引越しに向けて漸く重い腰を上げました。
先ずは家庭内ファイルサーバーに繋げてあったプリントヘッドが壊れたキヤノンのプリンターを撤去。 合わせてスキャナーも廃棄することにしました。
スキャナーはプリンターと同時使用でコピーも可能でしたが、複合機で代用できることから必要性が無くなり同時に処分です。
正常なヘッドが手に入るならばメインで使用するbrotherの複合機よりも遥かに文字の印字が綺麗なので残しておきたいのが本音ですが、如何せん、古すぎて手に入れ難いことから思い切って処分することにしました。
本体が壊れても対処できるように部品取用のジャンク機も確保してありましたが、そちらも一緒に廃棄です。
次に“Princeton”のNAS“PNS-30”のメイン基盤を交換。 このモデルはLANポートが2つ備わりますが、使用していた個体はセカンダリポートが故障していたので、筐体ボロボロの予備機からメイン基盤を換装しました。
最初に他のHDDへデータをバックアップ。 基盤を交換しバックアップファイルで設定値を復帰させてRAIDを再構築し、再びデータを戻すまでの作業を行いました。
画像は換装後の様子。 アクセスランプが2つ点灯して2つのポートでアクセスしているのが確認できます。
このモデルは2つのLANポートを同時利用することで『フェイルオーバ』と『ロードバランシング』が利用可能。 通信障害の対応やパフォーマンスの向上が見込まれるので2つのポートを同時利用するのが理想です。
『フェイルオーバ』と『ロードバランシング』に付いては以下に内容を簡単に記述しておきます。
- 主にプライマリポートが主通信を行い、障害が発生した際にセカンダリポートが補い、回復後は再びプライマリポートで通信を行う機能がフェイルオーバになります。
- ロードバランシングは2つのポートで通信を行い、各ポートの負荷を軽減するもの。 サーバーからのトラフィックフローが繰り返し解析され、パケットを相互に分散させて冗長化を図ります。
プライマリポートひとつでも特に問題は無いのですが、故障に関してはあまり気分のよいものではないので、これで幾分かはスッキリしました。
自室の整理の殆んどがパソコン関係。 部品取用のジャンク機が部屋の中でゴロゴロしているので、兎に角、必要のないものはすべて破棄して身軽にする予定でいます。