メディア用にDTCP-IPに対応したNASを購入。 通常の落札価格よりもチト安かったんで手を出してしまいました。 落札価格3,900円也。
同型で末尾にSが無いタイプもあるようですが、はっきり言って両者の違いを知ることができませんでした。 何が違うんですかね?
購入したモデルの容量は2TB。 REGZAで録画して保存したい番組はこちらに残すようにします。 あと寝転がってスマホで観たりとかね。
一応、ROCKDISKはREGZAのLAN HDDとしてそのまま使用。 こちらは録画しては削除と酷使するUSB HDDの退避用に利用することにしました。
まぁ、これで録再用はUSB HDD+LAN HDDで1.3TBとなるので、観て直ぐに削除する使い方には十分な容量かと思います。 ってか、USB HDDの300GBですら使い切っていないのが現状なんですけどね。
手に入れた“HDL-A2.0S”の筐体は鏡面仕上げの部分に目立つ擦れ傷がありました。 それ以外はまずまずの状態ではないかと思います。
背面に備わるインターフェイスに腐食など無く状態は良いです。 使用前に一度分解して内部清掃しましたが、入り込んだ埃等も少なく不満はないです。
予想外だったのが、オークションの説明欄に記述されていなかった取扱説明書とソフトウェアを収録したCDが付属していました。
まぁ、今は何処のメーカーもネット上でPDFファイル化された説明書をダウンロードできますし、IOはシリアルナンバーさえあればバージョンアップされたソフトウェアがそのまま手に入るので、あまり必要はないように思います。
あと、この説明書の中にA4用紙にプリントアウトされたバックアップに関する内容のものが同封されており、その用紙には某建設会社の名が記述されて現場名も記載されていたので、どうやら会社から現場事務所に配布された個体のようです。
現場で使われていたわりには埃の混入が少なかったとチト感心。 使用されていた事務所の環境が良かったのかも知れませんね。
で、細かく記載されたオークションフォームを読まずに入札して失敗してしまったのが、画像にあるACアダプター。 これ、付属しておりませんでした。 よって、あとから別途購入する羽目となりました。 (´Д⊂グスン
これが意外に手こずりまして、ネット上で調べても型番が分からずお手上げ状態。 画像検索でもなかなか詳細な画像を見付けられず、IOのサポートに連絡しようかと思ったぐらいです。
諦めかけていたところで末尾Sの無いHDL-A2.0があることを思い出し、そちらで検索すると一枚だけ詳細な画像を見付け、漸く型番を知ることができました。
筐体が違わぬ同型シリーズなので、多分ACアダプターも同じだと思います。 実際、使えていますしね。
一応、覚書としてここに記載。 型番は“DA-48Q12”になります。
因みに落札価格は1,000円でした。
アダプターのプラグはセンターピンタイプ。 通常のプラグでしたら汎用品で代替できたんですけどね。 さすがにセンターピンタイプはこの手の製品ではあまり使われていないタイプなので、専用品を手に入れなければなりませんでした。
因みに同型のUSB HDDケースは一般的なセンターホールタイプが使われ、NAS系はセンターピンタイプが採用されているようです。
さて、一度工場出荷時に戻して動作を確認。 内蔵されるHDDのヘルスに問題は無く、DNLAにてREGZAとの接続連携も正常でした。
転送速度の遅いROCKDISKでは同時録再がNGでありましたが、HDL-A2.0Sは転送速度が意外に速い方なので、REGZAのテスト結果ではOKと表示されて同時録再が可能なようです。
但し、HDL-A2.0SはDTCP-IP利用と保存が目的であり、こちらへ直接録画することはありませんから、当方的には特に問題視する部分ではないです。
レグザリンクは録画に使用したテレビや録画機が壊れてしまうと録画した番組が全く観れなくなってしまうので(対処法はあるようですが)、DTCP-IP対応NASは必須です。(REGZAだけでなく、どのメーカーもでしょうけどね)
BDに焼いてしまえば良いのでしょうが、固形媒体は保管場所を有するので狭い我が家には不向き。 HDDに残すのが我が家の環境に適しています。
最後にちょっと困ったことを。
J:COMのSmart J:COM TV WA-8600で録画した番組を何故かHDL-A2.0Sへダビングやムーブができません。 一応、ネットワーク機器として登録はできており、メニューではダビングの項目が出てくるのですが、『予約録画を受け付けました』と表示されるだけでその先に進むことができませんでした。
説明書内に『ホームネットワーク上の録画機器によってはダビングできない場合があります。』とあったのでよくよく調べてみると、CATV系はダビング先がJlabsに認証された機器でないとダビングはできないとのこと。 DLNAとDTCP-IP対応であってもCATVで録画した番組は、Jlabsに認証されたDLNA+の規格じゃないとダビングはできないのだそうです。
それと、REGZAからダビングした番組をJ:COMタブレットにインストールしてある“DiXiM Android for LG”でもグレーアウトして再生ができませんでした。
当方がサブ端末で使用する“AQUOS mini SH-M03”にインストールされていたアプリ“AV家電リンク”では、WA-8600に録画された番組や今回のHDL-A2.0SにREGZAからダビングした番組の再生は可能でした。
ん~、CATVはちと面倒臭いですね。 次回は素直にIOのRECBOXを手に入れた方が良さそうです。
まぁ、取り敢えずはDTCP-IPが利用できるようになっただけでも御の字としておきましょう。