久々にノートパソコンを手に入れました。
Model : Pavilion dv4-1165TX
P/N : NE584PA#ABJ
仕様は以下のhpサイトにまだ残っておりました。
HP Pavilion Notebook PC dv4/CT 秋冬モデル
CPUは“Core2 Duo P8400(2.26GHz)”と下位モデルですが、BTOでのオプションはすべて最高位のものを装備し、メモリーは3GB(1GB+2GBであるが手に入れた個体は1GBが抜かれて2GBだけでした)、HDD320GB、BD-ROM(スーパーマルチ対応)が載せられていました。
実はちょうど1年前にAMD Sempron搭載の“dv4-1201AU”を手に入れてCPUを“Athron X2 QL-64 2.1GHz”に載せ替えて使用していたのですが、どうもAMD系のAHCIドライバーが良くないのかHDDのアクセスが非常に遅く、こいつのお陰でOSもソフトの動作も遅くてイライラしていたんです。
その内容の記事。
hp Pavilion dv4a その1
hp Pavilion dv4a その2
また、上記の内容に加えてこの第三世代にあたるPavilionの14インチモデル dv4 は殆んどがAMD機であって、Core2モデルが希少なことから手頃な個体が見付けられたのなら手に入れようとも考えていました。
実はこの一年の間に手に入れられるチャンスが何回かあり、既にAMD機を所有して必要に迫られずに躊躇してなかなか入札するまでには至らなかったのですが、さすがに動作の遅さにイライラ度が頂点に達してしまい、これを切っ掛けに漸く重い腰を上げることとなりました。
Core2モデルの証し。 dv4でこのラベルが貼られているのはちょっと嬉しいです。
あっ、画像で見えてる繊維は雑巾掛けした時に残ってしまったものです。(動作確認時に手に触れますから外装だけはクリーニング済みです)
しかしこの世代のAMDはクロック数に対比するスペックが何故か低いですよね。 前世代の“Athlon 64 X2 TK-57 1.9GHz”を搭載する当方所有の“dv2705”は意外にWindows7でも動いてくれるのですが、QLシリーズはどうもしっくり来ないところがあります。
と、前置きが長くなったところで手に入れた時点での動作確認を簡単に説明します。
先ずは手に入れた dv4i に載せられていた Samsung 2GB のメモリーをテスト。 お決まりですがメモテスでチェックして正常にパスしておりました。
メモテス中はCPUにも負荷が掛かってシステムボードなどにも負担が掛かりますが、何ら問題なくクリアしていました。 CPUの冷却やシステムボード廻りも正常のようです。
それとメモリー1枚挿しのシングルチャンネル駆動でCPUとのバス幅が合いませんから、この2GBメモリーは使わずに 1GBx2 2GB でデュアルチャンネル駆動にしました。 2GBx2 4GB でも良いのですが、当方はこのモデルで重い作業はさせないのでこの容量で十分です。
実は手に入れた個体は起動時に『A disk read error occurred』と表示されてOSが起動できない状態でした。
これ、大抵はHDDの不良によるものが殆んどなので、ヤフオク出品時の起動画面の画像を見た瞬間に入札することを決めました。
上図はセクターチェックを掛ける為に外した時のものです。 このあとHDDケースに収めて他のPCに繋いでテストしましたが、ディスクは正常に回転するもディスクアクセスが異様に遅く、USB1.1ほどの転送速度しか出ておらず、更にセクター不良もあるようで、ファイルが読み込めない所もありました。
因みに我が家に到着してから直ぐに回復コンソールから復旧しても駄目。 回復コンソールでリカバリー領域が表示されたので試しに電源投入時に『F11』キーを押すとリカバリーの文字が表示されましたが、ディスクアクセスの遅延が酷くソフトが起ち上らずにエラーが出て終了。 完全にお手上げ状態でした。
最終確認で適当なHDDを載せてWindows7を仮インストール。 無事に完了しましたから、やはりシステムボード廻りには問題は無いようです。
さて、正常に動作できることを確認できましたので、これから全バラしてクリーニングを実施。 一部破損個所やスピーカーグリル部に塗装剥げ、またバッテリーも完全にお逝きになっていましたから dv4a から部品を換装して綺麗に仕上げる予定でいます。
クリーニング後にドライバーや純正ソフトの検証を行い、本番インストールして仕上がりましたら、またこちらでご紹介したいと思います。
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えんひろ 2017.05.12(金) 15:59 修正
久しぶりのPCのレストアネタですね。
楽しそっす!(^O^)
次回のレポートを楽しみにしてますね。