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LG Style L-03K 白ロム購入

2020.02.24 18:49

去年の暮れにメインスマホである“F-01K”の赤ロムを喰らい、おサイフケータイ関連の逃げ道の必要性を痛感して予備機として購入価格が手頃となった“LG Style L-03K”を正月に入手しました。

まぁ、『クアッドDACの音を聴いてみたかった』というのと、『自宅で音楽を楽しむ』という意味あっての購入です。

ですので、この端末はメインスマホが使えなくなったとき以外は、基本自宅使用がメインとなります。

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購入価格はメルカリにて送料込み17,000円也(新品且つネットワーク利用制限“○”)。 おまけで“ANKEY”のMicro USB typeB → TypeC変換アダプターが付いていました。
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端末のスペックの詳細はLGのサイトでご確認願います。

 https://www.lg.com/jp/mobile-phone/lg-L-03K

元箱は高級感あり。 国内端末よりも今は海外端末の方がしっかりしていたり、同梱物が多かったりと、もう国内メーカーはコスト面では勝てませんね。 悲しい実情です。

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今回購入した端末のカラーはホワイト。 本当はブルーを買う予定でしたが、若干ラベンダーよりのブルーであった為、おっさんが持つには如何なものか?と散々悩んで無難なホワイトを選択しました。

あとはブラックが用意されていましたが、そちらはグロス仕上げで使って行く内にどうしても傷が目立つので、検討当初から選択肢に入りませんでした。

実際、ネット上の中古端末を見ると綺麗な個体であっても細かな擦れ傷が散見されていましたし、ケースを付けてもケースと擦れて傷が付くみたいなので却下しました。

因みにホワイトとブルーはマット仕上げで安っぽさは否めませんが、傷は付き難くなっています。

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開封時の様子。 右上に試供品のクリーニングクロスが見えます。

状態が良ければ当方は中古とかでもまったくOK!なのですが、やはり新品は気持ちが良いですね。

SoCはSDM450とミッドロークラスでありながらもROM64GBにRAM4GBの容量を確保しており、無駄に多くのアプリを入れたりゲームをやらない当方には十分過ぎるスペックです。 これにディスプレイはFHD+でおサイフケータイやワンセグも搭載され、防塵防水に加えてMILスペック14項目取得と、メインで使ってもよいと思える内容になっています。

そういえば、当方初の縦長ディスプレイです。 四隅がラウンドされた嫌いなタイプですが、受話スピーカーやカメラ、LEDランプがベゼル内に搭載されたノッチレスデザインなので、なんとか妥協できる範囲かなと。 それでも四隅のラウンドはやはり嫌いですけどね。

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背面を確認。

ホワイトと言っても実際はシルバーっぽい感じの塗装が施されています。 材質は安っぽいですが、離れてみた時のパッと見は意外に高級感があります。

いつも思うのですが、docomoのロゴってどの端末も邪魔なところにありますよね。 メインスマホであるF-01Kは、ディスプレイベゼルにさりげなくプリントされていたので好みだったのですが、背面にあるのはセンスが無いなぁといつも感じます。

指紋認証の位置は特に不満はなし。 自然に人差し指が掛かる位置にあります。 反応速度は昨今のスマホと比べるとワンテンポ遅い感じ。 それでも側面メインスイッチ兼用のarrowsのものよりも感度は良いので、誤認識は殆んどありません。 ワンタッチで認証されてロックが解除され、更に画面が点灯するのは扱いやすいですね。

カメラはハッキリ言って明るいシーンなら妥協できる範囲。 ですが、スマホの画面で見る程度なら十分綺麗だと思います。 暗いシーンはちょっと苦手で同クラスのスマホよりも劣ります。 ただ、このクラスを買うユーザーは細かなところまで気にしないと思うので、これで十分なのではないかと思います。

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おまけの“ANKEY”のアダプター。 以前、Amazonで4個セットのものを買ったのであまり必要はありませんが、まぁ、有れば便利なので持っておいて損はないと思います。

メインスマホの予備機として購入したのでアカウントはそのままでセットアップを完了させて既に使用を開始しております。

以前からLGの端末はスマホ・タブレットと使っていますから、LGのUIに慣れている為、特に不満はなくスムーズに使用できています。 ASUSのような癖のあるUI(カスタマイズがしやすいという意味で)が好みでSH-M03やF-01Kに“ZenUI Launcher”をインストールして使用していますが、他に比べて癖が無くLGのUIはシンプルで使いやすいと思います。

気になっていた音質の件ですが、LG X Screenが低音を持ち上げて音楽を楽しく聴かせるタイプとはまったく違い、“Hi-Fi Quad DAC”をオンにした時の音はフラットに聴かせるタイプになっています。 また、オンの状態では帯域のレンジが拡がり、ノイズも減って透明感が増します。 レンジが拡がりクリアになった分、粒立ちも細かく延びも出ています。

それとビットレートの低いmp3の再生で感じたのですが、かなり昔にダウンロードした128kbpsでエンコードした音楽を聴いた時、音質ががらりと変わる印象を受けました。 ノイズ感が減って兎に角上記した透明感や音の延びが謙虚に現れます。 逆にCDから320kpbsでエンコードした音の方が変化は少ないように感じました。 ビットレートが低ければ低いほどクアッドDACの効果が大きいようです。

で、ここで補足ですが、クリア且つフラット過ぎてやはり音楽を楽しむという意味では物足りなさは否めません。 解像度や透明感を上げたりするだけでは音質が良いと感じても、それが音楽を楽しく聴かせるかというとまったく別問題であって、最終的にアナログで出てきた音をどのように鳴らすかが肝になってきます。 その点に関しては、F-01KのONKYO監修のフラット過ぎる音と同じで、多少アレンジがLGの方が上手いかなと言える程度でありました。

ここから如何にメディア再生アプリ装備の音質調整を駆使して楽しく聴かせるようにするかが腕の見せどころで、一通りチューニングを終えて聴き込んだ時の音は、予想通りF-01KよりもクアッドDACを積んだL-03Kの方が上でありました。

総合的な感想

SDM450搭載でディスプレイがFHD+となる為か、各サイトでの検証結果を見て比べると、同じSoCが搭載されながらもHDディスプレイであるF-04Kの方が負荷が軽い分、パフォーマンスは上のようです。

但し、このモデルの良さは先のクアッドDACもそうですが、同クラスよりもワンクラス上のROM,RAMの容量、幅69mmと細くまた重量146gと軽く持ちやすいことに加え、きちんと防水防塵に対応し、おサイフケータイやワンセグ装備と、何でもありな仕様が最大のポイントになると思います。

勿論、何でもありなのはF-04Kも同じでL-03Kにはarrowsのような質実剛健さはありませんが、所有満足度は負けず劣らず高いレベルにあると思います。

ちょっと残念なのは“PREMIUM 4G”に対応しながらも何故か“VoLTE(HD+)”に対応されていないことです。 同世代のF-04Kはエントリーモデルながらもきちんと対応させてきていますから、L-03Kはコスト削減の際にFHD+を搭載した皺寄せが他の部分に現れてしまった結果なのではないかと思われます。

因みに既に2019年夏モデルで後継にあたる“LG Style2”がリリースされています。 スペック面での内容はほぼ変わらないのですが、きちんとVoLTE(HD+)に対応されています。 Style2の方が良かったのでは?と思われるかも知れませんが、ディスプレイを大型化したことで筐体が一回り大きくなってスリムで持ちやすい端末ではなくなってしまった為、当方的にNGです。 デカいスマホは好みではないので、有りか無しかではStyle2は無しです。

追記

去年4月から母親にF-04Kを買い与えて使用させていますが、指紋認証がやり難いとか、筐体が重いとか、色々と難癖をつけられたので、今月22日に新たに同モデルの新品を手に入れました。

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ヤフオクにて落札価格は送料込み17,000円と当方が手に入れた金額と同じでした。 当然ながらF-01K赤ロム問題の教訓からネットワーク利用制限“○”のものを手に入れています。

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元箱の状態も前回購入と同じく状態は良かったです。

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付属品もきちんと同梱され、スマホ本体の状態も文句無しです。

動作確認はこれからですが、何も問題が無ければセットアップを開始したいと思います。

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