最後にディスプレイを立ち上げて内部を見てみます。
外観と同じく汚れは少ないですが、内部は使用感ありというイメージです。
使用感がありながらもパームレストは綺麗ですね。新生HPからはパームレストにシールが貼られるようになり、殆ど劣化による擦れや塗装落ちが無いのが良いです。
KINGSOFTのOfficeが入れられていたようでそのラベルが貼られていましたが、直ぐに剥がしました。他にも同じ仕様でラベルが貼られた同商品が出品されていたことがあったので、手に入れたnc2400はリユース品だったんだと思います。バッテリーがまだまだ元気な状態でしたから、そう考えると納得がゆく気がします。
パームレスト右側には指紋認証が装備されています。現在のセキュリティから考えるとモバイルノートには必要な装備だと思います。まぁ、当方は外出先で使うことは滅多にありませんから、装備されていなくても困ることはありませんけどね。センサー部が結構擦れていましたから、前オーナー様は指紋認証を利用されていたようです。
中央付近に1箇所だけ打痕があります。この程度なら気になりません。
さすがにキーボードは使用感が大有りです。文字消えはありませんが主要キーのテカリは多めです。
スペースキーも擦れてますね。ただ、劣化の早いクリックボタンのラバーは状態が良いです。となるとオフィスなどでマウス主体の使用であったのではないかと推測ができます。外観の擦れなどが殆どないわけですからモバイルとしての用途は少なかったのかではないかと思います。それといつも思うのですが、HPのクリックボタンは使い難いですね。ストロークがやけに長くしかもフニャフニャと剛性感が無くてダブルクリックが非常にやり難いです。
ちょっと感心したのがescキーとファンクションキーの間に僅かですが隙間を取ってあります。
同じくF4とF5の間にも隙間を設けてキー操作をしやすくしてあるのは好感度アップです。これだけでも操作感は大きく変わるでしょうね。
その反対にクイックランチボタンは当方が大嫌いなタッチセンサー式です。以前よりは多少慣れた感がありますが、やはり好きになれないですね。ボタン式の方が圧倒的に操作しやすいと思います。
nc2400を手にしてちょっと気になったのが、このタッチセンサーが採用されているということはデザインからみて6910pの世代のパソコンであって、先月購入したnw9440や当方が所有するnc6400よりも後継のモデルに値すると思うのですが、搭載されるCPUはCore Duoと前世代モデルのCPUとなっています。モバイル版のCoreシリーズはCore2になってからTDPが9Wから11Wへ上がったので、消費電力が少なくコストの低い前世代のCPUが敢えて採用されたのではないかと思います。同クロック同士で比べれば勿論Core2のCPUの方がパフォーマンスは上でしょうが、モバイルとして使用する環境では大きな差は出ないでしょうから、Core Duoの採用は正解だったように思えます。
先々月購入のnw9440の上に乗せてみました。爺ちゃんに抱っこされた孫みたいですね。兎に角、nw9440が馬鹿でかくてA4ワイドノートのnc6400もが小さく見えてしまいますから、全く比較にならなかったです。大きく分厚いnx4820でさえ小さく見えてしまってnc2400のコンパクトさが過剰なまでに小さいと思えてしまいます。
さて、寝床パソコンとして現在CF-R6がWin7で稼働中でありますが、Win7はエクスプローラーの表示やフォルダの管理からワイド画面の方が適していると当方は感じています。実際、CF-R6から他のワイドモデルのパソコンを触れるとしっくりときますしね。
CPUの面で劣りながらも寝床パソコンをCF-R6からnc2400へ代替えしようと考えているのですが、nc2400にはスクロールボタンが無いことや相変わらずのキーボードの駄作っぷりに戸惑っておりまして、なかなか代替えに踏み切れない状態であります。
以前にこちらでも記述しましたが、当方が所有する6910pはUS仕様で当然ながらUSキーボートが装備されており、これが日本語キーボードとは全く違って非常に打鍵がしやすく、PC自体はお蔵入りの状態ながらもキーボードに関しては気に入っております。このことからnc2400のUSキーボードも使い易いのではないかと見込んでおり、機会があれば手に入れてその打鍵感を確かめてみようかと考えております。もしも6910pと同じく打鍵しやすければ、このnc2400がCF-R6の代替えとして活躍することとなると思います。
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