6月にOCNモバイル異常電池消耗問題からiPhone8で利用していたサブ回線をIIJmioに移転しましたが、ただMNPで転入するだけですと勿体無いので、新プランのキャンペーンに乗っかって楽天モバイル用に安価なスマホを手に入れました。
手に入れた端末は“OPPO A73”。 米国の制裁によって衰退してしまったHUAWEIに代わって参入してきた日本ではまだ馴染みの薄い企業“OPPO”のスマホであります。 ただ、日本への参入時からサッシーこと指原莉乃や木梨憲武と名の知れたタレントを起用し、大々的に広告を打ったことでその名を知る方も多いかと思います。
それではパッケージから。 安価な製品ながらやはりパッケージはしっかりしたもので、この辺りは以前から思っていましたが、コストで対抗しようと簡易パッケージ化された国内メーカーでは太刀打ちできないレベルまでになってしまったように思います。 箱もしっかりしていますし、ラミネートもきちんとされています。
裏面には製品の個別番号等が記載。 日本代理店を設けているので日本語表記もきちんとされています。
購入は6月でしたが、製造は4月21日となっていました。 製造年月日がきちんと記載されているのも信頼性の薄い中国メーカーでは珍しく、ちゃんと管理されているみたいです。
日本でリリースする際はここまでしないと信頼を得るのがまだまだ難しいのかも知れませんね。
本体の掲載は次回にして今回は同梱品の確認だけにとどめてます。
箱を開けると最上部にケースが収められており、その中には簡易説明書に加えて純正のスマホケースが同梱されていました。 最近の中華スマホでは本体ケースが同梱されているのが標準化されています。 購入して直ぐに本体を保護できるのは有り難いことです。 当方は純正品は極力使わずに保管しておくタイプなので、このままケースに収めて仕舞ってしまいました。 勿論、本体保護の為に後日ケースは社外品を購入します。
上部のケースを避けるとスマホ本体が現れ、その下にはUSB-Cケーブルに有線式ヘッドセット、充電器が収められています。 もうこれだけで直ぐに使用ができるようになっています。
充電器が付属されているのは賛否両論でしょうが、初めてスマホを手にするユーザーには有り難い同梱物ですね。
充電器は純正品の証しであるメーカーロゴ入り。 ここまでコストを掛けても国内端末よりも安価なのですから本当に驚くばかりであります。
充電器の仕様は9V2Aに対応されており、クイックチャージが可能となっています。 代理店であるオウガジャパンもプリントされており、日本向けモデルということが付属品から確認できます。
こちらが本体動作確認時の画像。 電源を投入するとOPPOのロゴと一緒にandroidのロゴも表示されました。
OPPOはcolorOSという独自のOSを載せていますが、ベースはAndroidとなる為、多分、利用権の絡みでロゴの表示が義務化されているのだと思われます。
無事に起動し、初期設定画面が表示されました。 このあと必要なアップデートを行い、正常に稼働することを確認しました。
最後に一部表示面で変更を加えていますが、ほぼノーマル状態でのOSが起ち上った時の画像になります。 OPPO A73はこの価格ながら有機ELディスプレイが搭載されているので、ディスプレイ表示は非常に綺麗です。 不満となる部分は一切無く、この価格でここまでのクオリティには本当に驚くことばかりです。
今現在のA73の最安値はMNP転入でOCNモバイルの1円販売が一番安くなっています。 当方が購入した価格は税込2,990円ですが、IIJmioの場合は事務手数料が8月いっぱいまで1円となっている為、回線契約を含めると事実上、こちらの方が安く手に入れることが可能となっています。
搭載されるSoCはSnapdragon662と今となってはミッドレンジクラスというよりはミッドロークラスとなる為、ゲームなどを行うには少々酷な仕様でありますが、通常使用では当方がメインで使うF-01KのSnapdragon660と同等に稼働してくれていますので、インターネットやコミュニケーションツールとしては十分な性能だと感じています。
開通だけはIIJmioのSIMを挿して初期設定だけ済ませましたが、元々楽天モバイル用に手に入れた端末でありますし、楽天モバイルの無料通話を利用した家の固定電話代わりに使うだけなので、このスペックで何ら不満はありませでした。
既に各所でこの端末に関しては色々とレポされていますし、今年はミッドクラスがなかなか当たり年で数多くの端末がリリースされていますから、今更感があるので当方では細かいレポは控えようと思います。
まぁ、デザインは好みなので、さらっと外観のレポぐらいはこちらに載せるかも知れませんが。