SIMが到着してMNP転入手続を済ませてセットアップを完了させましたので、簡単にその内容を記事にします。
先ずは“arrows NX F-01K”の外装を少し見てみます。
昨今流行のノッチデザインでもなければ縦長ディスプレイでもなく、旧スマホのデザインそのままです。 突出して目立った部分もなく極々普通のスマホです。
前面をよく見ると気付くのが右上のセンサーですかね。 虹彩認証を装備したのでそのセンサーが取り付けられ電源オンと同時に赤色に発行するようになっています。
指紋認証も登録しましたが、この虹彩認証の精度が中々優れもので、簡単に素早くロックが解除されます。
「指紋認証だけで必要ないかな」と思っていましたが、食器を洗った後や手を石鹸で洗った後など、認証の反応が遅かったり中々解除されなかったりした時がありましたから、虹彩認証も登録しておいた方が楽だと感じました。
勿論、ピンロックや暗証番号と兼用できるのでどの認証方法を利用するかは各ユーザーに委ねられるとは思いますが、両方とも登録しておいた方が確実にロックを素早く解除できるようになると思います。
次にディスプレイサイズは、5.2インチFullHD(1920x1080)となります。 カラーバランスは素直すぎてつまらない画作りですかね。 自分はもっと色温度が低い方が好みです。 淡白な色合いでこの辺りは日本人の画作りそのものだなぁという印象でした。
タッチの反応は良く、扱い難さは感じられませんでした。 昨今のラウンドエッジガラスではなく、また多少サイドにベゼル枠が設けられていますから、片手操作の時に親指の根元でミスタッチすることもなく、自分はやはり平面ディスプレイが良いなぁと改めて感じました。
但し、ディスプレイサイズとF-01Kの筐体の大きさから、指が短く手の小さい当方には片手操作はちょっと難しいです。 自分の手だと5インチまでが限界ですね。 まぁ、これは個人的な事情ではありますが…
背面も特に目新しいものは無し。 シングルカメラですし、肌色を柔らかくする色温度の低いLEDフラッシュなどもありません。
但し、LEDフラッシュの光量は当方が持つどのスマホよりも明るく、懐中電灯で全灯した時の明るさは驚くほど眩しかったです。 画角一杯に光を照らすほどの明るさがあります。
そのカメラ性能ですが、これが意外に写りが良いのには驚かされました。 歴代のarrowsは決して褒められるほどの性能は持ち合わせていなかったのですが、結構普通に写っていたので十分使える範囲だと思います。 カメラレンズが大きく、そこそこ良いガラスレンズが積まれているのかも知れませんね。
ちょっと困ったのがカメラの画素設定ですかね。 4:3の画質設定では最高画素数の23Mピクセルか3Mピクセルしか選べないのが難点です。 約半分の12Mピクセルや8Mピクセルなどもっと細かく設定できるようにして欲しかったです。
画像では判りませんが、この背面パネルはガラスと樹脂を混ぜ合わせた特殊コーティングが施されており、割れにくく傷が付き難い仕様になっているのだそうです。
こちらがその背面のアップ画像。 この特殊コーティングの装飾が滑り止め効果をもたらしているようで指が滑り難いとの記事を読みましたが、効果はあまり感じられなかったので、後に紹介しますストラップの装着は必須に思いました。
国内端末ではお馴染みのFelicaチップは背面上部に備わります。
F-01Kで大きな特徴は電源ボタン廻り。 以前のXperiaと同じく指紋認証を兼ねているのと“Xlider(エクスライダー)”という新機能が備わっています。
このXliderは電源ボタンに指を添えて上下に動かすと画面がスクロールします。 このスクロールはウェブやアプリのスクロールだけでなく、ホーム画面や追加したページをも切り替えが可能になっています。
また、軽くダブルタップすると倍率の数値が現れ、スクロールさせることで画面をズームアップすることが可能になっています。 設定によってどの位置をズームアップさせるかもこの電源ボタンの操作の組み合わせで可能です。
これ、地味に便利なのですが、電源ボタンの位置から不意に指が振れるとスクロールモードになって意図せぬスクロールをさせてしまうことがあるので、当方は使う時だけXliderをオンにするようにしています。
それと今までのarrowsは電源ボタンが側面中央付近に突起している形状で備わっていましたが、指紋認証を備えた結果、平たく一段凹んだ形状となった為、不意に電源ボタンを押してしまうことが少なくなりました。
現行のAQUOSと違ってバスタブ構造ではないにもかかわらず、防水防塵対策が優れているのは大したものだと思います。 構造的にバスタブタイプの方が水滴や埃が入り込む隙間(面積)を少なくすることができて優位なはずですが、敢えて側面を一つのフレーム且つバンパーとし、落下した際の衝撃吸収を高めて強度を上げながらも最高クラスの防水防塵を備えているのは素晴らしいことだと思います。
勿論、バスタブ構造でもモノコックフレームにすれば十分な強度を保てますが、落下の衝撃が背面にも伝わって背面パネル諸共損傷してしまう可能性もありますから、サイドフレームのみで衝撃を吸収させて損傷率を下げる方法を設計陣は敢えて選んだのではないかと思われます。
それと筐体下部側面にストラップホールを装備。 特殊コーティングの装飾により滑り難いとはいっても、やはり落下防止にストラップホールが備わっているのは有り難いです。(前途の通り、完全な滑り止めとしての効果があるわけではないので)
画像はありませんが上部には昨今では省かれてしまっているヘッドフォンジャックが備わります。 お気に入りの有線ヘッドフォンが使えるのは嬉しいです。
お次はカスタマイズ。
いつものことですが、当方お気に入りの“ASUS ZenUI”をランチャーとしてインストールしました。
F-01KはAndroid7.1.1なので、“ZenUI Ver.5”や“ZenUI Ver.4”が動かせると思いきやエラーを吐き出して上手く動作しませんでした。 確か両バージョンともAndroid7に対応していた記憶があったのですが…
諦めて最後に旧バージョンのVer.3をインストールしたところ、こちらはまったく問題無く動作しました。
使い勝手はメイン機のZenFone2やサブ端末のAQUOS mini SH-M03と同じになるので、結果オーライですね。
但し、Android7よりプレフィックス機能が標準となった為、サードパーティ製のプレフィックスアプリが動作せずプレフィックス番号を付加できなくなってしまい、使いやすかった“ASUS連絡先(ダイヤラー)”が使えなくなってしまいました。
docomo標準のダイヤラーでもプレフィックスを付加することができなかったので、“OCNでんわ”アプリでリカバーするしかなくなってしまいました。
プレフィックス機能を備えたダイヤラーもあるのですが、一度インストールして試したところ、使用感がどうしても当方に合わなかったのでボツになりました。
よって、ダイヤラーと連絡帳はOCNでんわをメインで使い、編集はdocomoの連絡帳で行うようにしました。
因みに2ページ目をホームに設定してあるのも当方の今迄と同じスタイルであります。
こちらはホーム画面からの左ページ。 ブラウザやメール、プレイヤーやカメラと当方はメディア系をこちらにひと纏めにしています。
次にホーム画面から右ページ1枚目。 こちらにツール関係を纏めてあります。
今現在は更にカスタマイズが進んで若干置かれているアイコンが違いますが、ほぼ画面にあるようなアイコンの設置で使用しています。
そうそう、今回も他のスマホと同じくアイコンのグリッド数は横4x縦5で設定しました。 横5列まで可能なのですが、設置するウィジェットとのバランスを崩すので、敢えて横4x縦5にしてあります。 アプリ一覧に関しては、5x5で目一杯表示させています。
ホーム画面より右2ページ目。 こちらはハード面やシステムに関するアプリやセキュリティ関係を纏めてあります。
普段あまり利用しないアプリはホーム画面より一番離れたページに逃がすように設置してあります。
俗にいう白ロム端末を購入したのは今回が初めて。 docomoの標準アプリはまったく使わないので削除したり無効にしたりと、SIMフリー端末と違って初期に行う項目が多くて結構苦労させられました。
白ロム端末をMVNOで使うには、まだ色々とやることがあるように思うのですが、何せ初めてのことでどこまで弄ってよいのか試行錯誤している段階であります。
実状は既にメイン機として使い始めて動作に目立って不具合等はないので、ソフト面では煮詰まってきているのかなと云った感じであります。
家電メーカー製のパソコンと同じく不要なものが多くインストールされており、これを除外させるのにひと苦労です。
使い始めて日が浅くまだまだカスタマイズできるでしょうから、これからも色々と試してみようと考えています。
次回は取り付けたアクセサリー関係を紹介します。
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