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家庭内ファイルサーバー HDD 交換

2016.03.13 06:01

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先日の CENTURY NewニコイチBOX から外した Maxtor MaXLine III 7L300R0 300GB。 こいつを家庭内ファイルサーバーに載せて RAID1 で再構築しました。
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Maxtor MaXLine III 7L300R0 300GB へ載せ替えたところ。

我が家の家庭内ファイルサーバーは今だ IDE です。 (この辺りは変換アダプターを使えばいいだけで、いつでもSATAに変更できますから無問題です)

ファイルサーバーで今時 300GB は少ないと思われるでしょうが、当方の使い方はノートパソコンやハード類のドライバー関係や手に入れたソフト、また OS インストールディスクのバックアップ目的で作成した ISO ファイルの保存などがメインで、加えてインストールせずに単独で動くアプリケーションの共有場所として使用しているだけですから、この容量でこと足りてしまいます。 (あとはプリントサーバーとしてかな)

それにその保存してあるフォルダーは共有させてありますから、ネットワークに繋がればいつでもどのパソコンからもアクセスが可能。 OS をクリーンインストールした時に直ぐに必要なソフトをインストールできますから非常に便利です。

mp3 やちょっとした動画関係、またデータの受け渡しには NAS を2台設置してそれぞれ役割を分担させていますから、ファイルサーバーは Win98 時代から集めた膨大な量のソフトの保管場所として利用しています。

USB HDD ケースに保管しても良いのですが、USB 端子の接触不良や予期せぬトラブルで中身のデータがすべて消失してしまうことを恐れて、未だに時代遅れの家庭内ファイルサーバーで共有化させています。 それにファイルサーバーですと色々と使い道がありますしね。

当方が家庭内ファイルサーバーを設置したのは確か Windows2000 に SP2 がリリースされて Windows2000 のメディア系などが安定した頃だったと記憶しています。

もう何年も前から新たにパーツを手に入れて組み直そうと何度も考えた時期があったのですが、当初から使用している今は無き IWill のマザーボードが一向に壊れる気配が無く、安定動作をし続けてしまっている為に再構築する機会を逃してしまっているのが現状であります。 (サーバー系に強かったメーカーですが、この耐久性は只々驚きの一言に尽きます)

しかも壊れても直ぐに修復できるようスペアのマザーボードを手に入れて保管してしまっていますから、余計に再構築させることができない状況であります。

毎年、年末の大掃除の時に停止させて一年間で積もりに積もった埃をダストブロアーで吹き飛ばして綺麗にし、その際に必ず半田クラックやコンデンサーなどの状態をチェックしているのですが、コンデンサーに液漏れなど一切なく膨張すらしていないのですから、掃除をする度にいつも驚かされています。

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内蔵 HDD からリームバブルケースに収めてある HDD にクローンコピーさせて、その HDD で OS を起動させているところ。 クローンコピーした HDD で正常に動作するか確認しているところです。

因み当家の家庭内ファイルサーバーはどのようなデバイスでもデータの読み込みができるよう未だにフロッピーディスクドライブや MO ドライブも搭載させてあります。 しかも MO は SCSI 接続だったりして。 ただ、今現在 SCSI カードの不良で動作できず USB MO ドライブで補っていますが…

さて、RAID の再構築自体は特に難しいことはありませんから、直ぐに終わらせることができるのですが、データの移動や動作確認に時間が掛かるのが少々面倒です。

交換前の容量と同じ HDD をリムーバブルケースに収めて、先ずはバックアップ目的でクローンコピーします。 次にそのクローンコピーした HDD から今回新たに再構築した RAID1 の HDD へもう一度クローンコピーして容量が上がった分のパーティションを移動拡大させます。

更に再構築した RAID1 の HDD で動作確認の為に一週間ほど稼働させ、両 HDD に異常がなく遅延書き込みによる RAID への不具合が無いかも確認して、正常動作が確認できたところで最後に別のリームーバブルケースに収めたバックアップ用の 300GB の HDD にクローンコピーさせて終了となります。

ですから先週末はこの作業に明け暮れ、他のネタは一切記事にできず仕舞い。 現在も再構築した RAID の動作確認中であります。

まぁ、この苦労あって HDD の容量に余裕ができ、また暫くは気をつかうことなくソフトやデータの保管ができるようになりましたから、取り敢えずは一安心といったところであります。

そうそう、現在も Windows2000 を使用しているなんてこの記事を読んだ人はビックリでしょうね。 必要なドライバーしか充てずに最低限のソフトのインストールで C ドライブの使用容量はたったの 2.7GB と、この軽量且つ軽快な動作を未だ捨てられずにいます。

因みに使わない OS 標準アプリはすべて削除(当然 Outlook Express も)。 ハード面では BIOS でサウンドすらも無効にしちゃっていますから、当然ながら音もでないです。