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近所のイオンでレジゴー導入! 試してみた

2021.07.07 18:47

今週に入って近所のイオンでレジゴーを導入。 セルフレジの混雑の緩和に向けた新システムで、少数の店舗にて試験的に導入されてから去年より導入する店舗を少数ながらも拡大を開始。 当家の目の前にあるイオンでも導入され、店員(というより本社からの派遣された社員だと思われ)が勧めてきたので試してみることにしました。

ファイル 851-1.jpg
arrows F-01Kにて撮影

先ずは公式サイトでどんなものか確認してみて下さい。 また、最近ではYouTubeでも紹介や試している動画が幾つかアップされているので、そちらを観た方が解りやすいかと思います。

 公式サイト https://www.regigo.jp/
続き
簡単に言ってしまえば、商品をレジかごに入れる度に貼られているまたはプリントされているバーコードを貸し出された端末に読み込ませることで端末上の買い物かごに商品が追加され、専用のレジにて支払手続を開始すると端末からキャッシャーにそのデータが瞬時に転送され、現金や電子マネー、クレジットカード等で支払いが可能となる仕組みになっています。

以前のセルフレジですとレジかごに入れた商品を一つひとつキャッシャーに読み込ませて決済してと時間が掛かっていたものを予め専用端末(といっても専用アプリをインストールしたスマホ)に先に読み込ませておき、決済時のバーコードの読み込みを省き、キャッシャーの利用時間を短縮して混雑の緩和を目的とした新システムとなっています。

実際に利用してみた感想ですが、自分でバーコードを読み込ませるという面倒臭さはあるものの、セルフレジを利用した場合とでの違いはバーコードを読ませるのを後にするか先にするかの差だけであってキャッシャーで時間を取られずにスムーズにレジを通過できるのは楽だと感じました。

母親と二人で買い物に行ったのですが、「これは便利!凄く楽!」と話してました。 但し、うちの母親のような高齢者や機械に弱くスマホが苦手な方には不向きかなと思います。

元々レジゴー導入店は30代~40代の世代をターゲットにしている店舗が主要なようなので、該当する世代はスマホを楽に扱えるでしょうから、利用する価値は十分にあると思います。

それとこのレジゴーですが、自身のスマホにアプリをインストールして店舗の端末を使わなくても利用が可能となっています。 コロナ過の中、誰が使ったか分からない端末に触れるのが嫌な方はインストールすると良いと思います。 貸し出される端末は返却されるときちんと消毒されていますけどね。

当方は早速メインのAndroidスマホとサブ端末のiPhoneにインストールしました。 ただ、App StoreやGoogle Playの評価欄に幾つか不満点や不具合が挙げられているようなので、今は店舗の端末を借りた方が確実なような気がします。 まだ始まったばかりのサービスですから、これから色々と不具合も出てくるでしょうし、ユーザーの声に合わせて少しずつ改良もされてくると思いますから、様子を見ながらの使用となると思います。

試してみたいという方は以下のバナーより各サイトにジャンプできます。

  

因みに対応端末はAndroid8以上、iOS12以上搭載となっており、稀に対応されているOSでも端末によっては使えないとのことです。

最後に、現在の問題点として公式ページの『よくあるご質問』にもあるように、各種クーポンを利用するには店員を呼んで端末操作してもらう必要があること。 それとApple PayやGooglePayなど決済時に各々のアプリを起ち上げなければならない(または起ち上がる)場合はレジゴーのアプリがグレーアウトしたりフリーズしたりとNFC等との兼用ができなようです。 もしかしたらおサイフケータイ(FeliCa)はチップを読み込むだけなので可能かも知れませんが、試していないので未確認です。

あとはキャッシャーとの通信は近距離無線通信(Bluetoothなど)を使うのではなくデータ通信を使うようです。

『よくある質問』に

Q アプリを利用するのに料金はかかりますか?

アプリは無料でご利用いただけます。ダウンロード時及びアプリご利用時の通信データ料はお客さま負担とさせていただいております。

とありましたから、ご自身のデータ通信を使いたくない方は、素直に店頭の端末を使うようにした方がよいです。 また、MVNOなど混雑時に通信速度が極度に下がる可能性がある場合は、通信障害やタイムアウトでエラーとなる可能性もあるので、避けた方がよいかも知れません。

まだまだ発展途上の中ではありますが、当方は非常に便利に感じました。 どんどんと普及して欲しいものですね。

2021.07.08 追記

自分のメインスマホで試してきました。

特にこれと云った不具合は無く、貸し出している端末と何ら変わらず商品の読み込みや支払いができました。

ただ、時間が経った商品を割引きするラベルが20%,30%,40%と何枚も重ねて貼られているとバーコードの読み込みに手間取ってタイムアウトする時が数回ありました。 その場合、“通信エラー”と出て再読み込みとなるので、何回か読み込ませることで商品を認識してレジかごに追加されていました。

それと近所のイオンはモール内にある店舗の“d Wi-Fi”に繋がると通信速度が遅く、イオンウォレットなどタイムアウトしてクーポンなどがなかなか表示されないことがあり、近所のイオン内ではいつもスマホのWi-Fiを切っておくのですが、偶々この日は切るのを忘れていて“d Wi-Fi”に繋がってしまい、バーコードを読み込む際にやはり通信エラーが出ることがありました。

ですので、やはり端末の通信速度はある程度の速度が必要なようなので、MVNOを利用するユーザーは混雑時の通信速度を確認してから自身のスマホを使うか、店舗の端末を使うか判断した方が良いと思います。

次に当方のスマホは手で持っている間はディスプレイが消灯しない機能があってイオンのカートに取り付けられているスマホトレイ(金属製)に乗せると微弱電流を拾って点灯しっぱなしになるのですが、このような機能の無いスマホではレジゴーアプリが起動中はきちんとディスプレイが点灯し続けるんですかね? この辺の確認ができなかったので、後日今度はiPhoneで試してみようかと考えています。

あと、買い物中はディスプレイが点きっぱなしになっていてもアプリ自体の消費電力は少ないようで、予想に反してあまりバッテリー容量は減っていませんでした。

いや~、それにしても本日も母親とレジゴーの事を話しながら買い物をしましたが、「自分のスマホで商品を読み込んで、そのままレジに読み込ませて支払いができるなんて凄い時代になったねぇ~」と、驚いてばかりいました。

兎に角、レジゴーは『便利』の一言に尽きますね。

2021.07.17 追記

今度はiPhone8で試してみました。

メイン端末のF-01KはOCNモバイル(21.07.28より日本通信SIMに移行)を使用。 iPhoneはIIJmioでの通信になります。 時間帯はどちらも夜9時頃に買い物をしました。 今回はちゃんとd Wi-Fiに繋がらないように、予めWi-Fiを切ってあるのを確認してからアプリを起ち上げています。

d Wi-Fiに繋がっていたメインスマホの時のような遅延は一切無し。 通信も読み込みも安定して利用できました。 それとバーコードの読み込みもスムーズでした。

このバーコードの読み込み関してなのですが、若干iPhone8の方が早く、これは近接での測距精度(ピントが合うまでの速度ですね)がF-01KよりもiPhone8の方が上回っている為に読み込みが早くスムーズだったのだと思います。 画質の方は変に色を乗せているiPhone8よりもF-01Kの方が素直で綺麗なんですけどもね。

それとディスプレイの件はディスプレイ関係の権限をiOSから得ているようで、アプリが起ち上っている限り表示されたままになっていました。 途中でスリープに入って画面が消えてしまうなんてことは無かったです。

最後に、AndroidでもiOSでも特に問題なく利用が可能。 どちらもアプリのレビューで、決済の時にデータを正常に遅れずエラーが出たなどのクレームを書き込んでアプリに不具合があるようなことを幾つか書き込まれていましたが、何かしらの影響による通信の不安定さがエラーを起こしているものと思われます。 実際、当方も店舗内のd Wi-Fiに繋がって不安定で通信エラーが出たことがありましたからね。

まぁ、この辺りは各々の環境で状況は変わるでしょうから、ご自身の端末でうまく利用できないのであるならば、素直に店舗の端末を借りて買い物をした方が良いと思います。

ということで、当方は便利に使わせてもらっています。