次に画像で手に入れましたnc2400を見てみます。
特に意味はないと思いますが、モデルナンバーのラベルがディスプレイベゼル上部から下部に移されています。
OSを入れ終えた直後なのでAEROが動作したままです。OS導入時にAEROが動いているということは、チップセット945GMがWin7でサポートされているということになると思います。
筐体が小さくキーボードベゼルやスイッチパネルなども小さく細いため、電源ボタンなども小さくて扱いづらいです。
動作品を手に入れましたから勿論起動も大丈夫です。オークションフォームの画像でWinXPのインストール時の途中画面が貼り付けられていましたので安心はしておりましたが、3月に手に入れたnw9440で不動品を掴まされた苦い経験があり、少々トラウマになってしまっていましたから、正常に起動できるのがきちんと確認できるまでは不安で堪りませんでした。
画像は手に入れて直ぐに電源を投入したところ。XPのインストール画面が表示されて画像のところで止まりました。動作確認した時の状態そのままで出荷したようで、HDDの中身は削除しなかったようです。逆にこのような状態で送ってもらうと届いて直ぐに起動することが確認できますから、落札者側には安心かも知れませんね。
インストール途中でCD-ROMを抜いた状態ですね。
XP Homeのインストールディスクを所有していることから試しに継続してインストールを試みましたが、『致命的なエラー』とかなんとか警告を促されてインストールができませんでした。
どのみち本格的にOSをインストールする際は、HDDをローレベルフォーマットして真っ新にしてからインストールしますし、CPUファンの埃がエアーダスターでは取り切れなかった為、先にフォーマットを行ってクリーニングを施してからお試しインストールせずに一発インストールすることにしました。それにディスプレイのヒンジもグラグラとしてネジが緩んでいるのも気になっていましたから、先に分解した方が気分も良いと思います。
こちらはフォーマット後のクリーニング時に外したHDDです。1.8inchはほんと小さいですね。型番から推測すると4200回転の30GBプラッタ2枚構成の60GBとなりますから、転送速度は期待できないかと思います。Windows7を入れてネットやメール、テキストの作成程度と当方の使用用途でしたら十分な容量です。
案の定、ヒンジを固定するネジが緩んでいました。今回はCPUファンのクリーニングを行いますから分解を更に先に進めます。
で、こちらが外したCPUファンです。詰まった埃が確認できるかと思います。マメにエアーダスターで吹き飛ばしていれば、ここまで詰まることなんてないんですけどね。当方は気付いたらエアーダスターで吹き飛ばしているんで、こんな状態になったことはないです。
因みにこのCPUファンはボトムシャーシに取り付けられているタイプですので、システムボードまで外さないとファンにアクセスすることができません。よってCPUファンのクリーニングは全バラになります。面倒臭いですね。
ひと通りクリーニングが終了したところで、CPUグリスを塗り直して組み上げます。
さて、組み上げて早速OSのインストールです。勿論導入するOSはWindows7になります。チップセット945シリーズはVista世代のチップセットになりますから、Vista用のドライバーがメーカーサイトに公開されています。そのドライバーを使用して同じチップセットを載せるnc6400で既にWindows7を導入した経験がありますから、nc2400もVista用のドライバーを手に入れ、それらを使ってインストールし、すんなりと終えることができました。やはりVista世代のPCにWindows7を導入するのは容易いですね。
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