お茶の間パソコンにdv6500がありながらも触手が伸びてつい手を出してしまいました。仕様は殆んど変わらないんですけどもね。
現在手元にあるdv6500を購入前に、実は白ボディのsekkeiがオークションで出品されていて競い負けしてしまって手に入れられなかったことがあり、その直後にリサイクルショップから安価に通常モデルのshizukuが出品されたことからそちらを購入した経緯がありました。
久々にその白ボディのsekkeiが出品され、尚且つ今回のモデルは所有するdv6500の後継機dv6700でありました。
ここでPavilionシリーズのファンならばお気付きかと思いますが、実はsekkeiはdv6500の店頭販売カラーであり、dv6700では廃止となって発売されていないカラーリングになります。(後継のdv6800で復活しました)
画像にある『Special Edition』の文字から今回のdv6700は特別仕様であり、日本では発売されていないカラーリングから察しが付く通り、このdv6700は海外で発売されたモデルになります。
以前にもこちらでお話ししましたが、限定とか特別仕様とかそのようなメーカーの販売戦略には全く興味の無い人間が、何故か海外モデルと聞くと反応してしまう当方。しかも最初に欲しかった白ボディとなれば手に入れないわけには行かず、競いに競って手に入れてしまいました。
そのdv6700海外モデルの外観をお披露目。
ベースモデルであるsizukuもパームレストはシルバー色ですが、キーボードはプラスティック素地の無塗装の黒。sekkeiはシルバーに塗装が施されて高級感が増しています。シルバー一色にデザインが纏められていてカッコイイです。
キーボードはもちろん英語キーボード。最下段のキートップが広いのはやっぱ打鍵しやすいです。
商品が届いてからP/Nナンバーを基にこのdv6700の詳細を調べましたが、詳しいことは全く分からずでした。
因みにそのP/Nナンバーは『KG546PA#AB5』でservice tagは『dv6711TX』となっておりました。
当方なりに調べた結果は、CPUやHDDなどは通常モデルのBTOで選べる装備と同じで、CPUは下位モデルにあたるCore2 Duo T7500 2.2GHzを装備し、HDDは250GBが載せられていたようです。
特別仕様に相当する装備はsekkeiの白ボディに光学ドライブはHD/DVD+SuperMultiドライブ、メモリー3GBが標準装備だったようです。
よって当方のdv6700にもHD/DVDドライブが搭載されていました。(HD/DVDのソフトを1枚も持っていないのが悲しい)
ちょっと嬉しい誤算がExpress Cardスロットにリモコンが収納されていました。まぁ、使うことは殆んど無いでしょうが無いよりは有った方が嬉しいので。
残念なのは搭載されていたHDD。標準装備であった250GBが80GBに交換されていました。
当方的には十分な容量なのですが、Lenovoの純正品が載せられており、そのHDDがSATA300仕様ながらもSATA150縛りにファームが書き換えられているものでSATA150で動いておりました。
当方のThinkPad X200sもSATA300対応でありながらSATA300をSATA150縛りにしたHDDが載っていましたが、このSATA150縛りって何なんでしょうね? Lenovoのその意図が当方にはまったく分かりません。
ミニテーブルに鎮座させているメディア編集用のhp 8510wなんかはBIOSでSATA150縛りにしてありますから、このあたりの世代のこの『縛り』って何の意味があったのか不思議でなりません。
まぁ、愚痴はこの辺にしておいて、先ずは動作確認とBIOSアップデートの為にVistaをインストール(BIOSはVista上でのアップデーターしか無い為)。BIOSのアップデートを無事に終え、各ドライバーを充てて正常に動作することが確認できました。
このdv6700はサードベンダーのグラフィックチップが搭載されており、このチップの不良がもとで起動不良の個体が多い中、メモテスで負荷を掛けても電源断に陥らず正常に動作できたのにはホッとしました。
SATA300仕様のHDDへの換装やWindows7の導入時のドライバー関係の検証。また他の雑記帳のネタなどが溜まっており(X200sの記事もまだですし)、当分はこのdv6700を弄ることができず記事にすることはできませんが、ひと段落したところでゆっくりとアップしたいと思います。
そうそう、無線LANの品番からhpが公開しているメンテナンスガイドを見るとリリースされた地域を知ることができますが、品番の末尾が002でしたので、どうやらこのdv6700はEUモデル(一部の東南アジア地域も含む)のようです。