Micro USBケーブルを購入しましたんで、漸く使い始めましたよ。
まぁでも、普通のUSB急速充電器なんで、特にどうということはないのですが。
Wintenの商品のパッケージはみなこんな感じですね。
前回の“WT-P56A”もドイツサイトで見たパッケージ版は同じような箱に入れられてましたしね。
蓋を開けると行き成り本体が顔を出します。 特に緩衝材も無くちょっと高級な半透明のビニールに包まれているだけです。
中身をすべて出すとこれだけ。 本体に電源ケーブルと取扱説明書になります。
今回、自宅での使用限定ということで、敢えて電源ケーブルのタイプを選んでいます。
携帯するのでしたらケーブル無しのタイプの方が持ち運ぶ際に嵩張るものが無くて楽でしょうけど、自宅で使用する場合は逆にケーブルを利用して好きなところに設置した方が利便性がよろしいのではないかと。
まぁ、この辺りは使用する場所にもよりますから、ケーブル有り無しは用途で選べば良いと思います。
簡単に仕様がプリントされています。 USBポートすべてを合計すると 8A Max40W になります。
製造はお決まりの中国です。
使用する際はメーカーロゴがプリントされているこちらを上面にして使うことになると思いますが、先程の画像の仕様がプリントされた方を底面として使うと、本体が擦れて傷だらけになってしまいそうです。 ゴム足が欲しいところです。
各USBポートにプリントされているのはアンペア表示ではないので、ちと解り難いです。 一応、底面となる側のプリントに仕様が表記されていますから、そちらで確認するか覚えるしかないですね。
因みに電源ランプはブルーLEDです。 電源系は赤が良いと思うんですけどねぇ。 というか、各ポートに給電中のランプが欲しいです。
説明書を開くと『Winten GmbH』と。 こちらも“WT-P120P”と同じくドイツブランドです。
前回の“WT-P56A”は香港ブランド。 同じモバイルバッテリーでもお国の違いによる質の違いがはっきりと現れましたから、この充電器はドイツブランドなんで安心して使えそうです。
Wintenの記事で毎回述べていますが、小さな事務所ながら日本でも事業展開していますから、“WT-P120P”や“WT-P56A”と同じく説明書の日本語はしっかりしています。
解り難いUSBポートのアンペアは説明書にもきちんと説明書きされていますが、本体のプリントを見た方が解りやすいかな、と当方は思いました。
USBポートに関して急速充電が可能な2.4Aが2箇所用意され、残りの3ポートは通常充電の1A2箇所と1.2A1箇所になりますが、Amazonのレビューでは電流チェッカーで各ポートのアンペア数を測るとすべて1.8Aの出力が出ているとの報告があり、合計で40Wを超えて保護回路が働くまではどのポートも均等に電流が流れるようになっているようです。
ですから、5ポートすべてを使用して保護回路が働いた場合は、本体にプリントしてある内容や説明書に書かれている内容の容量で出力されるのではないかと思われます。
ちょっとややこしいですが、ポートすべてを利用して40Wを超える充電を行う場合は、タブレットや急速充電可能なスマホを2.4A出力のポートへ繋ぎ、通常充電の端末や周辺アクセサリーなどは1Aと1.2Aのポートに繋いで充電すれば良いのではないかと思います。
急速充電可能な端末3台までなら上限の40Wを超えず保護回路は働かないでしょうから、どのポートに繋いでも急速充電が可能かと思われます。(実際にチェッカーで測ったわけではないので、あくまでも憶測の域でありますが…)
さて、ざっと使った第一印象ですが、この充電器は昨今のQUICK CHARGEに対応していない為、対応端末を使用しているユーザーからすれば充電速度はかなり遅く感じると思います。(そもそもQUICK CHARGEが可能な端末を持っているユーザーは、この充電器を購入しないと思いますが)
実際、独自の高速充電機能『ASUS BoostMaster』を積むZenFone2では、通常の急速充電での充電でしたから、満充電まで時間が掛かっていたのは事実です。
但し、他の端末に関しては純正の充電器と比べて大差ないですし、普通の急速充電器ですから一般に売られている他のメーカーのものと性能は変わらないです。
ひとつ思うことは、端末を充電するのって大抵は夜間寝ている時に行うのが一般的ですよね。(勿論、職場や外出先で必要な場合もありますが)
ですから、通常使うなら普通に急速充電ができて、壊れにくい充電器が一番理想なんじゃないかと思います。
加えて、充電しながら端末を使用(バッテリーには良くないですが)できるかということの方が重要な気がします。
粗悪な充電器ですと、複数台同時に充電したり、充電しながら端末を使いだすと出力が弱くて充電しているのにバッテリーの蓄電量が下がってしまうってなものもありますからね。
今回の“WT-AUC05-BK”はスマホ2台にタブレット、Bluetoothのヘッドセットと同時に充電してみましたが、特に充電器が爆熱になるような問題も無く普通に充電可能でしたし、タブレットで録画した番組を視聴しながらでもきちんと充電できていました。
ということで、性能面で特に不満はなし。 メタルボディっぽい質感も高級感があってお気に入り。 あとはどれくらい壊れずに使えるかですね。