仔猫が家の柱で爪とぎをし始めて困っていたので、こんなん買ってみました。
“ドギーマン ハヤシ 株式会社”から発売されている猫用爪とぎポール“CattyMan モダンルーム爪みがきポール”です。
Amazonで評価数の多かったマルカンの製品を買おうと考え中に『おもちゃのネズミの部分が瞬殺された』とか、『麻の紐があまり耐久性がない』などのコメントがあったので他に色々と探してみたのですが、結局良さそうな商品を探し切れずにそちらを購入しようとしたところ、ふと楽天ではどのぐらいの価格なのか調べると同じような価格帯で幾つかヒットして、商品の作りや価格を考慮すると今回のドギーマンの商品が一番コストパフォーマンスが高かったのでこちらの商品を手に入れました。
価格は楽天市場の“爽快ドラッグ”にて税込・送料無料で1,578円。 他の店舗ではこの価格に送料が別でしたから破格の値段でした。
(後日、Amazonにて1,597円で売られているのを見付けました。 因みにAmazonの商品説明では中国製と記載されてありますが、実際はベトナム製です。)
開封の儀。
最初に麻紐が巻かれたおもちゃのボールとネジ類が現れます。
その下には折り畳み式の台座(低板)とポールが収められています。 ポールの直径は70mmになります。
では、早速組み立てに入ります。
付属するネジの頭は全て六角。 六角レンチも付属していますので、他に組み立てに使う工具を用意する必要はありません。
低板に使用するネジ留めには大き目のスペーサーが付属するので、組み立ての際や猫が飛びついて負荷が掛かっても、ネジ穴が馬鹿になってポールが根元から外れてしまうようなことはなさそうです。
ポールは麻の部分とカーペット生地部とで分割されていますが、結合部も両ネジでしっかりと固定できる為、こちらも猫が飛びついても壊れることはないと思います。
お遊び用のボール。 マルカンの製品はここがネズミのマスコットでチャチな作りの為に瞬殺されるとのことでしたが、こちらはボールに麻の紐が巻かれているだけですので、直ぐに壊れてしまうことはなさそうです。 猫が興味を持つようにボールの中には小玉が入っており、振るとカラカラと音が鳴ります。
但し、取り付けてある鳥の羽は直ぐにボロボロになりそうですね。 羽は天然だそうです。
完成の図。
台座部分は巾30cm x 奥行き30cm。 高さは60cmでポールの直径は約7cmになります。
ポール上部の麻紐はジュートというもので、黄麻(こうま)と呼ばれる麻の一種で作られた紐を巻き付けてあります。 台座とポールの下部はカーペット(ポリエステル材)を貼り付けてあります。
どちらも一般に売られている素材なので、ボロボロになったら貼り換えるのも有りかと。 ただ、一応このポールは取り換え用がメーカーから発売されています。
- 替え柱カーペット282 型番 84182
- 替え柱ジュート282 型番 84186
今回購入した同じ爽快ドラッグで価格を調べると、それぞれが630円と860円で別途送料が掛かる為、本体そのものの方が安いですから買い換えてしまった方がよいと思います。
早速、仔猫を連れてきて遊ばせてみると、最初は「なにこれ?」ってな感じで少々ビビリぎみだったのが、ボールを揺さぶってカラカラと中身の小玉を鳴らすと直ぐに飛びついてきました グレーのムギワラはまだ様子見の段階。
ですが、暫くすると遊んでいる茶トラに釣られてグレーのムギワラも爪みがきを開始。 慣れたみたいです。
高さは60cmと成猫が遊ぶには小ぶりですが、爪みがきとしては十分な大きさです。 生後2か月の仔猫なら上り下りしても倒れることはありませんでした。
これで家の柱への爪みがきを止めてくれれば良いのですが… 暫く様子見ですね。