前借家で母親の話し相手であった同年代の知人が、本日ご子息宅へ引越しして行った。 ご子息の持家のひと部屋を与えてもらい同居することになった為、家財や家電と云ったものが必要なくなったことから、まだまだ現役である冷蔵庫を貰い受けた。
うちで使用していた冷蔵庫は丸22年を迎え、製氷機が壊れていた以外は頗る調子が良かったのだが、さすがに古いモデル故に電気代が嵩むだろうし、壊れながらも氷を作り続ける製氷機の音や冷媒の音も煩くなってきたので、壊れる前に譲り受けて交換することにした。
三菱製の冷蔵庫で“MR-CU33P-C”というモデルらしく、三菱のサイトを覗くと2009年2月発売となっていた。 ちょうど9年前のモデルだ。
発売時の謳い文句は、
- ドアポケットまでしっかり冷やす、前から冷やそ
- パイプもポンプも洗えて清潔、ダイレクト給水自動製氷
- 埋めちゃっタンク採用、チルドスペースは29L大容量
- スタイリッシュなニューデザイン。静音18dB
- 生鮮食材の整理もラクラク、深浅ダブルチルド
だそうだ。
以前使用していたNational製の冷蔵庫はシステムキッチン用のモデルで容量は400Lを超えていたのだが、今回戴いたモデルは330Lと二回りほど小柄なタイプ。 母親と二人暮らしである為、「今度買う時はもう少し小さなものでいいね」と話していたので、当家にはちょうどよい大きさであった。
それと高さが低くなったことで吊戸棚の下に設置できるようになり、台所のスペースを旨く使えるようになったのも幸いした。(事前に寸法を測って判っていたことなのだが)
一点残念だったのは、冷蔵室の棚板が一枚破損していたこと。 角が10cm角ほどの大きさで欠損している状態(破損部有り)なのと、中央に向かって大きなヒビが入ってしまっていた。
まぁ、これに関しては一応頭の中で修復する構図が既に出来上がっているので、後日直す予定でいる。 問題は修復後に重量物に耐えられるかと云ったところだろうか。
本日午前中に貰い受け、母親と二人で大掃除。 棚板や引出し、メクラ蓋など外せる部分は外してマジックリンとお得意の“よごれ一発”で磨き上げ、最後にエタノール消毒を行って終了。 持ち込みから古い冷蔵庫の屋外への搬出と、約半日仕事であった。
清掃後に内部を十分乾燥させ電源オン。 特に問題なく稼働し始めた。
冷媒の稼働音が以前のモデルよりも断然静か。 貰い受けて大正解であった。