前回のZシリーズのネタに続いてZ2を手に入れました。
ヤフオクにて1,000円也。
では、簡単にご紹介。
手に入れた色は先日のZシリーズネタでも話したかっこいい黒ボディです。 U字型モノコックフレームが同色になるだけで雰囲気ががらりと変わりますね。 マジで黒かっこいいです。
前面のスライドパネルがモノコックフレームと同一面上に備わり、Z5fdよりもすっきりとしたイメージです。
シンプルでこちらの方が私的に好みですが、如何せんスライドパネルに指を掛けるところが無いので開閉は非常にやり難いです。 デザインされた薄いラバー製の装飾を貼り付けてくれれば、それだけでも操作しやすくなったと思います。
上部から見るとU字型のモノコックフレームがよく見れます。
このフレームのおかげで手に持った時の剛性感はZ5fdよりも高くしっかりしています。
上面にはシャッターボタンと静止画動画切り替えスイッチと非常にシンプルです。
手に入れた固体は四隅に僅かな傷がありました。 ただ、塗装の弱いフジ機にしては、綺麗な状態を保っていると思います。 オークションなどに出品されている固体は、塗装が大きく剥げているものが多いですからね。
底面にはメディアバッテリー挿入口と電源兼USB端子のみ。 Z1からZ3までは三脚ネジ穴は装備されず、三脚を使う場合はクレードルを配して乗せるようになります。
操作系は他のフジ機と同じでZ5fdとほぼ同じですが、方向キーの材質の質感が良く高級感があります。
ストラップの通し穴の上は赤外線通信の送受光部。
背面のディスプレイは、2.5インチ約23.2万画素とZ1から比べて倍の解像度になりました。 手に入れた固体は発色輝度共に問題無しです。
Z5fdと大きさ比べ。
横型のU字型フレームの形状の関係でZ5fdよりも小さく感じます。 逆に縦型のU字型フレームを採用しているZ5fdの方が薄く感じますが、両機の大きさはほぼ同じです。
Z5fdは2代目エビちゃんモデルだけあって女性層を大きくターゲットとしているので、全体的に丸みを帯びた女性的なデザインとなっています。 シンプル且つ角を残すZ2のデザインは、Z5fdよりも男性的と言えると思います。
初代モデルと同じボディのZ2は、設計や作り込みが明らかに違く、ネジ1本まで拘りがあります。 Z5fdが普通のビスに対してZ2はライン加工された高級感のあるネジを使用しています。
Z2を手にして感じたことは、シャッターボタンのストロークが長く遊びが多めです。 また、Z5fdと比べると若干フォーカススピードが遅く感じられます。
当然ながらこれらは後継であるZ5fdの方が優れる部分ではあるのですが、特に不満に値するものではなく、大きく気になる部分ではないと思います。
Z5fdにある『顔キレイナビ』や『高感度2枚撮り』など、目玉となる装備は無く、パネル画素数の違いなどありますが、同じZシリーズとなるため基本的な部分はまったく同じ。 レンズの使い易さなどもそのままなので、Z5fdから持ち替えても何ら不満点はありませんでした。
デザイン的にシンプルでかっこいい黒ボディ。 私的にZ2の方が好みなので、使う頻度はこちらの方が高くなりそうです。
次に手に入れるはZ1とZ3ですね。
Z2自体がZ1と同じボディで細部の性能アップ版でしたから、今更Z1を手に入れる必要はないと思いますが、Z5fdと同等の装備を持ったZ3はちょっと触ってみたい気がするので、手頃なものがあれば手に入れたいと思います。