タイトル通りなんですが、LANケーブルってひと通り備わると殆ど買い増しする事なんてないんですよね。
Hubのところで負荷が掛かって接点不良に陥ったとか、内部結線が断裂したとかしない限り、なかなか購入しないのではないかと思います。
それに無線LANが主流でもありますしね。
実はPCケーブル用の保存箱にゴロゴロと手持ちのものがあるんですが、3mものってのが何故か無くて、以前にジャンクPCの動作確認などに使うのに数本買ったのを使い回していました。
そのケーブルは動作確認適度の使用だったんでただのカテゴリー5のもので、用途の終えた現在では特に大きなファイルの移動などしないメール専用機にこのケーブル使っていました。
勿論、カテゴリー5であってもその辺の安価なものでなければ、Gigabit LANに対応でき、実際、XP時代にメール専用機で使用していたThinkPad X31は1000Mbaseで動作していました。
ところが、今年XPの終焉からメール専用機をWindows7をインストールしたnc2400へ移行したところ、何故か1000Mbaseで動作せず100M固定。ドライバーの詳細から1000Mに設定しても100Mのまま切り替わらず、ドライバーを入れ替えてもこの現象は変わらずでした。
試しにメンテナンス用に引き回してある3mのカテゴリー5eのケーブルで繋ぐと正常に1000Mで動作。ケーブルを元に戻すと100M動作とケーブルを認識して切り替わっていることが分かりました。
これ、ちょっと不思議に思ったんですが、同じケーブルを使うテーブル鎮座のnc6400ではきちんと1000Mで認識されてるんですよね。チップも両者Broadcomですが、載せられているチップの種類や世代、ドライバーの違いで判別にシビアなものもあるみたいです。
まぁ、先に述べた通りでメールの送受信程度にしか使いませんから100Mbaseの動作でも問題はないのですが、3mものを何本か手元に置いておきたかったのと、ちょっと気分的なもんもあっていい機会でしたからカテゴリー5eのケーブルを手に入れることにしました。
メーカーはSANWA製で長期在庫品だそうです。
偶然にも当方がGigabit LANを構築する際に購入したケーブルと同じもので、Gigabit LANがまだ高価な時代の頃の製品であります。
購入価格はなんと1本100円。飛脚メール便3本までなら200円で発送可能とのことでしたんで、スペア2本を含めて3本購入しました。
送料を含めても500円ですからね、安い買い物であります。
勿論交換後は1000Mbaseで認識、動作しております。
参考程度でしょうが『古いLANケーブルでギガビットEthernetは使えるか』を一読されると結構面白いです。
家庭内で数メートル程度の引き回しなら、下位互換でも特に問題がないみたいですね。応急時に使える話ではないかと思います。
えんひろ 2014.07.07(月) 13:21 修正
一読の記事、たいへん参考になりました。
確かに通信速度が低下するとルーターやハブは
真っ先に疑いますが、ケーブルにはなかなか目
が向かないかもしれませんね。
灯台下暗しとはよく言ったものです。
推奨ケーブルを使うに越した事は無いですが、
既存の物で使用用途に遜色無ければ使用したい
ですしね。面白いネタに感謝です!(^^)