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hp Pavilion dv4i Windows7 導入ドライバー

2017.05.20 00:05

今更ながらの観がありますが、動作確認時に仮インストールしたWindows7を利用して検証導入したドライバー関係をこちらに記します。

PC自体も旧いですし、Windows7の延長サポートもあと2年少々と終焉近しですが、まだまだWindows10での不具合も多くWindows7を使用する方も多いかと思い、多少なりともタイトルの内容が役に立てればと当方の覚書と共に記事にしました。

検証したモデルとOS

 Model  : Pavilion dv4-1165TX
 P/N : NE584PA#ABJ
 OS : Windows7 SP1 Home Premium 32bit

今回はCore2モデルですのでAMDモデルの方はお間違えの無いように。

先ずは以下よりhpリリースの純正ドライバーを入手します。 AMD機と共通のものや個別のものもありますので、ダウンロードの際はご注意下さい。

 hp US site dv4-1000 series software & driver downloads
続き
次に『DirectX エンドユーザーランタイム』も必要になりますの、以下よりダウンロードしておきます。

 Microsoft DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ

上記のランタイムはWebインストーラーの為、インターネットに接続する必要があります。 ネットワークアダプター関係のドライバーはWindows7インストール時にOS標準ドライバーが充たって使用可能ですから、有線または無線でインターネットに繋げられる状態にしてインストールを進めて下さい。

差分ファイルのインストール終了後、再起動は促されませんが、念の為、一度OSを再起動させて下さい。

ドライバーのインストール

◇ INF インテル チップセット ドライバー ユーティリティ

hpでリリースされているバージョンは古いので、Intelよりリリースされている最終バージョンをダウンロードして導入する。

サイトでは「以前のバージョン」と記されるが、のちにZIP圧縮版(中身は同じバージョン)がリリースされたことで以前のバージョンとして表記されているだけである。

 INF Ver.9.2.0.1030 exe Installer Version Download Site

◇ グラフィックドライバー

dv4i に搭載される GeForce 9200M GS は、nVIDIAで正式サポートされているので最新版を以下よりダウンロードして導入する。

 nVIDIA Downloads site

プルダウンメニューから『GeForce 9M series (Notebooks)』を選び、『Windows7 32-bit』(今回は32bit版なので32bitを選択)を選んで検索する。
すると検索結果に最新版のダウンロードサイトが表示されるので、[ダウンロード]ボタンをクリックしてダウンロードを開始する。

インストール時に本家ドライバーはカスタムインストールが可能。 当方は『PhysXシステム ソフトウェア』は必要ないのでチェックを外してドライバーとユーティリティのみインストールした。

検証時点でのバージョンは以下。

 342.01-notebook-win8-win7-32bit-international.exe

◇ IDT High-Definition Audio CODEC Driver (sp45073.exe)

HPよりWindows7用がリリースされているのでそちらを利用してインストールする。

但し、インストーラーをそのまま実行しても解凍されるのみでドライバーのインストールは始まらないので、解凍して現れた C:\swsetup\SP45073 内の『setup.exe』を実行してインストールを開始する。

◇ Realtek Family PCI-E Fast Ethernet NIC Driver (sp45215.exe)

有線LANドライバー。 hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

◇ Intel WiFi Link 5100 AGN Wireless LAN Driver

hpでリリースされるバージョンは旧い為、Intelより最終バージョンをダウンロードしてインストールする。

 Intel WiFi Link 5100 Driver Download

補足)
WiFi Link 5100のドライバーが充たる最終バージョンは『Ver.16.7.0』まで。 よって、そちらをダウンロードする。

◇ Bluetooth Wireless Technology (sp46063.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

インストーラーを実行してもウィザードは何も表示されないが、ドライバーはきちんとインストールされる。

ウィザードが表示されないことできちんとインストールされているか不安になるのであるならば、先にWinRARなどで適当なディレクトリに解凍してから『setup.exe』を実行してインストールを開始すればウィザードが表示されてインストールが進捗する。

◇ ALPS Touchpad Driver (sp45558.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

◇ Validity Fingerprint Sensor Driver (sp45182.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

インストーラーを実行してもウィザードは何も表示されないが、ドライバーはきちんとインストールされる。

ウィザードが表示されないことで不安になるのであるならば、先にWinRARなどで適当なディレクトリに解凍してから『setup.exe』を実行してインストールを開始すればウィザードが表示されてインストールが進捗する。

◇ JMB38X Card Reader Host Controller Driver (sp45212.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

◇ ENE CIR Receiver Driver (sp45177.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

◇ HP ProtectSmart Hard Drive Protection

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

◇ HP Quick Launch Buttons (sp46731.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

WindowsUpdateリリースドライバーについて

ドライバー検証時にいつも記載していることですが、当方はWindowsUpdateでリリースされるドライバーに関して全く信用していないので、新しいドライバーがWindowsUpdateでリリースされてあっても基本メーカーリリースのドライバーを充てるようにしています。(主にグラフィックスドライバーで本来のパフォーマンスを出せないことが多々ある)

よって、WindowsUpdateでリリースされるドライバーをインストールされる場合は、当方では一切検証していないので自己責任にて導入して下さい。

アプリケーション

◇ HP Wireless Assistant (sp45222.exe)

hpよりWin7用がリリースされているのでそちらをインストールする。

メディア系アプリケーション

◇ HP MediaSmart DVD Software (sp50486.exe)

◇ HP MediaSmart Webcam Software (sp50497.exe)

◇ HP MediaSmart Music Software (sp50488.exe)

◇ HP MediaSmart Photo Software (sp49982.exe)

◇ HP MediaSmart Video Software (sp50500.exe)

◇ HP MediaSmart SmartMenu (sp48552.exe)

上記はすべてHPよりWinsows7用がリリースされている。

SmartMenuのメニュー内に導入したメディア系アプリを反映させる場合は、必ず最後に『HP MediaSmart SmartMenu』をインストールすること。

当方は純正アプリを使用する機会がないので、Windows7本番インストールでは『HP MediaSmart DVD Software』と『HP MediaSmart Webcam Software』のみを導入する予定です。

注意)
関連するメディア系アプリはすべてWindows7用がリリースされているが、ワンタッチボタンにある『Quick Play』のタッチボタンは機能しない。 この理由は『QuickPlay』自体が旧メディア系アプリであり、Vista末期から後継のMediaSmartに置き換えられ、『Quick Play』のタッチボタンに対応されなくなった為である。(但し、ワンタッチボタンのプリントが『QuickPlay』ではなく『MediaSmart』の場合は使用可能)

もしもワンタッチボタンの『QuickPlay』を使用したい場合は、上記の『MediaSmart』は一切インストールせず、Pavilion dv5 のVista用『HP QuickPlay Web Update』をインストールすることで使用が可能になる。

但し、『QuickPlay』自体は旧タイプのメディアプレーヤーの為、『HP MediaSmart』よりも機能は劣る。

◇ HP QuickPlay Web Update (sp43325.exe)

sp43325.exeをそのまま実行することでインストールが可能。

但し、『HP QuickPlay Web Update sp43325.exe』はVista用である為、インストール後、そのまま使用すると選択メニューでフリーズを起こす。

インストール後に C:\Program Files\HP\QuickPlay と辿り、QuickPlayフォルダー内にある『QP.exe』を右クリックでプロパティを開き、互換モードをプルダウンメニューから『Vista』を選んで[適用][OK]で閉じる。

これで動作中の選択画面でフリーズが起きなくなる。

dv4i に関しての検証と導入は以上になります。

他にもアップデートに関するソフトウェアなど幾つか用意されていますが、当方では必要が無い為、導入は見送っております。 他のソフトウェアを選別、インストールする場合は、各々ご自身で検証、導入するようにして下さい。

また、検証時はWindowsUpdateを行っておらず、素のOSの状態での検証になります。 アップデート後に何かしらの不具合が発覚することも考えられますので、その際はご自身で検証、対応するようにして下さい。

AMDモデルである dv4a を検証した際は少々癖のある内容でしたが、Core2モデルである dv4i は特に問題なくあっさりと充てられ、普通に稼働致しました。

この後は全バラ清掃後に本番インストールを行い、仕上がりましたら改めて記事にしたいと思います。

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