラスを貼り付けることとなり、横から見たガラス断面が二段となって少々見栄えが悪くなるのが気になります。
F-01Kは平面ガラスを使用しているので上記の問題は無し。 ディスプレイも標準的な16:9の四角い画面。 自分はノーマルな形状且つデザインの方が好みです。
テレビ視聴が可能
ワンセグの視聴料摂取等々、搭載を止めてしまうモデルが増えた中、arrowsは現在まで一貫して搭載をし続けています。 海外端末のように物理ラジオを搭載しているならば必要性は低くなりますが、やはり未曽有の災害などを含め、通信手段が遮断された場合の情報収集手段として、無いよりは有った方が良いと当方は考えています。
よくradikoや防災アプリなどで十分だと話す方も居られますが、基地局が破損せずに使えたとしても、緊急を要する事態が発生した場合、官や役所、消防や病院など特定機関に関係する端末への通信が最優先される為、個人への通信は切断されてしまいます。(状況の度合いによってデータ通信だけは一般向けに提供される場合あり)
よって、やはり無いよりは有った方が良いと自分は思います。
DiXiM Player プリインストール
docomoからリリースされるFUJITSUの端末で意外に知られていないのが“DiXiM Player”のプリインストールです。 これ、地味に有り難いです。
J:COMから借用のSmart J:COM Boxに録画した番組を視聴したり、REGZAからDTCP-IP対応DLNAサーバーにムーブした番組を観ることができるので結構便利です。
勿論、J:COMタブレットから視聴も可能なのですが、寝転びながら映画などの長時間視聴にはタブレットの大きさや重さから手や腕が疲れてしまうことが多いので、スマホぐらいの大きさ重さで視聴するのが一番楽で観やすいです。
それとJ:COMタブレットと違ってディスプレイがFullHDなのでデコードせずにオリジナルのFHD画質で視聴が可能。 Smart J:COM Box側でのデコード処理も必要がないので操作のレスポンスが速いのも良いです。
因みにプライベート用のスマホAQUOS mini SH-M03もSHARPオリジナルのAVリンクがプリインストールされているので、こちらでもDLNAが利用できるようになっています。
みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)対応
これはおまけ程度にしか考えていなかったのですが、2018年より本格稼働し始めた日本の航法衛星“みちびき”に対応している端末が意外に少ないことに驚きました。
メインで使用しているZenFone 2は、海外のSIMフリー端末且つ2015年にリリースされながらも“みちびき”に対応(当時これが地味に話題に)。 となると、必然的にその流れで“みちびき”対応端末が欲しくなり、きちんと対応されたF-01Kが購入の有力候補となりました。
次回は購入したarrows NX F-01Kの到着と開封編をお届けします。
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