オレンジV10の検証が終わり、CCDパネルやメイン基盤が使えることが分かりましたので、それを使ってジャンク機を復活させたいと思います。
復活させたシルバー1号機2号機の他に部品取用にまだ4台のジャンク機があります。
そのジャンク機の内容は
- 先日検証した操作スイッチ不良オレンジジャンク機
- オレンジジャンク機と同時期に購入した動作正常ボロボロシルバー機
- 以前手元機として使用していたCCD不良メイン基盤不良機
- ボロボロシルバージャンク機(既にメイン基盤換装により基盤不良)
となっております。
3番目の以前手元機として使用していた個体がまずまずの状態であることから、こいつをオレンジジャンク機のCCDパネルとメイン基盤を換装させて復活させることにしました。
では、こちらもサクサクっと交換します。
先ずはオレンジジャンク機からCCDパネルを外します。
V10のCCDパネルへのアクセスは非常に簡単で、筐体カバーを外すと直ぐにCCDパネルを拝むことができます。
そのまま作業を進めてもよいですが、作業性を考えるとレンズユニットを外してしまった方が作業がしやすいです。
CCDパネルは圧着板のネジ2本を外すだけで簡単に外せます。
次にオレンジジャンク機からメイン基盤を外します。
作業工程は当サイトのV10分解カテゴリーに詳しく掲載していますので、そちらを参照して下さい。
今回はワークグローブを填めて作業します。
昨日お届けしたオレンジジャンク機のスイッチ系の検証の際に、バッテリーを挿入してストロボのキャパシタに蓄電されてしまっていますから、感電対策で今回は使用します。
で、サクサクっと換装してサクサクっと組み上げます。
動作検証。
はい、見事復活でございます。
永らく眠っていました元手元機V10の復活であります。
こちらはシルバー3号機と命名します。
左がシルバー2号機、右がシルバー3号機になります。
シルバー3号機は使用感があるにしても小傷程度になりますから、画像で見る限りでは綺麗に見えると思います。
シルバー3号機には保護フィルムが貼られておりますので、手元機として使い倒すにはちょうどよいですね。
よって手元機として復活であります。
こちらは残ったジャンク機3台になります。
左手前のV10はボロボロですが正常動作、今後の部品取用に使います。
オレンジジャンク機は元々レンズバリアも開閉困難な状態で、今回の作業で内部が換装され、もう使える部分が液晶パネルぐらいになってしまいました。
右のシルバージャンク機はメイン基盤の不良以外は不具合がないものです。
こちらも今後の部品取用です。
今回の部品換装で使用できるV10が劇的に増えました。
- 綺麗なガンメタV10 (今回未紹介)
- 綺麗なオレンジV10 (今回未紹介)
- 綺麗なシルバーV10 (シルバー1号機)
共にカメラバッグにて大事に保管しています。
加えて、
- 手元に保管するシルバー2号機
- 手元機として常用するシルバー3号機
と、常用できる個体がスペアを含めて2台と、大好きなV10が揃いに揃ってもうお腹いっぱい状態であります。
これで暫くは購入しなくても済みそうですが、今回のV10日誌で最初に記述した通り、既に部品供給も終了し、メーカーサポートも終了していますから、出物があればまた手を出してしまうと思います。
まぁ、こいつだけは何台持っててもいいです。
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えんひろ 2014.02.23(日) 06:17 修正
綺麗なV10が完品3台程無く揃い踏みして良かったですね。(^^)v