おまけで付いてきたガラスフィルムの傷が気になり始めたので、中継ぎでDAISOのガラスフィルムを買ってきてみました。
ラウンドガラスの上にガラス板一枚のラウンドガラスフィルムを貼り付けると段差が二段となって格好悪く大嫌いなので、当方はラウンドガラスのモデルにはいつもフレーム付きのフルカバータイプを選んでいます。
そのフルカバータイプのガラスフィルムがDAISOで売っていることに驚き。 どうせ110円と安価なものなので、半分捨てる気で試しに購入してみました。
早速パッケージを開封。 ウェットとドライのクリーニングシートが一丁前に付属されていました。 ただ、ウェットタイプは殆んど乾いてしまっていたので、マイクロクロスタイプのウエスで予め油分を拭き取ってから、サッと拭き上げて汚れを拭えるぐらいにしておいた方が良いです。
次におまけで付いてきたフィルムとの比較。 この辺りまったく誤差が無くほとんど同じ。 DAISO製品恐るべしです。
次に貼り付けた後の精度を見てみます。 先ずは縦のライン。
当方がいつも購入する“Million Hearts”とは雲泥の差。 “Million Hearts”はディスプレイのガラス面いっぱいまで覆い被さるようにギリギリまで追い込んで作られていますが(保護カバーを取り付けるぐらいの余白あり)、DAISOの方は0.5mmほど一回り小さく作られており、ラウンド面から若干逃がすように作られていました。
これはパッケージに記載されている3D曲面とは程遠く大雑把な作りで、よく見るとラウンド面に僅かな段差ができています。 指先でなぞると引っ掛かりを感じますから、型取りは大雑把で成型も作り込みが甘い感じがします。
続いて上部横面。 こちらも同じく0.5mmほどの隙間があります。 やはり意図的にディスプレイのラウンド面から逃がしているように思います。
一応補足で申しておきますが、フレーム面を覆い被さるタイプのTPUケースには逆にこのくらいの隙間(余裕)がないとガラスフィルムとカバーが干渉してしまうことがありますから、カバーの種類によってはこちらの方が適している場合もあるので、一概に精度が悪いということにはならないと思います。
実際、暫定使用しているDAISOのオーロラカバーでは、この隙間が無くなるほど相性が良いです。 更にカバー端の突起部によってガラスフィルムのラウンド部の段差も気にならなくなります。
まぁ、これは偶然なんでしょうけども、DAISO製品同士で上手くマッチするようにOEM製品を選んでいるように感じました。
次にスピーカーやカメラ、センサー等の開口部。 気にならない程度に僅かにズレがあります。 逆に110円でここまで仕上げているのは大したものと感心してしまいました。
価格面を考慮するとホームボタンの開口部もここまで来るとお見事の一言ですね。
この角度で見るとやはりガラスフィルムのエッジの段差が気になりますね。
肝心のガラス面の密着度。
気泡も入り難く綺麗に密着して透明度も十分です。 これ、十分に実用になりますから、100均商品だからと変に妥協したり敬遠する必要は無いですね。
最後にDAISOのオーロラカバーを取り付けた際の画像を撮ろうと思っていたのですが、すっかり忘れてしまいました。(^^ゞ
しかし、前回のオーロラカバーに続いて今の100均製品は侮れないものがありますね。 近所のモールにDAISOが入っているので家庭雑貨などの消耗品をよく買いに行くのですが、スマホのガラスフィルムやカバーも消耗品であって何れは傷が付いたり汚れたりして交換を余儀なくされるのですから、きちんとした製品を買わずにこのまま使用しても良いのではないかと思い始めてきました。
一応、きちんとしたメーカーの製品を購入する予定でいますが、先ずはこちらを使い倒してからでも遅くはないなと思えるほどの商品でした。