自宅のファックスのスキャナーが壊れてしまい、ファックスを送ると相手先は真っ黒状態。当然コピーも真っ黒状態で使えなくなってしまったんで、ちょうど運良く同じ機種(brother FAX-360DW)の本体動作品(付属品完備)+ジャンク子機2台付きが出品されていましたんで落としてみました。
設置後の様子。
使用感はあまりないんですが、経年劣化で色焼けが激しいです。まぁ、動作品ということですし、使えればよいので十分です。
で、ただ本体を置き換えて今まで使っていた子機を手に入れた方の親機に子機増設で登録すればよいだけと思っていましたら、『親機を探しています』から電波を拾ってくれず登録ができません。
何度も何度も試しても警告音と偶に表示される『子機からの応答がありませんでした』と親機の方で促されてまったく駄目です。
壊れてしまったのかと思って使用していた親機の方の電源を入れるとちゃんと通信ができます。一度子機登録を全て削除して再登録させても使用していた方には登録ができます。
???ですよね。
ここで手に入れたジャンクの子機の状態ですが、ディスプレイが不良で全く見えない状態。バッテリーを抜き差しすると暫くの間、表示するこの機種特有の不具合品でありました。
とここで、このジャンク子機を使用していた親機に登録できるか試したところ、先程と同じく『親機をさがしています』と表示されて登録できませんでした。このジャンク子機を手に入れた親機に再登録させると通信ができます。
もしかして…
電池蓋を開けてシリアルナンバーやらなんやらのラベルを確認。どちらも同じモデルではありましたが、小さなラベル1枚にアルファベット3文字がプリントされており、使用していた子機には『01C』、手に入れた子機には『01D』とプリントされていました。
げげっ
これは多分親機と付属していた子機はセット品の親機にのみ通信が可能で、他の親機への増設機能は備わっていないのではないかと思われます。
以前に手に入れました子機を確認するとこの小さなラベルは貼り付けされておらず、使用していた親機や今回手に入れました親機と両方に登録が可能でありました。
パソコンで例えるとネットワーク名みたいなものがセット品同士で親機子機共に設定されているんではないでしょか?
ですから他のセット品を組み合わせての親機や子機間での通信ができないのだと思います。
因みに親機、子機両方の説明書を読んでも子機のリセット方法が載っておらず、オールリセットさせて再認識させることはできないようです。
こうなると本体をバラしてスキャナー部分だけを交換するのが妥当なんでしょうが、面倒臭そうだったんで手に入れた方の子機の基盤をベースに使用していた子機とニコイチで良いとこ取りで組み直して、手に入れた親機に登録させる方が楽だと考えて子機をバラすことにしました。
で、バラして組み上げて早速親機に登録。
アンテナ3本立ってきちんと登録できましたよ。 ┐(´д`)┌ヤレヤレです。
更に良いとこ取りをしたんで、なんかスゲー綺麗になっちゃいました。(^^ゞ
このファックスは2006年発売ともう8年も経つ古いモデルになりますが、使い勝手が良いですし、電話としての機能はまだまだ使える状態でしたから今回は買い替えず直す方向で進めました。
それに今回の落札価格は2,250円と正常に使えるようになって尚且つ子機が綺麗に生まれ変わったわけですから御の字だったんではないかと思います。
まぁ、機器の年式から考えて2,250円で直せたのは、安いんだか高いんだかちょっと分かりませんけどね。
そうそう、母親にコピーを頼まれてファックスの方が駄目だったんで、久々にパソコンのスキャナーに電源を投入してコピー機能を使ってみました。
天板のガラス面が曇って汚れてしまい、綺麗にスキャンできなくなって一度オーバーホールをしたのですが、それから全く使っていなかったので少々不安でしたが、ちゃんとスキャニングされて綺麗にコピーできていました。
複合機が主流ですし、もうスキャナーは要らないかなぁとも考えた時期があったのですが、ちゃんと使えるとなるとやはり無いよりは有った方がいいですね。