以前、ブラウン管テレビが壊れて買い替える時に「液晶テレビは嫌だ」と母親に却下されて当家では未だブラウン管を使用してますが、当然ながら現在主流の HDMI なんてものは装備されておらずD端子がメインなわけで、しかも当時ブラウン管として最終最上位機であった SONY KD-32HR500 を手に入れるも、そのD端子が1系統しか装備されていませんでした。
「えぇぇ」ってな感じでしょ。
勿論、背面にはコンポーネント端子が別途用意されて色差入力は2系統の装備になりますが、ポータブル機やちょっとした外部機器を繋げる為にフロントにもD端子があるのが普通ってもんじゃないですか。 だって当時の最高級機なんですから。
KD-32HR500 の前に使用していた SHARP のテレビはブラウン管こそ SONY に劣ってはいたものの、やはり当時の最上位機でしたから入力端子類は非常に豊富で、背面にコンポーネント端子とD端子が用意され、前面にもD端子ひとつと合計3系統が装備されていました。
ってか、最上位機ならこれが普通ですよね。
ゲーム用の AV(RGB) 端子とか最上位機に必要でないものを装備するよりも、基本的な装備を高めろよってな感じです。
変なところで要らない装備を載せたり省くから、昔から SONY とか Panasonic とか当方は好きになれないんですよね。
業務用では両社ともに優れているものが多いのに、民生用となるとグダグダな部分が見え隠れするから嫌いです。
まぁ、長々と前置きはこの辺にしといて本題になりますが、今回 SB-RX300D を購入した切っ掛けは、集めた動画ファイルをテレビでも観れるようにとパソコンの HDMI 端子から色差変換器を経由させて KD-32HR500 に繋げたかったからです。
簡単に言ってしまえば J:COM のデジタルチューナーと同じく J:COM の HDD レコーダーを繋げて既に色差入力が塞がってしまっている為、セレクターを設置して接続機器を増やそうという考えであります。
まだ HDMI - 色差変換器を購入していないので設置日は未定ですが、その変換器がどんなものか試してみたいので、近々購入してみようと考えております。
それとこのセレクター、Amazon のレビューを読む限りソニータイマーが酷かった時代の製品らしく、悉くみな故障しているみたいですね。 タイマー発動まで短くて2~3年、長くても5年程で壊れるようです。
これ、延命対策としてスイッチ付きのタップを使って、使用しない時は完全に通電しない方が良いかも知れませんね。 ただ、スイッチを入れて電流が流れた瞬間に過電流で壊れるってのもあるんで難しいところです。
今回当方が購入した個体は、2年ほど使用してから3年間仕舞い込んで使用していなかったとのこと。 一応正常に動作しましたんで安心はしましたが、何時タイマーが発動するかビクビクしながら使わなきゃならなくなりそうです。
まぁ、壊れたらまた手に入れるしかないですけどね。
因みに外観は前面パネルに少々目立つ傷がありましたが、概ね状態は良好。 リモコンや専用ラベルなど付属品類はすべて未使用で新品状態でした。