今回は専用ハードケースをご紹介。 購入したケースは“ray-out(レイ・アウト)”製でキャリア純正パーツとしても扱われていますからご存知の方も多いかと思います。
ray-out BLACK/RED RT-AQH2C5/BR
前回のガラスフィルム同様、姉妹機であるdocomo SH-02H,Disney Mobile DM-01H,au SERIE mini SHV33,Softbank Xx2 miniと共通アクセサリーになります。
欲しいものリストに登録した時は1,970円でしたが、購入時の価格は1,427円でした。
では、ケース全体を確認。
先ず最初に気付くのは端末本体との色の違い。 “SH-M03”の背面パネルに採用されている赤は少々安っぽさのある色ですが、ケースの赤は鮮やかな色の赤が塗られ高級感があります。
赤から黒へのグラデーションの幅が少々浅い(狭い)感じ。 もう少し深く馴染ませて欲しいと感じました。
次に端末へ取り付けてからの状態を見てみます。
やはりもう少しグラデーションの幅が欲しいですね。
表面の光沢はかなり綺麗です。 ですが、はっきり言って皮脂や指紋が物凄く目立ちますし、今後傷も目立つようになると思います。
表面には一切処理を行わずポリカーボネートの材質そのままなので、ウエスで油分を拭い難いのが難点です。
今度は成型を確認。
画像の通り、サイドボタン、カメラ開口部と寸法はジャストサイズです。 この辺りはよく作られていると感心しました。
端末本体の赤がピンク掛かっていますが、これは下に敷いたウエスの色が写り込んでそのように見えるだけで、実際は側面のフレームカラーとケースの色はほぼ同じなので違和感は全くないです。
上面の開口部は大きく当方の好み。 多少なりとも排熱効果が高い方が端末には良いので。
下面も同じく開口は大きいです。 角まで広く開口しているので、ヒカリエモーションの視認も問題ありません。
貼り付けましたガラスフィルムとの干渉は皆無。 ガラスフィルム自体が上下左右に0.5mmほど余裕を持たせてありますから、見事綺麗に収まっています。
ここまでは良い点を記載しましたが、実のところ、当方的にはあまりお気に入りではありません。
その気に入らない部分とは、加工の際の細部の仕上げが全く駄目で、加工の際のカット面が鋭利な為、爪などを引っ掻けると簡単に傷や凹みを生じます。
画像で確認できる通りで、修理に出す際にケースを外そうとUSB端子部分の開口部に爪を掛けると簡単に凹み、更に塗装も剥がれました。
これを避ける為にケースの両角面から指圧で外そうとすると塗装やポリカーボネートが割れそうになります。
恐らく数回の取り外しで簡単にケース本体なり塗装なり損傷すると思います。
取り外す際は非常に気を遣います。
また、ガラスフィルムの汚れを拭うのにウエスを使用したところ、ウエスが擦れた赤丸部分のところの塗装が落ちました。
角の加工面が荒く、その上に塗装が乗っているので簡単に塗装が落ちます。
この加工処理はちょっと酷いですね。 とても標準価格で2,000円近くする品物には思えないです。 安価でもっと良いものが幾らでもありますから。
これなら以前“arrows M03”に取り付けたProvareのハードケース PVF03HHDMBKの方が安価且つ仕上げも綺麗で遥かに良く作られています。
“ZenFone 2”でもレイ・アウト製の手帳型ケースを使用していますが、評価は今回のケースと全く同じで値が高いだけで作りはイマイチでしたから、ブランド名だけが先走っていると改めて感じました。
デザインが良いだけに非常に残念です。
見た目は高級感があって良いのですが、このケースが壊れた際のリピートは多分ありませんね。 Provere製の“SH-M03”用ケースが販売されていますから、次回はそちらを購入すると思います。
新機種がリリースされると旧モデルのアクセサリー類は一斉に製造されなくなりますから、手に入れられるうちに手に入れておいた方が良いかも知れませんね。 このケースが見苦しい姿になる前に。
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