では、今回は使い勝手とカスタマイズを少々。
やはり大きさ126×66×8.9mmに重さ120gという筐体はうまくバランスされて使いやすいと感じました。
但し、当方は手が小さく指が短い為、この大きさであっても片手操作で扱えるギリギリのサイズ幅でありました。
同幅の“GM-01A”の方がディスプレイ幅が狭い分、操作しやすいのは言うまでもありません。
勿論、一般的な男性の手なら何ら問題なく操作できると思いますし、当方の手の大きさであってもコツのようなものを掴めば特に大きなミスタッチなどせず操作できます。
当方的に一番気に入らなかったのはAQUOS純正のランチャー“FEEL HOME”で、これだけはどうしても馴染めませんでした。
そこで、プリインストールされている“Google Now ランチャー”に切り替えたのですが、こちらもカスタマイズ性が乏しく、FullHDの広さを使い切れていない為、修理から戻ってきてからはどちらも使用することを止めてしまいました。
そのランチャーアプリですが、カスタマイズ性を考えると“nova ランチャー”がメジャーであり多くのカスタマイズができますが、当方的にそこまでの機能は必要なく、スキンやアイコン、文字サイズやグリッド数の変更ができれば十分なので、ASUSの純正アプリである“ZenUI Launcher”を導入してみることにしました。
早速、ランチャーアプリをダウンロードしようとGoogle Playで検索するも、ASUSのランチャーアプリに辿り着けずインストールすることができません。 パソコンからGoogle Playのサイトで探し、そのURLからダウンロードしようとしたところ、『お使いのバージョンには対応していません』と表示されインストールができない状態になっていました。
正式にインストールできないのであるならば、あとはAPKファイルを探して手動でインストールするのみ。 Google Playで公開を終了したアプリや旧バージョンを提供している“APKMirror”というサイトで探すと、当方が使い慣れた“ZenUI Launcher”のVer.3.0が公開されていたので、パソコンにダウンロードし“SH-M03”に移動させてインストールしました。
上図はインストール後にハードケースと合いそうなテーマをダウンロードし、適用させてカスタマイズした状態です。
この“ZenUI Launcher”Ver3.0に対応したテーマならダウンロードが可能なようで、何種類かダウンロードができるようになっていました。
因みにこれが当方お決まりのホーム画面。 トップページとなるホーム画面にごちゃごちゃとアイコンやらウィジェットが並ぶのが嫌いなので、最低限必要なコミュニケーションツールと日時だけ表示させるようにしています。
下から上にスワイプさせるとASUSユーザーならお馴染みの『ホーム画面の管理』が表示されます。
対応されていないとGoogle Playで記載されていましたが、問題なく使えています。
こちらはネット関係やメディア系を纏めたページ。
当方は2ページ目をホームに指定して左ページにメディア系ショートカットアイコンを配置。 右1ページ目にツール関係を纏め、右2ページ目にセキュリティ関係やシステム関係のアプリアイコンを配置しています。
合計4ページで纏めるのが、当方のお決まりのスタイルです。
それと各ページのグリッドはデフォルトで4x4まで。 それを“ZenUI Launcher”でカスタマイズすると“SH-M03”では5x5まで可能でした。
当方はウィジェットとのバランスを考えて5x4に設定してあります。
アプリ一覧を表示させたところ。 アプリ一覧でもグリッド数を調整できます。(こちらは5x5に設定)
“ZenFone 2”の時はディスプレイサイズが大きいのでアイコンサイズを一段階小さくしましたが、“SH-M03”の場合は標準がベストサイズ。 ミスタッチもし難く、当方的にベストな大きさでした。
但し、アイコンの文字サイズだけは-8.5で一段階小さくしてあります。 このサイズが一番文字が見易く、アイコンとのバランスが良かったので。 老眼が進んだ方には、多分小さ過ぎて見えないでしょうね。
当たり前な話ですが、ランチャーを変更したことで使用感がガラッと変わり、格段に扱いやすくなりました。 勿論、“ZenFone 2”で“ZenUI Launcher”を使用して使い慣れているのもあるのですが。
どうも当方は日本製品の使い勝手が苦手らしく、パソコンなどでも国内メーカー製のものは使い難くて馴染めないです。
Androidは元々カスタマイズ性の高いOSで各社独自のランチャーを用意してカスタマイズ化されていますが、日本メーカーのように過剰なまでにカスタマイズせずに素のAndroidをベースとして仕上げ、あとはユーザーに委ねるというのが良いように思います。(苦手な方も居られるとは思いますが)
実際、“GM-01A”は素のAndroidに近く無駄にストレージやメモリーを圧迫させていないので、ROM8GB,RAM1GBでも結構サクサクと動いてくれています。
“SH-M03”なんてRAM3GBも積みながら軽量化せずにそのまま使用していると、平気で2GBとかメモリー使いまくっています。
まぁ、この辺りは賛否両論でしょうから、素のAndroidが好みならそのような端末を選べばよいですし、カスタマイズが面倒ならメーカー独自のランチャー機能が充実している端末を買えばよいだけの話だと思います。
今回はランチャーの話が中心となってしまいましたが、次回はこの端末の簡単な『まとめ』を記事にしたいと思います。
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