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J:COM STB バージョンアップ 良い部分と悪い部分

2016.10.27 23:56

27日に Smart J:COM Box <録画機能付き> WA-8000 のファームウェアが大幅バージョンアップ。 基本的な操作方法は変わりませんが、細部は大きく変わっているようです。

GUI のアイコンが白黒で単調化され、見た目が素っ気なくなりましたねぇ。

加えて録画リストが見難くなって、これは全然ダメ。 作成したフォルダーも録画リストに並んで見分けやすかったのが、デフォルトでフォルダーに関係なく録画した番組が一覧表示され、選択項目でフォルダー単位にしないとフォルダー別に表示されなくなってしまいました。

また、フォルダー別に表示させると今度はフォルダーに入れていない録画番組が一覧に表示されず、フォルダー別けする前の録画番組は一覧表示に戻さなければ表示されずと、使い勝手が後退してしまいました。
続き
次に改善された部分。

先ず大きく変わったのは、今時の録画機に標準で装備されているタイムシフトが備わりました。(単発での録画は可能であったが、繰り返し録画は時間指定のみであった)

これで地上波などで臨時ニュースやスポーツ中継などが延長されて放送時間がズレても、録画予約した番組を追従してきちんと録画できるようになりました。

また、出演者名検索ができるようになって、漸く市販の録画機と同じ機能が備わった感じです。

それから、新しく J:COM オンデマンドに「チャンネル!オンデマンド」というものが設けられ、見逃した番組や過去に放送した番組が観れるようになるそうです。(11月よりサービス開始)

番組表では、ネットからダウンロードして1ヶ月分の番組を確認することが可能でしたが、録画予約は一週間先までしかできなかったのが、今回のバージョンアップで1ヶ月先まで予約2ヵ月分先予約できるようになりました。

当家は J:COM マガジンを申し込んで毎月末に届き、翌月の放送予定番組を確認するようにしています。

この J:COM マガジンで便利なのが、ジャンルごとに放送される番組名があいうえお順で一覧表示されていて、観たかった、または見逃した映画やドラマの放映を簡単に確認できるようになっています。

今までは、J:COM マガジンで確認してメモ帳に書き記してから、放送日が近付いた頃に予約していましたが、11月からは J:COM マガジンを片手に Smart J:COM Box の番組表を表示させて丸々1ヶ月分の録画予約ができるようになったので、非常に便利且つ楽になりました。

次に不具合の部分。

録画中や本体で録画番組を視聴中にタブレットで他の録画番組を観ようとすると、『バッファリング中...』と表示されたまま再生ができなかった不具合が解消されたようです。

この症状が出た場合、以降、何度繰り返しても『バッファリング中』と表示されてタブレットでの再生ができなくなってしまう為、解消させるには本体を一度リセットボタンで再起動させるか、観たい番組を仮フォルダーに移動させるしか方法がありませんでした。

この不具合が解消され、このひと手間を行う必要が無くなって通常使用できるようになりました。

あと幾つか不具合が解消されたようですが、大きな部分ではこの一点ですね。

当方的にタブレットでの再生の不具合が解消されたのと、繰り返し録画予約でタイムシフトができるようになったこと。 それと1ヵ月分の予約2ヵ月分先予約が可能となったのが一番大きいです。

特にタブレットでの録画再生問題にはイライラさせられていましたから、解消されてスッキリしました。

それと、本日のファームウェアアップデートを早々に気付いてよかったです。 GUIが変わっていたんで、慌てて調べてその内容を確認して大正解でした。

録画方法も若干変更されていて、今までの録画予約の設定を見直す必要がありましたんでね。 なんとか本日の録画に間に合って安心しました。

因みに今回のバージョンアップ対象機種は、

・ HUMAX製

  • WA-7000 / 7000RN / WA-7500 (Ver.4.00)
  • WA-7000 / 7000RN (Ver.4.03) *仙台エリア
  • WA-7600 (Ver.2.00)
  • WA-8000 / WA-8500 (Ver.4.00)
  • WA-8600 (Ver.2.00)

・ Pioneer製

  • BD-V302J (Ver.3.55)
  • BD-V7002RJ (Ver.1.59)

だそうです。(J:COMサイトから抜粋)

『4K Smart J:COM Box <録画機能付き> UHD-2500』の変更はないみたいですね。

2016.12.27 追記

この記事へのアクセスが予想外に多いので、バージョンアップから2ヵ月使用して新たに気付いた点を記します。

先ず最初に、1ヵ月先2ヵ月分先予約は地上波とBSではできずCSのみとなります。 説明不足で申し訳ありませんでした。

その1ヵ月先予約2ヵ月分先予約ですが、本体のファームウェアの大幅バージョンアップにもかかわらず、タブレットのアプリ『Smart J:COM Box』はバージョンアップされずにそのままなので、まったく連携されていません。 これは他の機能でも同じで、J:COM側で早々に対応して頂く必要があります。

アプリに関しては録画再生アプリの『DiXiM Android for LG』も同じで、『Smart J:COM Box』本体の録画リストにアクセスできなくなる不具合があります。

『Smart J:COM Box』アプリで録画番組を削除しても、それが『DiXiM Android for LG』には反映されず、削除した番組が表示されて残っています。 こうなるとどうしようもなくなり保存してある録画番組すら再生できなくなるので、一旦『Smart J:COM Box』本体をリセットしてから『DiXiM Android for LG』でアクセスする必要があります。 リセット後、再アクセスすれば正常に録画番組が一覧表示されて再生も可能になります。

現状、『Smart J:COM Box』アプリはごみアプリで、通常使用すらマトモにできない状態です。

当方的に一番最悪なのは、繰り返し録画をしていたドラマなどが最終話を迎えて録画終了すると、録画予約リストからその録画予約が自動で消去されるのですが、その繰り返し録画自体の内容はメモリー内に残っている為、終了したあとも同じ時間帯の番組(違う番組)を毎週録画し続けてしまう不具合があります。(ステルス録画と命名)

一旦この状態に陥りますと、その録画予約が自動消去されて録画予約リストに表示されていない為に消去できず、永遠にその時間帯の番組を毎週録画することとなります。

この回避策は最終話を迎える前にその番組の繰り返し録画をリストから消去し、改めて最終話のみを単独で録画予約すればステルス録画はされなくなります。 要はメモリー内から繰り返し録画の情報を消せばよいということです。

現在、このステルス録画の不具合に陥った場合の解消策を模索中。 同じ時間帯の繰り返し録画を設定してから手動で削除をし、今週そのステルス録画がされるかされないかの動作確認待ちであります。

また、他の不具合や解消法などが確認でき次第、随時追記する予定でいます。

2017.01.08 追記

上記のステルス録画の件での解決策がわかりました。

予約リスト内にある『すべて』或いは『曜日別』にある録画予約から削除する方法では、繰り返し録画の内容は消去されないようです。

必要なくなった繰り返し録画を消去するには、

  • リモコンのホームボタン押す
  • GUIが表示されたら『録画リスト』に移動
  • 『予約リスト』を選択してリモコンの[決定]ボタンを押す
  • 左ペインにある『繰り返し条件』を選択してリモコンの[決定]ボタンを押す
  • 『繰り返し条件』の予約リストが一覧表示されたら消したい条件を選択
  • リモコンの[サブメニュー]を押して実行する項目から削除を選択
  • リモコンの[決定]ボタンを押して削除を実行する

以上で繰り返し録画の設定が消去されます。

ステルス録画とか適当に命名していましたが、別項目で条件予約が残されていたとは当方の見落としでした。

ただ、いちいち別項目から予約条件を消さなくてはならないとか、パナソニックのレコーダーのGUIに慣れてしまっていると物凄く不便に感じました。

誰が作成したかは知りませんが、このGUIは非常に使い勝手が悪いです。

2017.01.29 追記

『Smart J:COM Box』アプリが漸くバージョンアップされた。(現時点でのバージョンは4.0)

Google Playのレビューに書き込まれている不具合は当方では起きておらず、今のところは正常に動作している。

STBへログインできなかったり、強制終了させられたり、レビューに書き込まれた不具合が発生しているのであるならば、先ずはSTBのリセットやタブレットの再起動などを試すこと。 問題のあるアプリの場合、再インストールやアップデートでOSを再起動させるのは常識。 AndroidもWindowsと同じく更新した時は必ず再起動させるべきである。

Androidで強制終了させられる大概の原因は、メモリー不足によるものが殆んど。 J:COMタブレットはメモリーが1GBしか搭載されていないにもかかわらずごみアプリが多く、メモリーの喰い過ぎで動作がただでさえ遅いのに、『Smart J:COM Box』アプリ自体が動作が重くこれまたメモリー喰いなので、余計にタブレットのレスポンスを悪くしてしまっている。

使用しない余計なアプリは、先ずは無効にするか削除できるならば削除。 あとはタスクキラーなどのアプリでバックグラウンドで動いている普段必要のないアプリを終了させたり、メモリークリーナーなどで兎に角軽量化を図ることが大事である。

次にバージョンアップされた『Smart J:COM Box』アプリの使用感。

GUIがまったく別物に刷新されたが、STBのGUIとかけ離れたデザイン、操作方法にして何をしたいのかさっぱり分からない。 前バージョンはSTBと同じGUIで操作に戸惑うことなく扱えたのに、これでは逆効果。 当方の環境下では今のところ安定はしているが、確実に使い難くなった。

『Smart J:COM Box』アプリ起動時に、求めてもいない『おすすめ番組』が強制的に表示され、その情報を読み込みに行くものだから余計に起動が遅くなり、只でさえレスポンスの悪いアプリが更に自ら墓穴を掘ってしまっている。

また、アプリを終了させるにもメニュー画面にアプリを終了させる項目が無く、タブレットの戻るボタンを連打して終了させなければならないのは面倒臭いのひとこと。 慣れの問題なのでGUIが刷新されたことは気にせずとも、兎に角基本的な部分が操作し辛い。

自社で開発しているのか?将又ソフトメーカーに依頼しているのか?は分からないが、この状態でGOサインを出す上層部にも問題があるのではないかと思う。

先程も述べたように、現状動作に問題は出ていないが、当方なりに気付いた点が出てきたら、また追記する予定でいる。

2017.02.13 追記

バージョンアップ後の『Smart J:COM Box』アプリの使用感。 大幅に変更されたGUIであるが、これは慣れの問題であるので今回は省くことにする。

ただ一点挙げるとすると、やはり本体のGUIとかけ離れたデザインと操作性はナンセンス。 只々使い難いの一言である。

次にバージョンアップ後の不具合を二点記述。

アップデート時の不具合は当方では発覚していないが、『DiXiM Android for LG』との連携の悪さは相変わらずであった。

『Smart J:COM Box』アプリで録画番組を削除後に、『DiXiM Android for LG』にて他の録画番組を観ようとすると録画リストが更新されず、削除した番組がリスト内に残ってしまっている。

この状態に陥ると端末を再起動しようが『DiXiM Android for LG』のキャッシュを削除しようが何をしてもリストは更新されず、再生を試みてもお決まりの『バッファリング中…』と表示されたまま再生が開始されない。

この状況を回避するには、本体のリセットしかない。

もう一点は、『Smart J:COM Box』アプリで録画再生先をテレビに設定して録画番組をテレビで視聴を開始。

次にタブレットで他の番組を観ようと再生先をタブレットに戻し、『DiXiM Android for LG』で他の録画番組を再生しようとすると、またお決まりの『バッファリング中…』と表示さたまま再生できない状態に陥る。 当然ながら『Smart J:COM Box』アプリでも同じ状況。

これ、母親に頼まれて録画した番組を再生する時に自室からタブレットで操作して再生させて観せているのだが、この操作をすると高い確率でタブレットでの再生が不可能となる。

この状況でも同じく本体を一度リセットしなければタブレットでの再生はできないままなので、リセットするには母親が観終わるまで待つしかない。

結局のところ、『本体のGUI』、『Smart J:COM Box』アプリ、『DiXiM Android for LG』と、この三者の動作や連携などを開発者側はきちんと動作確認できていないのが現状なのだろうと思う。

リリース当時、タブレットとの連携はコンセプトして素晴らしいものであると感じていたが、リリース後のサポートがグダグダではどうしようもない。

兎に角、技術スタッフを増やすなり何なりと対策を講じて、早急に対応する必要があると思う。

2017.04.03 追記

3月上旬にSTBのソフトウェアがVer.4.18にアップされると、STBへメールが届いておりました。

WA-8000のバージョンアップの内容は以下。

 http://cs.myjcom.jp/knowledgeDetail?an=000015723

他のSTBを支給されている方は、以下のサイトからご利用されているSTBを選んで[ソフトウェアの改善履歴]ボタンをクリックし、履歴ページを開いて内容を確認して下さい。

 http://cs.myjcom.jp/tvStb

サイト内の表記はVer.4.09ですが、バージョンアップされると4.18になります。(サイトの左ペイン上部に提供開始日時とバージョン番号を確認できます)

自動でのバージョンアップは3/22よりエリアごとに順次バージョンアップされているようですが、当方は実際に不具合を確認していたので、提供開始から直ぐにダウンロードさせてアップさせました。

当方が確認できていた不具合は、タブレットから2か月先予約で録画予約を行うと反映(記憶)されていない予約があり、AXNで放送された“永久保存版 パーソン・オブ・インタレスト 一挙放送”の一部が録画されていないことがありました。

今回のバージョンアップの中でこの件は記載されておらず、『LAN録画で時間指定の繰り返し録画』(この問題も実際に確認済み)のみの修正となっている為、現在上記の予約録画がきちんとできるか確認中であります。

この『LAN録画で時間指定の繰り返し録画』も4月2日より放映開始された“TIMELESS”を1ヵ月前から繰り返し録画で予約をしてあり、来週きちんと録画されるか動作確認待ちであります。

しかし、このSTBがリリースされてから2年以上ですか? 兎に角、不具合の多いモデルですね。 J:COMはケーブルテレビ最大手で新しい試みを採り入れてリリースするのは歓迎致しますが、未完成のままリリースするのは止めてもらいたいです。

見きり発進しすぎもいいところ。 もう少し煮詰めてから提供してもらいたいものです。

2017.04.28 追記

不具合ではないのだが、新たに問題が発覚。

タブレットから繰り返し録画を設定する際に『放送時間に合わせて自動録画』を選ぶと繰り返し録画が解除されることに気付いた。

仕方なく『曜日・時間指定による繰り返し』を選択し、あとからSTBにて修正を行おうとすると何故か繰り返し録画の設定で『放送時間に合わせて自動録画』の項目がフリップダウンメニュー欄に現れず変更できない問題を見付けた。

よって修正する場合は、タブレットから繰り返し録画を設定した番組をSTB側で一度削除してから、改めてSTB側で繰り返し録画を設定する必要がある。 繰り返し録画のこの問題を回避するには、最初からSTB側で設定するしかない。

バージョンアップの度に不具合が修正されると新たに問題が発覚してと、もうグダグダ状態である。

これは本格的に対応する人員を増やすなり、もっと高度な技術スタッフを集めるなどをして徹底的に検証しなければどうにもならないように思う。

しかし、何時になったら正常に使えるようになるのやら…

2017.08.05 追記

7月12日に最新版がリリースされバージョンアップが開始された。 今回のバージョンはVer.4.27である。

当方がこちらで指摘した不具合に関しては実のところまだ未確認なのだが、バージョンアップ後から致命的な不具合が勃発している。

不具合が出ないようバージョンアップ後にリセットを掛けてリフレッシュさせてあったのだが、幾つかの繰り返し録画のうちのひとつが何故かタイトルが『メンテナンスの為、放送休止…』と表示されて僅か6分ほどで録画が終了していた。

その録画番組を再生して確認すると、きちんと番組が放送されて放送休止状態ではなかった。

録画していた番組は気に入ったドラマで保存目的で録画していただけに、今回の摩訶不思議な録画失敗劇には正直ブチ切れそうになった。

次にバージョンアップ後、暫くしてフリーズを起こし、リモコンがまったく反応しなくなってリセットを行った。 しかもまた昨日4日にもフリーズを起こし、再度リセットを行っている。 バージョンアップ後、1ヵ月も経たない内に2回もである。

前回のバージョンアップから今回は根本的な部分で不具合が勃発。 これならまだ前回のバージョンの方が安定していた。 改悪もいいところである。

もうここまで不具合が長きに続き、ハードウェア、ソフトウェア共に完全に粗悪な内容なのだから、さっさと新しいSTBをリリースして交換した方が会社のイメージにもよいと思う。

このままちょこちょこと修正して8K対応STBに移行させる気でいるのだろうが、そんなものに興味のないユーザーも居るのだから、現存のものをきちんとサポートして修正してもらいたいものだ。

兎に角、こちらは毎月安くもないSTBの使用料を払っているのだから、まともな商品を提供して頂きたい。

2017.10.04 追記

9月も恒例のフリーズ発生。 加えて動作不具合もあって2回リセットを行いました。

録画の失敗は今のところありませんが、フリーズ問題は以前のバージョンよりも酷いですね。

もう言葉が出ないです。

2018.07.15 追記

2018年1月の引越しを機に“WA-8000”から“WA-8600”へ変更となった為、こちらのレポートは終了させて頂きます。

“WA-8600”については以下の記事より随時気付いたことを追記する予定でいます。

 Smart J:COM Box <録画機能付き> WA-8600

“WA-8000”と“WA-8600”の違いは処理能力が若干上がった程度で、GUI(ソフトウェア関連)などはほぼ同じようなので“WA-8000”ユーザーの方でも参考になる部分があるかと思います。

大それた記事ではありませんが、一読頂ければ幸いです。

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