nuro光のONUの調子が悪く、テクニカルセンターに連絡して交換することとなった。
今年の夏ぐらいからか1ヵ月おきぐらいに無線LANの電波出力が不安定になり、その都度、再起動を掛けて対処していたのだが、どうも不具合はこれだけではない様子。
当方は近隣のWi-Fi状況を確認し、チャンネル設定を『自動』ではなく空いているチャンネルに固定して出力させているのだが、再起動を掛けるとONUの設定画面では指定したチャンネルで固定されていながらも、出力されているのはまったく違うチャンネルで出力されている不具合に気付いた。
簡単にいうと後方のチャンネル、例えば48チャンネルに固定して正常に出力されながらも、再起動すると指定したチャンネルではなく別チャンネルで出力されてしまうのである。
要は勝手に『自動』に戻されてしまい、別の空きチャンネルで出力されてしまうようなのである。
更に、W53の60chと64chに固定すると電波が出力されていないのか、まったくONUと繋がらなくなってしまう不具合も発見した。
出力の不安定に加え、チャンネル固定の不具合と、完全に故障しているとSo-netの方で断定してもらい、新しいONUと交換することになった。
で、こちらが送られてきた新しいONU。
現在リースされているac対応のF660Aへ変更されるのを期待していたのだが、当方にリースされているDraft/nのみ対応の同機種F660Tが送られてきた。(これは少々残念であった)
中身を確認すると付属品が完備され、てっきりリビルト品やリファビッシュ器が送られてくると思いきや、真っ新な新品が送られてきた。
これにはちょっと驚いてしまった。
既にac対応品に変更されている為、修理上がりの個体が送られてくるかと思っていたのだが、どうやらまだ新品の在庫が残っているようである。
このモデルの扱い難さに「ポート解放」の設定方法が非常に解り難いというのがあるのだが、基本的な部分でも扱い難さがある。
それは「設定値をエクスポートできない」ということ。
なんとこの中華端末は、設定値のバックアップができないのである。
バックアップができないので、例えば調子が悪くなって工場出荷時に戻した場合や、今回のように機器交換となった場合、設定を一からやり直す必要があるのである。
これは非常に扱い難い。
当方は無線LANルーターのメーカーやモデルが変更されても自分で組み合せたSSIDやパスワードを使用し、その英数字を頭に叩き込んで覚えているので初期設定までは楽に済ませることができるのだが、さすがにMACアドレスフィルタリングへ登録させる各PCのアドレスまではすべて覚えることはできず、各PCのアドレスを記したテキストを見ながら一つひとつを登録させなければならないので非常に面倒である。
2ちゃんねるなどを読むとnuro光ユーザーが大分前からサポートに要望を出しているようなのだが、一向に改善してくれないご様子。 ファームウェアの書き換えだけで可能なのだから、直ぐにでも改善して頂きたい部分である。
さて、交換後のONUの調子だが、出力チャンネルを固定して再起動を掛けても前回にあった勝手にチャンネルを変更されてしまう不具合は確認されず、きちんと固定したチャンネルで出力されていた。
また、60chや64chに固定した際の接続も確認。 やはりONUの不具合であった。
電波出力が不安定になる不具合は暫く使用してからでないと確認できない為、様子見の段階であるが、チャンネル固定の不具合が出ていないことから問題はないように思う。
前回の個体は使用開始から約2年で不具合発生。 今回の個体はいつまで持つだろうか…
故障端末の集荷日が決まっている為に身体が本調子でないままでの機器交換となったわけだが、無理して交換した甲斐はあったようである。
2017.04.29 追記
その後、新しいONUでも不具合が出始め再度交換致しましたが、更に幾つか不具合が発覚しましたので、改めて以下の記事にその内容を掲載しました。
不具合が発覚した時点で順次更新しております。