“OCNモバイルONE”には付加サービスとしてVoIPの“050 plus”を同時利用できるようになっている。(要申込)
サブ端末である“GM-01A”に“OCNモバイルONE”を利用しているので、そちらに“050 plus”を入れて使用していたのだが、メイン端末である“ZenFone 2”も固定電話に掛ける際の通話料を安く済ませたいと考え始め、インストールしてみることにした。(“ZenFone 2”の回線は“So-netモバイル”)
当初はもう1回線追加契約して新規に登録しようと思ったのだが、よくよく調べると1回線で複数台利用が可能なことが分かった。
早速、050 plusアプリをGooglePlayからダウンロードしてインストールを開始。 アプリを起動させると初期設定画面が現れ、既に利用中の050番号と登録時に設定したパスワードを入力するだけで、即利用可能となった。
あっ、因みに“楽天でんわ”アプリが入っているが、当方の“ZenFone 2”は楽天モデルではない。 楽天会員であった為、専用アプリを使用して携帯通話料金を安くする為に利用しているだけである。
“050 plus”の魅力は他のVoIP電話と違ってNTT系列である為、フリーダイヤルが使えるのがよい。
ただその分、基本料金300円(税抜)が掛かってしまうのが難点ではあるが、“OCNモバイルONE”の通話プラン契約者には付加サービスとしてセットとなっている為、無料で利用ができる。(データプランは半額の150円) 無料且つ複数台で使えるのであるならば使わない理由はない。(現在はプランに関係なく一律月額150円)
それと“ZenFone 2”に“050 plus”をインストールした理由がもう一つある。
サブ端末の“GM-01A”で利用する場合、何故かプッシュ機能が働かず電話を受けることができない。 常に待ち受け状態にさせるには、アプリの履歴に残しておき、常に動作している状態にしておかなければ繋がらないのである。
これ、意外に面倒臭かったりする。
タスクキラーで停止させない設定にしてあっても何故か停止状態になってしまう為、そのままでは受けられないのが現状であった。
“ZenFone 2”では、Zenシリーズアプリ『タスクマネージャー』内にある『パーミッション』の『自動起動マネージャー』で“050 plus”を有効にしておけば何ら問題なく着信が可能で、当然ながらスリープ状態でも着信ができた。
少々残念なのは、複数端末での同時着信ができないことである。 “050 plus”で着信させたい端末にて専用アプリを起動させ、使わない端末では停止させる必要がある。
仮にすべての端末で“050 plus”のアプリを起動していると着信は不可。 掛けた側は呼鈴が鳴っていても受け側の端末は一切反応が無く、留守番電話を有効にしていると留守番電話サービスに繋がってしまうので注意が必要である。
どのみち、当方はメイン端末で利用することの方が多いだろうし、“GM-01A”では使用アプリの履歴をクリアさせてしまえば着信不可となるので、特にこの辺りを気にする必要は無なさそうである。
それに着信できなくともアプリが起動すればプッシュ通知で着信履歴を通知してくれるし、留守番電話に繋がってメッセージがあればメールで教えてくれるので、特に問題はないと思っている。
この手のアプリは、アプリ間無料通話ができるので、もう1回線追加して母親の端末にも入れようと思ったのだが、操作が複雑化すると途端に扱えなくなるので今回は諦めた。
まぁ、当方とは“Viber”で無料通話をしているので、必要は無いだろうと思う。