ノートパソコンのチップセットや GPU などに使われている熱伝導シートは、ヒートシンクを外してクリーニングを行った際に、誤って引き千切ってしまったり汚れてしまったりして取り除いてしまうことがあるのですが、そうなった場合にコアとヒートシンクの間に隙間ができてしまうことがあります。
そうした場合、熱伝導シートを無理矢理もとに戻したりしたりしていましたが、さすがに再利用できない場合はジャンク機から剥がして流用していたりしていました。
インテル機の場合はこれでも特に爆熱にならず普通に使えたりしますが、AMD 機では爆熱によるチップセットの半田ボールの剥がれを起こして起動不能に陥る可能性が高いので、熱伝導シートから銅板のヒートプレートに交換して対処できるようにと手に入れてみました。
先月、Amazon で買い物をした時に序でに頼もうと色々と物色してみたのですが、適当な大きさの銅板でも 10cm x 30cm とか意外に大きく、値段も送料を入れると結構お高い。 それにこれほどの大きさですと、余った銅板の使い道は殆んど無く腐食させてしまうのがオチなんで、今回はお試しということで適当な大きさにカットされたものを購入しました。
で、これが Amazon で販売されながらも海外の業者の代理販売であった為、発送元はなんと上海から。 加えて国際普通郵便で送られてきましたんで、先月の19日に発送して昨日1日に漸く到着致しました。
こちらが届いた郵便物。 航空便で送られてきましたが、空輸でもトータル12日も掛かるんですね。
で、伝票を読むと上海から発送となっていながらも北京から送られてきていました。 追跡サービスでも上海から発送となってたんですけどねぇ。 どうなってんだか。
まぁ、支那から送られてきて無事に到着したんで、それだけでも奇跡のような気がします。 だって普通郵便ですからね。
開封して中身はこれだけ。 「おい! 発注伝票とか何もないんかい!?」
しかもこの型抜き精度の悪さにビックリ! 角が歪んでますよ。 流石支那クオリティってか。
多分、ハンマーと金型を手に持って手作業で銅板を打ち抜いてるんでしょうね。 ご苦労様です。
使う時は何かで叩いて修正してからじゃないと駄目だな、こりゃ。
さて、このヒートプレートの大きさと厚みは 15mm x 15mm x 0.5mm。 ちょうど GPU のコアに乗る大きさになるかと思います。
このプレートのお値段は5枚で送料込み293円だったかな?
商品到着まで時間は掛かりますが、有れば何かと利用できますんで、Amazon でお買い物の際は抱き合わせで手に入れといてよいと思います。
で、これ、一応必要だったんで購入。 使う時にまた記事にしたいと思います。