先月到着しました HP Pavilion dv6500 にWindows7をインストールして安定動作まで辿り着きましたので、そのdv6500をサクッとご紹介します。
撮影枚数がひとつの記事に収まりきれないので、複数回に亘ってお送りします。
それとこのパソコンは光沢画面に光沢ボディと映り込みが激しいので、プライベートな部分は塗りつぶしているかモザイクを掛けておりますのでご了承願います。
前回も記しましたが当方が手に入れたdv6500の仕様は こちら (サイト消失) になります。
このdv6500は当時の最上位モデルであり、Core2 Duo T7500 2.2GHzに加え、サードベンダーとなるGeForceのグラフィックチップにオプションの指紋認証+ウェブカメラが搭載されておりました。HDDこそBTOで選択できる最低容量の80GBではありましたが、メモリーも追加して2GBが搭載され、当時のオーナー様はてんこ盛りでオプションを装備したようです。
では、そのdv6500を見てみます。
このdv6000シリーズを手にして先ず最初に気付くのがZEN-designと称したピアノブラック調に仕上げられた塗装だと思います。表面クリアの中に描かれた波紋模様は日本の石庭をイメージしてデザインされたそうで、何層ものコーティングの中に織り込まれたこの模様は高級感のある仕上げに加えて塗装が剥げにくくなっているのだそうです。但し、光沢仕上げで小傷が目立つでしょうから、手入れには気を遣う必要があると思います。(訂正:dv6500はそれまでの石庭の砂紋から波紋の雫に変更されたとのことでした)
正面向かって右側は、ExpressCardスロット、光学ドライブ、USB2.0端子、DCジャックが並びます。ボトムシャシーは手前にラウンドされ、手首に負担が少なくなるようパームレストをできるだけ下げる形にデザインされています。
反対の左側面には、S端子、RGBアナログ端子、専用端子であるExpansion Port、有線LAN、モデム、HDMI、USB2.0 x2、IEEE1394、メディアスロットと豪華装備です。コンシューマーモデルだけに色々なユーザーのニーズに応えられるよう装備を増やしているのだと思いますが、低価格なモデルながらもここまで装備させたのは立派だと思います。
正面左にはアクセスランプに無線LANスイッチが備わります。スライドスイッチというのは少し安っぽいですかね。
中央にはメディア端子が並びます。左からオプションのワイヤレスリモコンの受光部、マイク端子にヘッドフォン端子x2になります。ヘッドフォン端子がふたつというのもコンシューマーモデルならではですかね。
前モデルのdv6200にあった片方のヘッドフォン端子に装備されていたSPDIFは、dv6500では省かれてしまったようです。但し、サウンド関係のソフトウェアにはデジタル出力の項目が残っていますから、ただ単に端子だけが省かれたのだと思います。
デジタル端子を使う場合は自宅での使用が前提で常時プラグを挿しっぱなしの状態になるかと思いますが、正面にプラグが挿さったまんまというのも邪魔なだけかと思いますので、省かれたのは当然の結果のように思えます。専用端子を側面に装備させることもできたでしょうが、敢えて装備するほどのニーズはなかったのではないかと推測します。
後部はCPUクーラーの排気口のみ。これにはきちんとした理由があるようで、コンシューマーモデルだけに使い勝手を考慮して端子類は側面に装備させたと当時のサイトに記述されていました。
底部で開口できる蓋は2個所のみでそれぞれHDDとメモリー、無線LANが収められています。底部とキーボード下にメモリースロットを装備するビジネスモデルと違ってメモリースロット2個所共に底部からアクセスできるのは大変便利です。
このdv6500はリサイクル屋からの購入、分解歴ありで一箇所ネジ穴破損などがあったのですが、それ以外は予想外に綺麗な状態を保っており、底部も大きな傷無く良い状態でありました。
因みにバッテリーは完全に死んでいまして、まったく充電されない状態でありました。
それと角面のゴム足が2個所無くなっておりましたので、中央のものを剥がして角部に貼り直しております。
次回はディスプレイを立ち上げて内面を見て行きます。
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