先日手に入れたFinePix 4900Zのレンズキャップが無かったことや、本体での充電池の充電に5時間も掛かることから急速充電器が必須。
またストラップの合皮が傷んでいたりと撮影に必要な道具が欠品していたので、それらを付属していた故障している6900Zを落札した。
以下は今回の出品者の不正に関して述べて行く。
オークション開催中、質問欄から着払発送が可能かどうか質問をしたが全く返答が無かった。落札後、取り引きを続ける中で再度可能か質問をしたが、発送払い(元払いのことだろう)で送ると返答が来た。
別に着払発送に拘っているのではなく、ただ単にこの出品者に何かが引っ掛かっただけである。この時の自分の直感というものは大抵当たっていて、案の定、送料を誤魔化された。
和歌山県から60サイズ、当地までの発送料金800円とのことで、事前に調べて料金に偽りがないことだけは確認してあった。
しかし、問い合わせ番号を知らせてもらい、追跡サービスで確認したところ見事直感は当たった。商品を郵便局へ持ち込み100円割引を受けていたのである。当然、割引を受けているのだから出品者の支払いは700円で済んでいる。
その証拠が以下。
『引受』と『通過』が同じ局であり、そのタイムラグも30分掛かっていない。
因みに持ち込み割引が適用されるのは、郵便窓口や郵便局に直接持って行ったときに適用される。取り扱っているコンビニエンスストアや商店でも勿論適用される。
出品者が通常料金の800円を徴収したということは、会社または自宅へ集配を頼むということがわかる。
また集配によって預けられた荷物の引受記録は、集配局へ持ち込んでから反映されることが殆どで、14時25分などという時間に引受記録は残らない。午後の集配で集められた荷物は17時以降に反映されることが殆どである。
仮に荷物を集配したとして、その場で端末(この端末は当然オンラインである)を使って引受登録したとしても引受から集配局での通過まで30分足らずということはない。
午後の集配で夕方から最終にかけての場合、夜間に追跡サービスが反映されることだってある。
よって、これだけレスポンス良く追跡サービスに履歴が残るということは、局へ直接持ち込んだという証拠になる。
更に商品が到着して送り状を確認したが、荷受けした窓口は追跡サービスにある和歌山中央郵便局だった。
出品者本人は、ばれていないと高を括っていることだろうが、今は人間社会に於いて全ては電子化され、ネットワークの上に世の中は成り立っている。今回を例とするならば、連絡は直接口答で行い(手紙は手記として記録に残るから駄目である)、荷物も直接手渡しするという超アナログ的な行為を行わない限り、全ての行いはネットワーク上に履歴として記録に残る。その履歴記録から統計や傾向で相手の動向が読み取れるのである。
高々100円程度と思うだろうが、その100円程度で落札者は苦情も言えず泣き寝入りとなり、何もなかったかのように済まされてしまうのである。
これは利用者(この場合は落札者)に対して正確な情報(今回は配送料)を伝えず、不当に徴収し利益を得るという歴とした詐欺行為であり犯罪なのである。
自分が商品を落札し手元に送ってもらう場合、『はこBOON』や『オークションゆうパック』などのような安価な配送方法を選べない場合、必ず着払発送が可能か問うようにしている。
その理由は今回のように送料を誤魔化し、100円でも利益を得ようとする輩が少なくとも存在するからである。また最近はこのような小さな悪意のある出品者が多いのである。
今回、『出品者の不正』と大袈裟に書き記したが、どんなかたちであれ『悪意は必ずばれる』ということを覚えておいて頂きたい。
二度とこの出品者から商品を買うことはない。