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グリップストロボ PE-300SGW 購入

2014.03.03 06:25

久々にストロボねたです。 (^^ゞ

 品物 ナショナル オート ストロボ PE-300SGW

ファイル 38-1.jpg
FinePix A900 2号機にて撮影

詳細…

ネットで調べても詳しいことは記されてません。

分かるのは… ガイドナンバー30ぐらいかな
続き
因みに『ストロボ』とはナショナルの登録商標であってカメラの発光機材の事を本来はフラッシュと呼びます。
ですから、「ストロボを焚け!」と言うのは間違いであって「フラッシュを焚け!」というのが正解です。

実のところ、フラッシュというよりもストロボという響きの方が好きでして、当方も間違った使い方をしておりますが、現状固有名詞化してストロボでも通じますから問題は無いと思います。

さて、今更何故にグリップストロボかと申しますと、FinePix S9100用に大型のストロボが欲しかったというだけのことです。

一応、グリップタイプではSUNPAK G4500DXと銀塩用に大型のストロボを所有しておりますが、これですとS9100にはデカ過ぎますし、本格的なものですから大事過ぎて普段使いには駄目です。

クリップオンタイプではSUNPAK auto30SRもありますが、これもS9100には大き過ぎ。
本来クリップオンタイプでここまで大きいストロボは当方あまり好みではありません。

ならば小型で発光量の多いグリップタイプがベストだろうと思い、今回の購入に至りました。

今回の購入で候補に挙がったのがこのPE-300SGWとSUNPAKの3075Gです。
どちらも小型グリップタイプで実寸法は殆んど同じ、ガイドナンバーもGN30と同じとなります。

PE-300SGWを選んだ最大の決め手は、実は以前にこのストロボを所有して使用していたからです。

高校生時代にやはり似たような理由で選んだ記憶がありますが、サブ発光部が内蔵されてあってバウンス撮影をした際でも正面からの弱い光が上部からの光の影を打ち消してくれる仕様というのも気に入って手に入れた覚えがあります。

実際使用していてこの恩恵はありましたし、それになにせ当時のキヤノンの調光精度がグダグダで決して褒められたものではなく、純正品なんて買うことなんて
なかった時代でもありました。

当時純正品を買うなんてことはTTLを採用し始めたオリンパスかペンタックスぐらいしか選択肢がなかった記憶があります。
キヤノンは電子化が進む中、フラッシュに関しては一歩や二歩どころか何歩も出遅れてましたからね。

それに小型のグリップストロボとなるとこの2択しか無かったとも記憶しております。

では、そのNational PE-300SGWを見てみます。

1枚目の画像通り、元箱付きの完品商品です。
このストロボが欲しくて長らくオークションをウォッチしておりましたが、ここまで状態が良く完品商品は今回が初めてです。

ファイル 38-2.jpg

内容物
 ・ストロボ本体 ・専用ブラケット ・専用シンクロコード
 ・専用ワイドパネル ・専用ケース ・取扱説明書 ・元箱
 
出品される殆んどがシンクロコードが無かったりブラケットが無かったり、標準装備のワイドパネルが無かったりと欠品物があるものばかりでした。
古い機種ですからここまできちんと付属品を揃えた商品は、もうなかなかお目にかかることは無いと思います。

ファイル 38-3.jpg

レンズの表面に光に翳して見える程度の線傷が1本ある程度で、発光部の状態は悪くないです

ファイル 38-4.jpg

背面の操作パネルに傷や文字消えも無く非常に綺麗です。
確か記憶によると1981年製だったような…
それを考慮すると美品レベルです。

ASA表記が懐かしいですね。

当方がストロボ購入の際の基準としてガイドナンバー30を基本としています。
この理由は大よそ殆んどのレンズで対応できる絞り開放値F2.8の領域で、ISO100の感度を利用した場合に10mまでの発光到達距離を確保できるからです。
因みに当時の広角から標準レンズの開放値の範囲での話です。

これだけの光量があればISO400を使いますと10mの距離でF5.6となり、殆んどのレンズで対応可能となります。(現在のレンズでも十分対応可能ですね)
10mまでの到達距離があれば、ストロボを使う環境下でどのようなシチュエーションでも大抵は対応できる距離です。

ファイル 38-5.jpg

付属のワイドパネルを使用しても8mぐらいまで届きますから、ちょっとした広間や集合写真などでも十分対応可能です。
やはりストロボはガイドナンバー30あると便利です。

ファイル 38-6.jpg

電池室に液漏れ無く、接点も非常に綺麗です。

ファイル 38-7.jpg

ブラケットは使用しているとどうしても傷が付いて塗装が剥げて錆などが出てしまいがちですが、今回のPE-300SGWは使用感が殆んどありませんでしたから、ご覧の通りで塗装もまだまだしっかりしています。

この状態で今回の落札金額は500円でしたから、良い買い物でありました。

ファイル 38-8.jpg

早速、S9100に取り付けてみました。

S9100の優れているところはシンクロ接点が装備されているところ。
ですから、この手のようなグリップタイプのストロボを使用することが可能です。

以前にフジにS9100のトリガー電圧の対応電圧を問い合わせたことがあったのですが、その時にホットシューとシンクロ接点の同時使用による多光ストロボに対応できるかと問い合わせたところ、可能との返事を頂きました。

流石フラッグシップ機、思わぬところで豪華装備です。

因みにS9100のトリガー電圧の耐電圧は高電圧に対応。
PE-300SGWは中電圧の25Vなんで十分対応可能です。

ファイル 38-9.jpg

小型のグリップストロボと言えどもガイドナンバー30ですから、やはりS9100にはまだちょっと大きいです。
ですが、グリップストロボを付けた時のカメラはやっぱカッコいいです。

高校生の時に購入したPE-300SGWは、SUNPAKのG4500DXを購入してから必要が無いと判断して友人に売却してしまい、今回改めて買い直したかたちとなりましたが、以前も使用していただけあって馴染みも加わって非常に使い易いです。

SUNPAKの柔い色に対してNationalですから色温度は高めの設定ですが、現代のPanaのような異様な色温度の高さはありませんから、これはこれでなかなか良い色を出してくれます。

ここまで大きなストロボを使用する機会はあまりありませんが、思い入れのあった機器をまた手にすることができて、ちょっと嬉しい気がします。
しかも状態が良く500円購入ですから更に嬉しさ倍増です。

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