パソコンをひと通り揃えると困るのはコンセントの数。本体に加えて周辺機器の電源が増えるのは必須でパソコン用に最低でも5個口程度の電源タップがひとつは必要になってしまいます。
当方はデスクトップ機(役目を終えて撤去予定)に加えて家庭内ファイルサーバー用、CD,DVD,mp3などを再生するメディア専用パソコンや秘密マシンなど4台に加え、ノートパソコンも数台稼働している為、都内の複雑な鉄道路線のように当家のパソコンの電源配線も複雑化してグチャグチャな状態であります。
最近はデスクトップ機の稼働は滅多に無く、撤去予定ではありますが未だ実行されずに放置状態。そのままの状態で稼働できるノートパソコンの台数が増え、各々に役割を持たせて稼働させているので空いているコンセント口が無い状態に陥ってしまっています。
更なる電源タップの増設を考えて楽天やAmazon、ヤフオクを徘徊。今回見付けた便利サプライがACアダプタ用のタップ『ELECOM T-ACTAP32』というものになります。
因みに型番が浅はか過ぎますよね、これ。
だって推測するに『ACアダプター、タップ、3ピン、2個口』って意味ですよ、多分ね。(^^)
3ピンタイプは既に販売終了してしまっていたので、スペア用にもうひとつ追加して2個購入しました。
ヤフオクにて落札価格は1個300円。今回は発送にクリックポストを利用しましたので送料は164円で、決済手数料100円を足して合計864円での購入でありました。
一時期、在庫処分でツクモ電機で100円とかで売られたこともあったそうですが、幾ら100円と云ってもこちらから足代掛けて出向けば今回の購入金額である864円では手に入れられませんから、本品300円購入は結果的に良い買い物だったのではないかと思います。
また因みにですが、販売されていた当時は実売価格1,000円を超える程度だったそうで、現時点でのAmazonの販売価格も1,000円ぐらいでした。
では、そのT-ACTAP32を簡単に見てみます。
T-ACTAP32は海外製品によくある3芯ミッキータイプに使うもの。この他に1個口タイプや2芯眼鏡タイプも用意され、2芯タイプは現在でも通常販売されています。
ラインナップは ELECOMの商品ページ で確認できます。
中身を確認するとこのような感じ。上がT-ACTAP32で下はhpのACアダプターになります。
要はACケーブルとACアダプターの間に挟み、コンセントの差込口を増やすものであります。
間に噛ますとこうなります。(分かりやすいようにL型のACプラグを使っています)
3芯タイプはコンセント口が3ピンタイプとなっている為、海外メーカー(特に初期のHPcompaqなど)など、3ピンを採用しているメーカーのものが変換アダプター無しでそのまま使えるところが良いです。
これは非常に便利ですよね。
但し、ACアダプターに付属するACケーブルが細いタイプは注意が必要です。当然ながらT-ACTAP32を利用して機器増設しますと、ものによっては電流量が著しく増えてACケーブルが発熱する可能性があります。この場合、アダプター付属のACケーブル側のACプラグに負担が掛かって溶けたり、最悪は発火する可能性もありますので、取り扱いには十分注意が要ります。
その点、hpのACアダプターに付属するACケーブルは、過剰なほど太いケーブルが使用されていますので、この点では安心かと思います。なにせモバイル用途に適さないほどの太さですからね。
さて、今回のこのT-ACTAP32はmp3再生専用機であるN1020v改N1000vのACアダプターに接続。テーブルに鎮座するHP Compaq 8510wと同じくHP Compaqのnc6400のACアダプターを繋ぐようにしました。
これで節電スイッチ付きACタップのコンセントが二つ空き、外付けHDDケースやちょっとした外部機器の電源が取れるようになりましたので、多少なりとも快適に使えるようになったのではないかと思います。なにせ今までは外部機器を使用する度に適当なコンセントを差し替えしていましたからね。
この便利サプライ、2芯タイプも欲しくなってきてしまいましたよ。(^^ゞ