もう最近はなかなかxDピクチャーカードケースが手に入れられなくなってきましたので、手に入れられる時に手に入れておこうとオークションなどで見付けたらできる限り入手するようにしています。
今回、久々にELECOMのSHELSPIAⅡが出品されたので、迷わず入札して落札致しました。
xDピクチャーカード6枚収納の総アルミで作られたケースになります。どのメーカーにもよくあるタイプですね。
以前に購入した両開き(画像右)は片側にPCカードアダプターが収納できるタイプとなりますが、今回のメディアカードのみの収納となる片開きの方は、薄く軽量に作られており、同シリーズながらまったくデザインが異なったものとなっています。
上が今回のSHELSPIAⅡで下は以前購入したサンワサプライのGLOSSAシリーズのものです。デザインは各々の好みでしょうが、使用感はGLOSSAの方が扱い易いです。
SHELSPIAは蓋の留め部が結構きつめに嵌っており、多少力を入れないと開閉できないので、気を遣わないと開けた途端にメディアをぶちまけてしまう可能性が大です。しかもアルミボディが薄く柔らかい為に開閉を繰り返していると仕舞いには歪んでしまいそうです。
GLOSSAの方もアルミ素材は薄い方なのですが、留め具の掛かりが浅く軽く引っ掛けてある感じなので、SHELSPIAほど気を遣う必要はないです。
まぁ、どちらのケースも非常に薄いですから、開閉自体はし難いんですけどね。
SHELSPIAのメディア収納部はラバー素材でできていました。
落下させた時の耐ショック性は良さそうですが、メディアを固定させるように突起が設けてあってもこれが殆んど役に立たず、メディアがきちんと固定されない為、これも開閉時にメディアをぶちまけてしまう要因になってしまっています。
名前こそ同じですが、両開きのタイプと比べると下位クラスの別物のケースに思えてしまいます。
因みにメディア収納の向きが逆という指摘は無しということで。正位置で収納するとケースから取り出す時に接点に指が触れて腐食や最悪は静電気でぶっ飛んでしまう可能性があるので敢えて向きを逆にして収納してます。
このケースの良いところを挙げるとしたら収納部のラバー自体がひとつのケースとなっているのと、アルミの蓋がきちんと閉まるので、埃の混入は皆無に近いと思います。また、誤って水が掛かったとしても浸透をある程度防げることができそうです。
こちらはGLOSSAの方です。GLOSSAの収納部は塩ビを型抜き加工したものでメディアがきっちりと嵌るように作られている為、開閉時にぶちまけることは殆んど無いです。
但し、ケース自体は折り曲げ加工で箱型に作られているタイプなので、四隅に隙間ができており、外出先での使用では埃の混入は避けられないと思います。特にポケットに入れた時なんかは注意が必要です。
さて今回、ELECOMとサンワサプライとで簡単に見比べてみましたが、両者一長一短でどちらが良いとは述べ難いです。
この理由は、当方はどちらも自宅保管用に購入した為に使用頻度が少なく、埃の混入とかメディアをぶちまけたりとかあまり考えなくてもよいからです。
それに外出先で使用するならば敢えて今回の薄型のアルミケースなどを使用せずに密閉度が高く耐ショック性の高いケースを選ぶでしょうから、どちらがどうとか比べる必要もなかったような気がします。
ただ言えるのは、メディア収納だけのSHELSPIAはPCカードアダプターを入れられる両開きのものよりも作りがまったく別物で、別商品と考えた方がよいです。
まぁ、消えてなくなったメディアのケースの話を論評するまでのことではないのですが、メーカー違いの同タイプのものがありましたんで、一応比べてみました。