記事一覧

トップ > パソコン > アクセサリー > 安価な駆動用バッテリーを購入

安価な駆動用バッテリーを購入

2016.06.21 00:45

Amazonで少々買い物があったのでミニテーブルに鎮座するメインの hp ノートパソコン用の駆動バッテリーを序でに注文してみました。 手に入れた時から完全に逝っちゃってて、充電ランプが点滅しっぱなしでウザかったんでね。

ファイル 574-1.jpg

購入したメーカーは『NinjaBatt』という得体の知れないバッテリー。 多分、現行で販売されているバッテリーの中で一番安価なものだと思います。

値が安過ぎて不安感から購入者が少ないのかレビュー記事も少なく信頼できるのかまったく分かりませんでしたが、他機種のモデルでのレビューでは特に不具合など書き込まれていませんでしたから、一応普通に使えるみたいです。

その購入価格はなんと 8cell 4400mAh で驚きの送料込み2,941円でした。 ヘタに良質な純正中古バッテリーをヤフオクとかで買うよりも良いかもです。

因みに純正バッテリーよりも 500mAh ほど容量が少なかったです。
続き
ファイル 574-2.jpg

バルク商品なら簡易梱包でしょうけど、歴とした商品なんで割と普通に梱包されていました。(ちょっと驚き)

簡易的な取説付き。 但し英語表記のみなんで書かれていることは大よその内容しかわかりませんが…

ファイル 574-3.jpg

その取説には USA と… 本当にアメリカの企業なんですかね?

アメリカの企業が日本の『忍者』なんて社名を付けるかちょっと疑問に思います。 ロゴもそのまんま忍者キャラwww 笑えます。

ファイル 574-4.jpg

電話番号もメールアドレスも本物かどうか分からんですな。

ファイル 574-5.jpg

当然ながら安価な商品なんで支那製であります。 まぁ、純正も半島製でしたからどっちもどっちって感じですかね。

ただ、パナが支那に売却した蓄電池会社のセルだったら少しは信頼できるんですけど、かち割って中身を調べなきゃ分からないんで、気にするのはやめときます。

ファイル 574-6.jpg

純正とバッテリー自体の形状を比べてみましたが、特に差異は無くすんなり PC 本体に収まりました。

で、充電も正常に開始されて一安心です。

ファイル 574-7.jpg

『CPUID Hardware Monitor』で確認すると残充電量63%でした。

設計容量は 63360mWh で満充電可能容量は 66355mWh と設計容量よりも若干多くなっています。 蓄電容量ってサードパーティ製だと結構設計容量よりも少ないことが多いのですが、このメーカーの公称値は少な目に公表しているようですね。

さて、新品バッテリーの場合、基本最初に3回ほど充放電を繰り返して蓄電池内の化学反応を活性化させてあげる必要があります。 その間に稼働時間の確認もできますから、テストを兼ねて最初に充放電を行うようにするとよいです。

今回のテスト内容は 720p の動画を NAS から有線LAN経由でリピート再生。 加えて簡易メーラーも稼働させて15分おきに受信確認させ、残5%で休止状態に移行するようにしてテストしました。

また、当方が使用する動画再生ソフトの『楽ViewVM』は PC に備わる省電力機能を抑止するように設定できるので、省電力機能にあるバックライトの輝度低下やディスプレイの消灯などが利かない状態でのテストになります。

よって一般的な使用用途よりは多少過酷な条件下でのテストになるかと思います。

先ずは一回目の充放電。

残容量が 60% を超えていたので充電開始から数十分で充電容量 100% に達するも終了せずに充電しっぱなし状態。 セルを壊してしまう可能性があるのでここで一旦上記の内容で放電を開始。 残 5% で休止作業が始まり PC の電源が堕ちました。

二回目は満充電に達するときちんと充電機能がオフの状態に。 活性化が進み少しずつ正常に稼働するようになってきているようです。

二回目の放電中に稼働状況を確認すると1時間50分の稼働で残容量 10% でしたから、ギリギリ2時間ほどの稼働が可能なようです。

更に三回目では一度 Windows を再起動して累積稼働時間をリセット。 ここから再度上記と同じテスト内容で放電を開始して放置。 休止状態になってから Windows を再度起ち上げて累積時間を確かめるとピッタリ2時間で残 5% となって休止状態に移行していました。

ということで、今回の結果から省電力機能を利用した一般的な使用用途でしたら十分2時間を超える稼働ができるのではないかと思います。

以前 ROWA のバッテリーを購入してセルが直ぐに逝ってしまって殆んど使う機会がないまま駄目になってしまったことがあり、今回は安価なバッテリーを数度購入した方が賢明と判断して敢えて得体の知れないバッテリーを購入しましたが、値段の割には『NinjaBatt』はなかなか良い製品ではないかと感じました。

最後に当方のメインノートパソコンのスペックは『CPUID Hardware Monitor』で確認できます。 このスペックに加えてモニターは EPSON の18インチ フルHDパネルが装備され、メモリーは 2GB 2枚、HDD は 7200rpm の構成となります。

大きなディスプレイパネルや 7200rpm の HDD が搭載されながらも2時間も持つのですから、性能的に十分だと思います。

あとはリチャージ回数がどれくらいなのかまだ未知数でありますし、アプリでサイクルカウントの確認が取れないのが少々残念といったところでしょうか。

まぁ、購入価格2,941円ですからある程度妥協して使用するのは致し方ないことかと思います。

値段の割にはまずまずな性能のバッテリーですね。