FinePix S200EXR と S9000 海外モデルを購入したことで収納場所が無くなってしまったので、久々にカメラバッグを購入してみました。
いつも大体1,000円ぐらいで手に入れていたのですが、今回は少々お高い2,100円での落札です。(本来、2,100円ならお安いですが)
蓋に収納部があるモデルは現在希少ですからね。 状態の良いものを手に入れるのに苦労します。
今回は“ king”のカメラバッグでジュラルミンタイプではなく合皮が貼られたタイプになります。
少々当て傷が散見されますが状態は悪くないです。
ブロンズメッキの腐食もなく良い状態ですね。
この手のカメラバッグはどこぞのOEM商品となりますが、この“king”のバッグは安価な部類だったようで、留め金がすべてリベットではなくビスタイプになっていました。 これ、鍵を掛けてもドライバー一本でビスを緩めてしまえば簡単に開けられてしまうので、屋外での使用には適さないです。
実際、前オーナー様は屋外での使用はしていなかったようで、ゴム足を見てみると傷が殆んどなく綺麗な状態でした。 ゴムの劣化もなく、ひび割れを起こしていないのも良いですね。
プラ足ではなくゴム足というのはちょっと驚き。 ビス留めタイプの安価モデルなのに足はゴム。 このギャップに笑わされました。
次に中身。 鍵は付属していませんでしたが、仕切り板はすべて揃っていました。 中古商品ですとこの仕切り板が無いものが多く、きちんと揃っているのはありがたいです。
オークションの画像ですとなかなか内部の状態を知るのが難しいのですが、商品が届いて中身を見た時にあまりにも綺麗だったので驚いてしまいました。
クッション材に傷や汚れ剥がれもなく、これはかなり状態が良いです。
この手のカメラバッグで一番劣化の激しい背蓋を留める合皮部分。 この合皮が劣化してボロボロに剥がれてしまっているものが多い中、画像の通りで新品と言えそうなほど綺麗です。
というか、この画像だけを見たら新品と勘違いするでしょうね。
その背蓋収納部の中身もこの通り綺麗な状態。 このような状態なら外観の多少の傷なんてまったく気になりませんね。
さて、今回のケースはハードケースの中でも小型で奥行きの短い細身のタイプ。 S9000 海外モデルと S9100 を一緒に収められるようにと考えて購入しましたから敢えて細身のタイプを選んでいます。
最近は持ち運びにはナイロンバッグが主流ですし、保管には防湿庫を使うユーザーが増えていますからハードケースを好んで購入するユーザーは少なく、殆んど需要がないようで本当に驚くような安価な値段で手にすることができます。
当方が一眼レフを手にした中学生時代は高嶺の代物でなかなか手に入れられず、お年玉を貯めて合皮のハードケースを買うのがやっとでしたし、憧れのジュラルミンケースを買ったのは高校生になってからと記憶しています。(それでもお年玉やお小遣いを貯めてですが)
ジュラルミンケースは機材を詰め込むと重くかさばりますから持ち運びには現代的ではないのでしょうが、その反面、当方のように背が小さいと人ごみの中でカメラバッグに乗っかって台にして使うことが可能ですから意外に便利だったりもします。
それにナイロンバッグと違ってぶつけても機材を痛めることがありませんし、多少ハードに使用してもびくともしませんから安心感もあります。
まぁ、ここ十数年は子供にぶつけて怪我をさせてしまう可能性があるので、持ち運びはナイロンバッグが主流になってしまっていますけどね。
それでも保管にジュラルミンケースを求めてしまうのは、やはり写真を始めた頃の憧れから思い入れがあって、ケースに対する拘りがあるからかも知れません。 実際、当方は保管用に使うケースはジュラルミンケースばかりですしね。
おっと、今回は合皮貼りのハードケースでした。 (^^ゞ
えんひろ 2016.02.05(金) 13:54 修正
ウーン、「高嶺の花で憧れ」わかりますよ〜〜d(^_^o)