シルバー2号機のシャッターユニットを換装し終えたところで、まだジャンク機1台が分解されたままですので、序でに暫く前に手に入れました操作スイッチ不良のオレンジジャンク機の検証を済ませたいと思います。
このオレンジの個体は、正常動作品であった使い込んだV10を誤って落下させてしまい、背面の操作スイッチが全く反応しなくなってしまったジャンク機であります。
落下の際の衝撃でただ単にコネクター類の接触不良と見込んで、手元に届いてから直ぐに動作検証を行いましたが、ディスプレイベゼルに収められるスイッチ系の基盤がプレートによって圧着固定されていてアクセスできないことが分かり、単純に接触不良なのか、またはスイッチ基盤の不良なのか、はたまたメイン基盤の不良なのか、完全に原因を掴むまでには至りませんでした。
そこで今回の換装作業序でに分解してあるジャンク機の背面カバーをそのままオレンジジャンク機に取り付けて検証してみることにしました。
で、取り付けて電源を投入、起動直後の日付設定画面です。
画像を見ての通り、日付けの変更ができておりますから、背面のスイッチ系の不具合ということがわかりました。
このあとメディアを挿入してひと通り撮影動作を検証しましたが、ストロボ発光を含めた撮影にメディアへの記録、撮影データの再生と、問題の無いことが確認できました。
前途の通り、基盤の圧着固定により基盤自体の不具合を検証する術がありませんから、接触不良なのか完全な基盤の不良なのかは分からずじまいではありますが、取り敢えずは撮影に関して正常に動作しましたので、部品取り用に使いたいと思います。
因みにこのオレンジジャンク機は傷が多く、落下の際の打痕もあったりと本当にボロボロ状態です。
これで撮影部分は正常ですから奇跡ですよね。
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