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NURO光のONUがまたおかしい

2017.02.27 06:06

先日のWintenのモバイルバッテリーに続いて、NURO光のONU(F660T)の不具合検証について。

去年、NURO光のONUの無線LANが通信出力の不安定からサポートセンターに連絡して交換となったわけだが、また同じ症状が出始めた。

今回は更に最悪な状態で、前回5GHz帯だけの不良が2.4GHz帯までもが不安定となってしまった。

一度通信不良に陥ると何をやっても駄目。 再起動しても一向に安定しないので、ONUの不具合かファームウェアのバグではないかとみている。

現在のバージョンにアップされる前まではまったく問題がなく、2016年3月にリリースされた現行バージョンにアップして暫く経ってから不具合が出始めたと記憶している。

ということで、当方の設定した項目を簡単に記載し、どのような不具合があるのか、ここに覚書として記事に残そうと思う。
続き
先ずは設定変更した項目は以下

  • 2.4GHz帯・5GHz帯ともにSSIDは初期設定ではなく、以前から当方が制作した英数字の組み合わせに変更して設定。
  • タブレット・スマホ用のSSIDを5GHzに別途設定。 パソコンのSSIDとは分離。
  • パソコン用のSSIDはステルスに設定。
  • 両SSID共にMACアドレスフィルタリングをオン。 パソコン用にはノートPCのMACアドレス、タブレット・スマホ用のSSIDにはタブレットとスマホのMACアドレスのみ登録。
  • 暗号はすべてWPA2-PSK+AESで、セキュリティキーは初期設定ではなく当方が組み合わせた英数字を使用して設定。
  • 自動設定だと若い番号のチャンネルに振り分けられて混信する可能性が高い為、偶に自宅周辺の無線LAN使用状況を確認して混信し難いチャンネルに固定。 5GHz帯はW53までしか対応していないPCもあるので56chに固定(または48ch)。 2.4GHz帯は中間チャンネル付近(主に6ch)に固定。(理由は後述)
  • 両帯域とも『チャンネル帯域幅』は『40Mhz』に設定。
  • 有線LANポートは16ポートハブに繋ぐケーブル1本のみ接続。
  • ファイアウォールはデフォルトの『低』のまま。

次にこの設定で出始めた不具合は以下

  • 両帯域共にONUの電波出力が数秒から十数秒ほど弱くなり、通信が不安定となる。
  • 上記の症状が現れると5GHz帯の60chまたは64chに固定させて通信すると電波が出力されない。
  • 60chまたは64chで固定のままONUを再起動させるとウェブ設定画面では設定したチャンネルで表記されているが、実際に設定されているのは『自動』となっており、空きチャンネルに割り振られて通信される。

と、以上である。

上記の不具合を解消する為に行ったことは以下

  • ステルスのオフ
  • MACアドレスフィルタリングのオフ
  • タブレット・スマホ用SSIDの無効化
  • 『チャンネル帯域幅』の固定や自動設定への変更
  • 2.4GHz帯のみの通信
  • 5GHz帯のみの通信

現状、工場出荷時へのリセットは行っていないし、出荷時のデフォルト設定での通信確認は行っていないのでONUの問題なのか設定による不具合なのか未確認ではあるが、代替品が送られてきてから上記の設定を行い、最近まで正常に動作していたのだから、設定関係でのトラブルは考え難いと思う。

第一、60chと64chでの固定で正常に通信できないこと自体からして不具合があることは事実であるし、今回の不具合も交換前とまったく同じことから、やはり考えられるのはハード面でのトラブルかソフト面でのバグではないかと考えるのが妥当ではないだろうか。

次にPC側の問題ではないかと指摘されるであろうから、他の環境も簡単に追記しておく。

J:COMのSTBチューナーを交換した際に、J:COMタブレットの追加やオンデマンドを使用することからインターネットもプランに追加することとなった。

当然ながらJ:COMのONUも設置することとなったのだが、同じくJ:COMのONUでもSSIDの変更やセキュリティキーの変更も行っているが、こちらに無線LANで接続した場合、NURO光のONUに出る不具合は一切無い。

ONU同士の干渉とも指摘されそうなので一応記載しておくが、NURO光のONUの設置場所は自室であり、J:COMのONUは隣の茶の間である。 またJ:COMのONUのチャンネル設定は干渉を避ける為に同じく固定に設定しており、2.4GHz帯は13chに固定し、5GHz帯はW56域の112chに固定してある。

2.4GHz帯は5チャンネル以上離してあるし、5GHz帯もまったく周波数の違うW56域である為、互いの干渉は考え難い。 加えてJ:COMのONUの通信を切ってもNURO光のONUの不具合は解消されなかった。

やはりNURO光のONUの不具合が濃厚だろう。

日曜日の夕方にサポートセンターに連絡し、前回と同様の不具合が発生したと報告。 幾つかサポートを受ける中、ハブを経由して複数台機器を接続するとONUに負荷が掛かり無線LANが不安定になると言われ、ハブに繋がるLANケーブルを抜いて1台だけノートPCを直に繋げて動作確認して欲しいと告げられたが、状況は変わらずであった。

当家では自宅ファイルサーバー1台にNAS3台と複合プリンターが繋がれ、複数台ノートPCが繋がっているが、自宅ファイルサーバー以外は普段稼働していないし、NASも通信が無い限りスリープ状態である為、ONUに負荷が掛かるようなことはない。

第一、16ポートのハブを中心にネットワークを構築してあり、上記の機器らがNURO光のONUのハブポートを経由して絶えず通信しているわけではないので、負荷の掛かりようがない。

結局、日曜日の段階で解消されず、現在サポートセンターの方で不具合報告を再確認中。 再連絡待ちの状態である。

一度ONUを交換している為、ユーザー側での不具合解消策をサポートセンター側で模索しているようだが、ソニー側でONU自体を再検証しない限り、この問題は解消されないように思う。

どのような対応になるか現段階ではまだわからない状態であるが、連絡があり次第、こちらで結果を報告する予定でいる。

2017.02.28 追記

27日にサポートセンターから連絡を頂き、ネットワーク間の接続機器が多い為、ONUへの負荷が原因とのことで対処できないと返答をもらった。

記事に記載した通り、16ポートハブを中心にネットワークを構築してあるので、ONUに負荷が掛かることはない。 第一、16ポートに繋ぐ有線LANを抜いてノートPC1台での動作確認でも症状が出ているわけだし。

また、自宅ファイルサーバーと云っても外部とネットワークを組んでいるわけではなく、あくまでもダウンロードしたソフトやファイルを自宅内で共有保存場所として稼働させ、加えてサブプリンターのプリントサーバーとして使用しているだけでなので、ONUへの負荷は有り得ない。

ネットワーク環境を旨く口頭で伝わり難いことから、こちらの記事のURLを伝え、再度検討してもらうこととなった。

開けて本日28日に再度連絡を頂き、リセットして工場出荷時に戻してデフォルトの状態で試して欲しいと告げられた。(まぁ、予想はしていた事だが…)

オールリセットを実行してデフォルトに戻し、ノートPCにデフォルトの設定値を入力。

先ずは2.4GHz帯で試して正常に接続するも、暫くするとやはり電波出力が20%程度まで落ち、十数秒すると100%に戻ったりと不安定なのは変わりなかった。

次に5GHz帯で試すとこちらも正常に接続できたが、電波出力が不安定になるのは同じであった。 出力されない60chと64chに固定してそれぞれ試したが、やはりこの二つのチャンネルからは電波は出力されなかった。

因みに60ch固定時に再起動を掛けてみたが、電波は一向に出力されず。 64ch固定時での再起動はまったく出力されないか、別の空きチャンネルに勝手に繋がっていたりした。

上記の動作を再度サポートセンターに連絡。 ソニー側も術が無くなり、結局ONUの交換対応となった。

新しいONUの到着は3月4日の予定。 セッティングが終わり次第、再度こちらに報告する予定でいる。

それともう一点追記。

毎回サポートセンターから言われる事なのだが、電源廻りを見直すように必ず言われる。 電源が不安定だと無線LANに影響がある理由からであるが、当家ではパソコンから発するノイズで他の機器に悪影響が出ないよう、メディア系、パソコン系、通信系とみな別けて電源を取っているし、極性も合わせている。 よって電源系のトラブルは考え難い。

但し、電圧に関しては少々気になるので、次回ONU交換時にテスターで電圧を測る予定でいる。

2017.03.05 追記

4日土曜日に代替品のONUが到着。 本日交換しました。

先ずは気になっていた電圧。

ファイル 644-1.jpg

ONUのACアダプターを抜いてテスターで測ると、コンセントからはきっちり100Vで供給されてました。 電圧の変動は±0.2V程度と安定。 まったく問題無いですね。

次に交換したONUですが、一通り設定しようとしたところで通信が一瞬不安定に。 嫌な予感がして直ぐに工場出荷時へリセットを開始しました。

リセット後、初期設定のまま60chと64chともに固定して出力させてみましたが、前回と同じく設定画面では60chや64chと表示されながらも、実際に出力されているチャンネルは36chとか40chとか、もうチャンネルを変更したり再起動する度にバラバラに繋がります。

リセットしてから暫くは通信が安定していましたが、この追加記事を執筆中に気付くと稀に電波強度が不安定に。 完全にONU自体の不具合かファームウェアのバグしか考えられない気がします。

何度も何度も電話をし、申し訳ないという気持ちは山々なのですが、再度サポートセンターに現状を報告して連絡待ちであります。

因みに前回も記載しましたが、J:COMのONUで60chや64chで固定して出力。 こちらは安定して通信できていますから、パソコン側の不具合ではないです。

正直、もう別モデルのONUに交換してもらいたいです。 でなければ、NURO光のONUの無線LANを切って別途アクセスポイントを設けた方が手っ取り早い気がします。

お蔵入りしているNECの無線LANルーターをそろそろ引っ張り出した方が良い気がしてきました。

2017.03.07 追記

6日にサポートセンターから改めて連絡有り。

毎回毎回、担当者が変わる為、一から説明するのが面倒臭い。

最終的にlenovo純正の無線設定を行う“Access Connections”が原因ではないかと告げてきた。

J:COMのONU“HG100R-02JG”では正常に繋がっているし、hpのパソコンではOS標準の“ワイヤレスネットワークの管理”で設定しているからソフト系は関係ないはず。

ということで再度検討するとのこと。 また暫しの連絡待ちである。

1時間ほどで折り返し連絡が着た。

先ずはお詫びということでその内容を一通り聞くとサポートセンターから技術センターにきちんと内容が伝わっておらず、誤った回答をしてしまったと謝罪があった。

次に60chと64chでの不具合は気象レーダーの電波と干渉すると自動的にONU側で他のチャンネルに切り変わることを告げられた。

げげっ、J:COMのONU“HG100R-02JG”で60chと64chはきちんと繋がっていたし、近所で60chを使用している家もあるので、まさかDFS (Dynamic Frequency Selection) 機能が働いていたとは全く気付かなかった。

どうやら当地では気象レーダーと干渉している帯域があるようだ。

これは非常にお恥ずかしい話。 サポートセンターの皆様、何度も電話して申し訳ありませんでした。

但し問題はまだ残っており、電波出力が強弱するのは相変わらずで、2.4GHz帯5GHz帯ともに不安定なのは変わらない。 電源プランでワイヤレスネットワークは最大パフォーマンスに設定してあるし、J:COMのONU“HG100R-02JG”へ繋いだ際に不安定になることは一切ない。

ということで、接続チャンネルの問題は解決したが、電波強度が不安定なのは変わらないので、もうNURO光のONU“F660T”の無線LANには見切りをつけて、他のアクセスポイントを利用した方が良さそうである。

以前使用していたNECの“Aterm WR8700N”を非常時の為に残してあるので、取り敢えずそちらを試してみようと思う。

2017.03.12 追記

今回の追記が最終となる予定。

“F660T”の60chと64chの出力ができない問題は解決したが、通信が不安定なのは一向に変わらずある。(何故かJ:COMの“HG100R-02JG”は出力が可能。DFSが装備されていないのか?)

特に2.4GHz帯が酷くタスクバーに常駐するアンテナピクトが定期的に下がったり上がったりを繰り返している。

5GHz帯ではW52とW53でも偶に発生。 もう我慢できずにNECの“WR8700N”を引っ張り出してきて兼用することにした。

“F660T”での通信の場合、W56の帯域では比較的安定傾向にあるので、空いているチャンネルに固定してW56のみでの通信に限定。 当家ではW52,W53のみ対応のPCがある為、そちらは“WR8700N”で補うようにした。

一応、“F660T”の2.4GHz帯は使える状態にしてあるが、もう見切りをつけて繋げることはない。 元々当地では2.4GHz帯での空きチャンネルが殆んど無いし、使用するなら“WR8700N”かJ:COMの“HG100R-02JG”に繋げばよいだけなので。

それと今回のONUの交換で3台目となるのだが、有線でのスルートップの個体差が意外に大きいことに気付いた。

F660T実測スルートップ下り実測スルートップ上り
1台目850Mbps前後~600Mbps台
(混雑時500Mbps台)
800Mbps台
2台目950Mbps前後~800Mbps前後
(混雑時600Mbps台)
950Mbps前後
3台目700Mbps~500Mbps台
(混雑時400Mbps台)
950~700Mbps前後

調子が悪くなる前までの2台目が一番速く、現在使用している3台目が一番遅く最高値で800Mbpsに届くことはなかった。

勿論、ONUを交換しただけであって環境は同じであるし、速度計測に使用しているパソコンも同じである。

さすがに同環境での実測値でこれだけ差があるとなると、個体差としか言えないような気がする。

中華ブランドの製品品位はこれがあるから困ったものである。

2017.03.18 追記

前回の追記が最終の予定であったが、また不具合が出たので新たに追記。

起床時にメールを確認しようとノートパソコンを起ち上げたら、何故かONU“F660T”の5GHz帯に繋がらず2.4GHz帯に接続。 手動で5GHz帯に接続させようとしても一向に繋がらなかった。

因みに接続優先順位は“F660T”の5GHzが最上位なので、OS起動時は“F660T”の5GHz帯に繋がるようになっている。

試しに兼用しているNECの“WR8700N”に5GHz帯で接続させると正常に通信可能。 パソコンがおかしい訳ではなく、どうやら“F660T”の5GHz帯が出力されていない様子。

“WR8700N”経由で“F660T”のウェブ設定画面から再起動を実施。 再起動後は正常に繋がるようになった。

現在使用している3台目の“F660T”が一番最悪。

有線でのネット通信時のスルートップが安定せず通信速度は一番遅いし、無線LANも5GHz帯はW56を使うことでなんとか凌げてはいるが、2.4GHz帯は相変わらず不安定と、もういい加減、嫌になってきた。

再度記述するが、兼用するNECの“WR8700N”では問題はないし、J:COMのONU“HG100R-02JG”でも通信は安定している。

はっきり言って後継の端末“F660A”に交換してもらいたいほどだ。 これで毎月ONUのレンタル料を払っているのだから、段々腹が立ってきた。

2017.03.25 追記

どうも5GHz帯の通信が不安定だと思ったら“F660T”のチャンネルが124chで出力されていた。

ウェブ設定画面で確認すると、表記は前回設定した108chのまま。 何故か出力だけが勝手に124chに変更されていた。

J:COMの“HG100R-02JG”での固定チャンネルは124ch。 同一チャンネルだから干渉して不安定になるのは当然の結果。

しかし、何故にこうも調子が悪いのか不思議でならない。 その原因がわからないのだから、本当に困ったものだ。

調子の悪い部分は他にもあるので、もう少し様子をみてからまたサポートに連絡しようと思う。

2017.04.11 追記

9日日曜日(実際は10日午前12時過ぎ)にまたしても動作不安定に陥った。

ヤフオクにてパソコンパーツを物色中に突如ネットに繋がらなくなり、ページを開くことができなくなった。

最初はまた無線LANの不具合かと疑ったのだが(既に無線LANの電波強度が不安定な症状が現れていた)、ファイルサーバーやNASにはアクセスできていたし、どのカテゴリーもページを開くことができなくなっていたので、Yahooのメンテナンスなのかと思った。

ところが、ヤフオク以外のサイトを開こうとしてもブラウザでエラーを吐き出すのみで一切ネットに繋がらなかった。

これはまた“F660T”の不具合だと思い、試しに兼用しているNECの“WR8700N”経由で適当なサイトを開いたところ、何の問題もなく表示された。

“F660T”の無線LAN経由だとネットに繋がらず“WR8700N”経由では正常。 どうやら“F660T”の内部でまた調子がおかしいようだ。

このまま“WR8700N”経由で“F660T”のウェブ設定画面を開き、再起動を実行。 “F660T”の電波の出力を確認したところで無線LANを“F660T”に接続しなおしてネット通信を行ったところ、正常にサイトを開くことができた。

その後は途切れることなく通信できているので、現在様子見の段階である。

と、ここで“F660T”の無線LAN通信が不安定な時の画像を幾つか貼り付けておく。

先ずはlenovoの“Access Connections”にて5GHz帯の状況。

固定チャンネルはW52の48ch。 当家ではW53の60chと64chで気象レーダーとの干渉を受けて固定できなことを確認済み。
(兼用中の“WR8700N”でも同じ)

但し、J:COMのONU“HG100R-02JG”では何故か60chと64chの固定は可能である。

ファイル 644-2.jpg

ONUが置いてある自室での電波強度なので、正常な状態では99%と高い強度を示している。

ファイル 644-3.jpg

これが不安定な状態になると電波強度は30%~40%ほどまで落ちる。

W53,W53では特に不安定で定期的にこの状態が続く為、比較的安定しているW56のみで使用。 108chに固定している。

また、当家ではW52,W53しか対応していないノートPCもあることから、そちらはNECの“WR8700N”をブリッジモードで兼用させてW52の48chで通信するようにしている。

J:COMのONU“HG100R-02JG”とは極力干渉を避ける為、チャンネル数の多いW56を使用し、“F660T”とはひと間隔空けた124chに固定してある。

因みに“WR8700N”のW52での通信は正常。

次に2.4GHz帯をタスクバー内のアンテナピクトで見てみる。

lenovoの“Access Connections”が悪さをしているとSo-netの方から告げられたこともあったので、Windows標準のアンテナピクトも表示させてキャプチャーした。

ファイル 644-4.jpg

2.4GHz帯の通信は5GHz帯よりも更に不安定になる頻度が高く、絶えずアンテナピクトが上下する。

“Access Connections”のアンテナピクトは2本であるが、キャプチャーした時に偶々2本であっただけで、不安定な時は概ね1本しか表示されない。

ファイル 644-5.jpg

“Access Connections”とWindows標準のアンテナピクトではタイムラグあり、更新頻度は“Access Connections”の方が短く精度も高く感じる。

ファイル 644-6.jpg

数分経つとWindows標準のアンテナピクトも更新される。

アンテナピクトの画像は参考程度に捉えて頂ければと思うが、Windows標準のアンテナピクトを兼用して確認しても状況は同じで、決して“Access Connections”が悪さをしているわけではない。

貼り付けた画像で分かるように、この電波強度の上下が頻繁に現れる。 “F660T”のW56は比較的安定傾向にあるが、不具合が出始めるとW56でも電波強度が上下し始める。

以前にも記載したが、コントロールパネル内にある『電源オプション』にてワイヤレスアダプターの省電力モードは『最大パフォーマンス』に設定してあるし、デバイスマネージャのドライバーの詳細設定では『送信パワー』を『5.最高』に設定し、電波強度は最大で送受信可能にしてある。

それでもこの状況なのだから、やはり“F660T”の不具合しか考えられない気がする。

いい加減、またサポートセンターに連絡しなければ駄目な感じだ。

2017.04.16 追記

2017.03.25追記の現象がまた起こった。

通信が不安定になったので“Wireless Net View”というソフトで当方が設定しているチャンネルと近隣で使われているチャンネルとで干渉していないか確認したところ、“F660T”の108chがまた勝手に124chに変更されて出力され、J:COM“HG100R-02JG”の設定チャンネルである124chと干渉していた。

ウェブ設定画面で設定値を確認すると以前と同じ症状なので、表記は108chのままであった。

“F660T”が調子が悪い時に再起動を何回か行うと、何故か勝手に“HG100R-02JG”と同じチャンネルで出力されてしまう摩訶不思議な現象である。

今回、また同じ症状が現れたことで出力チャンネルを変更して様子を見ることにした。

 F660T 108ch固定 → 112chへ変更固定
 HG100R-02JG 124ch固定 → 128chへ変更固定

因みに両ONUの設定を変更する際は必ずブラウザのキャッシュをクリアさせ、両ウェブ設定に影響が出ないようにしている。

これでまた何かしら不具合が出たら、今度こそサポートセンターへ連絡することを決めた。

2017.06.06 追記

またしても通信が不安定に陥った。

以前の追記からお分かりのようにW52,W53の通信が不安定だったことから、W56に対応していないノートパソコンは“NEC WR8700N”に接続させ、その他はW56(112ch)に固定した“F660T”に接続させていたのだが、また指定した112chから勝手にチャンネルが変更されて出力されていた。

W56の場合は気象レーダーとの干渉がなく、屋外での使用も可能となっているので“DFS (Dynamic Frequency Selection) ”機能は働かないと思うのだが、何故か勝手に切り変わっていた。 勿論、ウェブ設定画面の表示は指定した118chのままである。

他のアクセスポイントと干渉しているのではないかと“Wireless Net View”で確認するもW56で出力させているのは当家のみであった。

再度、検証目的で今度は136chに固定し、現在様子を見ている段階である。

加えてノートパソコン起動後や休止状態から復帰させると、何故か“WR8700N”に繋がってしまうこともあった。(当然ながら優先順位は“F660T”が最上位)

“WR8700N”へ繋がった1回目の時は“Wireless Net View”で確認すると“F660T”から出力はされている様子だったが、何度かパソコン側から接続を試みても“F660T”には全く繋がらなかった。

“WR8700N”経由でウェブ設定画面にアクセスできたので再起動を実施し、電波の出力を確認できたところでパソコン側で接続を切り替えると、何事もなく普通に繋がった。(この間、パソコン側は一度も再起動させていない)

またまた、摩訶不思議な現象の発覚である。

これだけ不安定且つ不具合ありありだと、もう嫌気がさす前に呆れてしまってクレームをするのも面倒になってきた。

諸事情により年明け早々引越しが決まっており、その際にネット環境のお引越しと共にONUも交換となることから、もうこのまま使い続けることにした。 あと半年、この不具合と付き合う覚悟を決めた。

ただ、また何かしらの不具合が出るであろうから、その際は追ってこちらに追記して行く予定でいる。

2017.08.05 追記

久々の追記。 相変わらず不具合が定期的に現れる。

7月に現れた不具合は前回と同じく通信が不安定となった為、出力チャンネルを確認するとまたJ:COMのONUと同じチャンネルで出力されていた。

一度再起動を掛けても変化はなし。 ウェブ設定画面で設定されているチャンネルは当然ながらJ:COMのONUとは違うチャンネルで設定してある。

何故このような現象に陥るのかさっぱり見当が付かない。

“DFS (Dynamic Frequency Selection) ”機能が悪さをしているのか?

だとしたら干渉を避ける為に同じチャンネルに設定されることはないと思う。

今回は再度通信チャンネルを変更し、J:COMのONUも変更してみた。

 F660T 112ch固定 → 136chへ変更固定
 HG100R-02JG 128ch固定 → 100chへ変更固定

大きく間隔を空けて様子見の段階であるが、現状通信チャンネルが被ることは今のところない。

但し、ノートパソコンとの通信が一度途切れたので、再起動だけ行った。

また不具合が発覚するようならば、こちらで報告する予定でいる。

2017.10.09 追記

またもや勝手に出力チャンネルが変更される症状が現れた。

9月にも同じ不具合が出たので、その時に固定チャンネルを下記に変更したのだが、今月に入ってからまたである。

 F660T 136ch固定 → 100chへ変更固定
 HG100R-02JG 100ch固定 → 128chへ変更固定

“HG100R-02JG”は11acでの通信なのだが、F660Tに干渉しないほど周波数を離してもこの様である。

チャンネルが勝手に変更された時、電波出力が不安定になるので、『WirelessNetView』で確かめると出力チャンネルが変わっていることが直ぐに分かる。

近隣でW56帯を使用しているのは当家だけで、偶に一件見られる程度。 そのチャンネルを確認しても当家とは被ってはいないし、電波出力を見ても当家に到達している電波強度は20%前後と殆んど影響のない出力である。

何故にこうも勝手にチャンネルが変更されるのかよく分からない。

もしかして近隣との干渉を避ける為に定期的に無線LANのみをリセットさせ、その時にチャンネルを固定させていてもONU側で自動で接続チャンネルを勝手に決められてしまうのだろうか?

ただ、それにしても“HG100R-02JG”と同じチャンネルになってしまうことや、出力が不安定になってしまうのはやはりおかしいと思う。

兎に角、このONUとは来年早々の引越しまでの付き合いなので、我慢して使用するしかない。

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