一通り設定を終わらせて必要なアプリもインストールし終えたので“FUJITSU arrows M03”を簡単にご紹介します。
前回の保護ガラスフィルムの記事は以下からどうぞ。
最初に楽天モバイルのデータSIMを開通させてから、J:COMのSMS付きデータSIMと交換。 現在はKDDI au回線(MVNE:UQ mobile Network:zaq.ne.jp)で使用しております。
余った楽天モバイルのデータSIMは6ヶ月縛りが明けた暁には解約するつもりでいますが、それまでは基本料金を支払っていますから、勿体無いのでJ:COMタブレットに挿して使用しております。
まぁ、ベーシックプランでの契約で『低速通信固定・データ量無制限』で毎月525円(税抜)しか掛かりませんから、このまま残そうかとも考えています。 ここ最近の楽天モバイルの低速通信は安定していますからね。
一応、通話もできるようにとサブ端末の“050plus”を“ZenFone 2”と同じくこちらにもインストール。 端末3台にインストールするとどの端末がアクティブでどのスマホの呼鈴が鳴るか分かりませんし、アクティブなスマホが重複すると電話が掛かってきても着信側では呼鈴が鳴らない問題があるので、“050plus”は発信用に限定して使うことにしました。
固定電話に掛ける時は圧倒的にこちらの方が通話料金が安いので。
あとは“050plus”のアプリをインストールすると他のダイヤラーと連携されるようになるのですが、arrows純正の“NX!電話”というダイヤラーですと連携はされるものの、そちらから電話を掛けようとすると通常の電話回線でダイヤルを試みて通信ができないと認識されるとそのまま電話アプリが終了して電話が掛けられない為、使い慣れたASUSの“ZenUI ダイヤラーと連絡先”を新規にインストールしました。
こちらから電話を掛けると最初に“NX!電話”か“050plus”のダイヤラーで掛けるかダイアログが表示され、常時“050plus”のダイヤラーを選択すると以降は自動的に“050plus”のダイヤラーが起ち上がって電話を掛けることできるようになるので、“ZenUI ダイヤラーと連絡先”をデフォルトとして使用することにしました。
“050plus”のダイヤラーをそのまま使えばよいのですが、登録時の使い勝手がイマイチ扱いにくいので、敢えて他のダイヤラーで補いました。
では、ここから本題へ。
2016年モデルですからネットで探せば幾らでも情報を得られますので、ここではサクッと簡単に外観を見て行こうと思います。
先ずはストラップ。 国内端末では当たり前な装備なので他ではあまり話題になりませんが、敢えて記載しました。
海外ではストラップを付ける習慣がなく、海外端末にはストラップホールの無いモデルが殆んどですが、日本ではガラケー時代からいちファッションとして根付いてしまっている関係などから、スマホ時代に入ってもストラップホールを装備させるのが当たり前となっています。
確かに片手での操作でうっかり落としてしまうというアクシデントを回避するのには無いよりはあった方が良いので、備わるならば使わない理由はないと思います。
バンガーリングを使う方も居られますが、当方のように手が小さい人間ですとさすがに5インチクラスのスマホでは本体を手の上で滑らせて移動させなければディスプレイの隅々まで指を届かせることができませんから、ストラップを指や腕に巻いて落下を避けられるようにしました。
因みに現在、ストラップを購入しようとすると種類が少なく、なかなか気に入ったものを見付けるのが困難な状況になっています。
Amazonや楽天市場で適当なものを手に入れようと探しましたが、これと云ったものが無く、使わなくなったガラケーから外そうかとも思いましたが、ブラックボディに合わない色ばかりでしたので、今回はデジカメの汎用ストラップを取り付けることにしました。
ブラックボディに合いそうな薄いブラウンゴールドで、ちょっとお気に入りです。
こちらは上面。 ヘッドセットの端子のみと非常にシンプルです。
素材はフッ素系ハードコートされた硬度プラスティックで、傷に強く落下の際の衝撃を緩和する形状に仕上げられています。
ベゼルカラーはガンメタリックでちょっとiPhoneのブラックモデルに似たような色合いです。
底面にはストラップホールの他にタイプB USB端子と大きめな開口部を持つマイクが備わります。
こちらも上面と同じくフッ素系ハードコートされた硬度プラスティックになります。
上面と底面にプラスティックを採用した理由は、アンテナ感度を損なわないようにする為だそうです。
次に右側面。
アルマイト加工されたアルミ合金を採用。 この金属ベゼルの採用により高級感が増しています。
“arrows M03”はdocomoからリリースされている“arrows SV F-03H”とほぼ同等。 この『ほぼ』の意味は、サイドベゼルが前者がアルマイト加工で後者がハードアルマイト加工かの違いになります。
ブラックを基調にガンメタリックに塗装されたベゼルがアクセントとなってなかなか恰好良いです。(ブラックを選んで正解でした)
但し、難点がひとつ。 中途半端な位置に電源ボタンとボリュームボタンが備わるので、操作中に誤って電源ボタンを押してしまい、スリープ状態になってしまうことが多々ありました。
このボタンがベゼルと面一な作りなら誤って押してしまうのを軽減できるように思うのですが、何故このように突起したデザインにしたのか少々疑問であります。
それとボリュームボタンの操作も中途半端な位置の為、アップダウンの操作がし難いです。
こちらは左側面。 SIMスロットとMicroSDスロットが備わります。
このキャップは金属素材を採用しているそうです。 細かなところでFUJITSUのこだわりが垣間見えますね。
“arrows M03”に対するFUJITSUのこだわりが感じられる部分がこちら。
ベゼルに適度なアールを施し、このラウンド加工が上手く計算されており、5インチクラスの薄型端末の中では想像以上に持ちやすくなっています。
また四つ角はこのラウンドを落として平面とし、小指を掛けて支えることができるようになっており、端末の落下を極力減らす形状となっています。
このデザインがよく考えられており、端末を横にしてカメラ(ビデオ)撮影する際に、四つ角に指を添えて端末をしっかりとホールドできるようにもなっています。
“arrows M03”のもう一つの特徴としてワンセグのアンテナが内蔵型となっています。
他のワンセグ搭載端末がヘッドセットやイヤフォンのケーブルをアンテナ代わりに使用するものが多い中、伸縮して出し入れができるようになっているのは非常に便利です。
何せ緊急時に端末と一緒にヘッドセットやイヤフォンを持ち出すことなんてなかなかできませんからね。 緊急避難時にケーブルが無くてワンセグが観れないなんて失態を避けられます。
気を付けなければならないことはこのロッドアンテナが非常に細く、取り扱いに物凄く神経を使います。 ちょっと負荷を掛けると折れたり曲がったりしてしまうほど細いです。
こちらは半分おまけ画像かな。
背面に保護ガラスフィルムを貼り付けたお蔭で見た目の高級感がまったく変わりました。
透明感が増したお蔭で背面パネルにプリントされた文字がくっきりと浮かび上がり、『MADE IN JAPAN』の文字が引き立つようになりました。
まぁ、海外端末に抵抗のない当方にはどうでもよいことなんですが。
端末が到着してから1週間ほどになりますが、“SnapDragon410”と数世代前のCPUにしては予想外にサクサクと動作しています。
多分、デフォルトでインストールされているアプリが少なく、また楽天モデルで最初からインストールされている楽天関係のアプリを根こそぎ削除して軽量化したのも幸いしてるのだと思います。
兎に角、arrows純正のアプリでさえも使わないものは削除したり無効化したりしてしまいましたからね。
アイドル時のメモリー使用量は大体800MB台を保ち、残り1GBほど空いていますから、通常使用なら十分使える範囲で動作すると思います。
実際に今のところは不満を全く感じていませんしね。
ということで、スペックは今更ながらのモデルではありますが、デザインが良く、ガラケー時代の『何でも装備』をスマホに求めるのであるならば、“arrows M03”のコスパは非常に高いと思います。
何せ国産端末が1万円(2017年夏時点)で買えて、装備は何でもありなのですからね。
国産ミッドローモデルが殆んどリリースされなくなった現在、“arrows”シリーズは貴重な存在だと思います。 これからもFUJITSUには頑張ってもらってこのクラスのモデルを作り続けて欲しいです。
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