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小型モバイルバッテリー購入 その2

2017.01.29 10:07

引き続き“WINTEN WT-P56A”のお話です。 今回は外見と機能面を見て行きます。

先ずは大きさ。

ファイル 637-1.jpg

4.5インチのスマホと比較すると、ちょうどディスプレイの縦の長さよりも若干短い長さになります。

判り難いので単三充電池と比較しますと、
続き
ファイル 637-2.jpg

長さは2本分よりも5mmほど短く、

ファイル 637-3.jpg

幅は単三充電池1本分よりも10mmほど短いです。

厚みも若干厚い程度の細身のタイプで、ちょうど手のひらに乗る大きさ。 女性でも扱いやすいサイズですね。

因みに購入した色はブルー。 カラーバリエーションではブルーと表記されていましたが、実物はライトブルーでした。

他にはシルバー、ゴールド、ビビットピンク、ピンク、グリーンと、今回のブルーを含めて全部で6色が用意されていますが、シルバーとビビットピンク以外はすべてライト系の色になります。

楕円形の筒状の形状が持ちやすく、大きさ、形状、カラーリング、どれを見ても女性層をもターゲットにしているのが窺えます。

勿論、シルバーやブルーを選択すれば、男性が持っていてもシンプルなデザインから違和感はないと思います。

次に機能面。

ファイル 637-4.jpg

片面に操作系が纏まっているのは、他の製品とまったく同じです。

前回購入の“WT-P120P”と違ってUSBケーブルを配して端末を繋ぐと自動で電源が投入されて充電が開始されます。 また、充電中に電源ボタンをマウスのダブルクリックのように2回連続で押すと充電が中断されます。(詳細は後述)

ファイル 637-5.jpg

蓄電量兼残量メーターは“WT-P120P”と同じく4点LED式。 LED1点が蓄電量25%を示すのも同じです。

但し、“WT-P120P”が充電中自動消灯するも、こちらは充電中点灯しっぱなしでした。

どちらが良いかは好みの問題。 当方的には自動消灯して無駄なランプは消えてくれた方が良いです。 充電中であるかないかは、端末を見れば判ることですからね。

ファイル 637-6.jpg

電源ボタンを長押しするとLEDライトが点灯。 もう一度長押しすれば消灯します。

まぁ、有れば便利。 無くても困らないといった機能でしょうか。

利便性は別として端末へ充電中でもLEDライトが使えるのが意外に面白いです。 充電中点灯可能とか、用途はまったく分かりませんが…

さて、この“WT-P56A”は特に突出して特別な機能があるわけでも無く、USB出力は1Aと急速充電にも対応しておらず、只の前世代のモバイルバッテリーになります。

昨今ではもう数百円足せば2A出力のものが買える時代ですから、敢えてこのモデルを選ぶ理由はないように思います。(当方はWintenというメーカーの信頼性から選びましたが)

『値段が安いから』とか『デザインが気に入った』、『巾着袋付きが良い』、『コンパクトで蓄電量が多い』、『この値段でUSBケーブル付き』など、単純な理由ひとつだけで手に入れる商品だと思います。

まぁ、実売価格1,090円(税送料込)で前途に挙げた5点を満たしているモバイルバッテリーはなかなかありませんから、魅力がまったく無いわけではありませんけどね。

最後に電源ボタン2回押しで充電が中断される機能ですが、これは偶々当方が見付けた機能であり、説明書には一切記載されていませんでした。

「端末へ充電中でもLEDライトを点灯させることができる」と記述しましたが、電源ボタン長押しでちゃんとLEDライトだけを切ることができ、端末への充電はそのまま継続されます。

このダブルクリックで中断させる方法ですと、充電に加えてLEDライトも消灯するので、強制的にすべての機能を中断させる保護的な機能ではないかと思われます。

充電中にケーブルを抜いて中断させるよりもモバイルバッテリー側で充電を中断させる方が端末の回路やバッテリーに負荷を掛けないでしょうから、良い機能だと思います。

これで2A出力なら、間違いなく100点満点の商品でしたね。

追記

実は不具合が発覚しまして、現在不良品を返送して代替品の到着待ちです。

5回ほど充放電を繰り返して内部セルを活性化してから蓄電量を算出したところ、大よその蓄電量がメーカー謳い文句の5600mAhの半分にも満たない2600mAhほどと、セルの不良または劣化が進んだ商品でした。

“WT-P56A”をフル充電した後に“ZenFone2”(容量3000mAh)を充電すると90%で充電終了。 J:COMタブレット(容量4200mAh)では70%で終了していました。(どちらもスリープ状態で残5%から充電開始)

この手の商品は謳い文句の9割以上の蓄電量があれば優良。 7~8割で良品。 粗悪品でも6割ほど蓄電できれば許容範囲なのだそうですが、さすがに蓄電量が謳い文句の半分以下というのは我慢ができなかったので、販売店に上記の内容を説明して代替品を送ってもらうことになりました。

5600mAhと謳いながら3000mAhのバッテリーが満充電できないというのは如何なものかと。 使い古した劣化したセルならまだしも新品ですからね。

ということで、代替品が届いて再検証後に、またその内容を追記致します。

因みに“WT-P120P”の方は、“ZenFone2”(容量3000mAh)を3回満充電。 “GM-01A”(容量1800mAh)を1回満充電。 更にBluetoothのヘッドセット1回満充電が可能で、それでもまだ僅かですが蓄電されて残っていました。(多分ヘッドセット1回分は残っていたと記憶しています)

流石パナソニックのセルですね。

2017.01.30 追記

本日無事に代替品が到着。 これより3回ほど充放電を繰り返してセル活性化の後、どの程度の蓄電量があるか端末を充電して試してみたいと思います。

それとこのモバイルバッテリーのレビューサイトが殆んど見付からないのですが、海外サイトでこの手の商品を検証しているサイトを見付けました。

Wintenの他の商品と同じくきちんとした元箱があるので、Amazonで売られているのはやはりバルク品っぽいですね。 だから安価なのではないかと思われます。

因みに付属のポーチですが、Amazonで物色中に偶然見付けました。 専用ポーチではなく汎用のポーチを付属させてるみたいです。 そのお値段は送料込みで320円でした。

縫製は中華製なんでズタズタですが、このしっかりとした生地や厚みはなかなか魅力がありますね。 悪くはないと思います。

2017.01.31 追記

代替品のチェックを行ったので、記事追加しました。 以下のリンクからどうぞ。

 小型モバイルバッテリー購入 その3

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