本サイトとこちらの新雑記帳にはスパム管理や訪問者の統計が取れるようにアクセスログ解析のCGIスクリプトを設置しているのですが、ふとそのアクセス解析のページのHTMLソースを確認してみたら、なんと整理されておらずにただただHTMLのソースが乱立しているだけでぐちゃぐちゃでありました。
この状態ですとどの部分がどの表示をさせているのか? また不具合など見付けた時に当方が確認しづらく読み取るのに時間が掛かって面倒だったのでこいつを修正することにしました。
最初にCGIスクリプトとはサーバー上で動くプログラムでありまして、閲覧者が目的のページを開こうとするとサーバーとして稼働しているパソコンがプログラムを動かして目的のページを作成します。その出来上がったページ(HTMLソース)をサーバーがアップロードし、閲覧者がダウンロードしてブラウザが読み取り、ひとつのページとして表示させる仕組みになっています。
一般的なホームページですと最初から仕上がっているHTMLソースをサーバーにアップしてそれをただ閲覧者がダウンロードしてブラウザが1枚のページとして表示しているだけなのですが、CGIスクリプトではページを読み込もうとする度にHTMLソースを作成しているので、このプログラムの中身を書き換えるだけで容易にホームページのデザインを変更したり、新しいページを追加したりすることが可能となっています。
勿論、このCGIスクリプトのプログラムを理解していなければホームページを作成することやプログラムを動かすことすらできません。
で、本題になりますが、自身でHTMLソースを作成する場合、どの部分がページのどのあたりを表示させているのか分かるように区切り線を設置してコメントを書き記したり、TABを使用してソースごとに纏め上げたりして分かり易くして修正しやすくしているのですが、最初の画像で見る通り、ただHTMLソースを並べて表示させているだけですから読み取るのが大変なわけです。
これを多少でも識別しやすいようにCGIスクリプトの中身を修正して見分けしやすいようにしました。
こんな感じ。
当方が利用するアクセスログ解析は16項目にも及び、これをひとつのCGIスクリプトで動作させているのでHTMLソースが多くてTABでの仕切りが多くなてしまっていますが、これでソースコードが見やすくなってどの部分がどこのページのどの部分なのかが分かり易くなり、多少なりとも識別しやすくなりました。
因みにHTMLが読める人はパスが確認できるでしょうが、画像のHTMLファイルは当方の仮想サーバーに設置して動作確認に使用しているスクリプトですから、本サイトのスクリプトに不正にアクセスしようとしてもパスが違うのでアクセスは不可能だということをお伝えしておきます。
それと今回このアクセス解析のスクリプトの中身を確認して驚いたのは、このプログラムは兎に角なにもかもを『table(表)』で囲って表示させて「テーブル厨かよ?!」って思ってしまうほどでした。
実はこのスクリプトはプログラマー(しかも歴とした会社)が制作していてシェアウェアの簡易版をフリーウェアで公開しているものなのですが、OSやブラウザの判別内に於いてプログラム内の優先順位がおかしく、Linux系はすべてLinuxとしか表示されずAndroid系もすべてLinuxで統計表示されてしまったりしていました。
Mobile safariとsafariの判別ができなかったり、OperaのVer10以降はすべてVer9.80とか新しいOperaやIronはChrome扱い。最終更新が2010年でWindows8や8.1が無かったりとグダグダでありました。
以前、これを修正するのにどれくらいの時間が掛かったことやら…
しかも最近になってまた不明なブラウザとかOSとかも出始めてるし、暫くしたらまた記録されたログを見ながら修正する必要がありそうです。
このアクセスログ解析は便利なんですけどね。ただ制作に詰めが甘いように感じます。(シェアウェア版も同じなんですかね?)
因みに実は本サイトのスキンのテンプレートも当方が修正済み。
上図はブラウザ『SRWare Iron』のソース表示で本サイトを表示させたもので、仕切り線や改行、TABなどでHTMLソースを見やすくさせてあります。
スクリプトやスキンなど大抵のフリーウェア版は規約内で自己修正を認めていますから、当サイトで使用しているものは軽量化できるものは軽量にして負荷を軽減させたり、表示方法を変えて同じく軽量化したりと、オリジナルのまま使用せずに自分なりにアレンジを加えております。
一から作成することはまだまだできませんが、多少ソースを理解して修正できるようになると「プログラムの作成って面白いなぁ」と最近思い始めました。
作るのは大変なんですけどね。
最後に使用するアクセスログ解析の画面。
画像はブラウザの統計順位を表示させたところです。
IE11に続いてシェアNo.2のChromeがやはり2位となっていますね。
しかし閲覧した履歴情報やらダウンロード情報などの個人情報を本家Googleに垂れ流しているブラウザなんてみなさんよく使いますね。Chromeが軽いなんて話も昔の話ですしね。こんなブラウザ、当方は絶対使いませんよ。