当サイトに設置してありますアクセスログ解析のスクリプトは Yahoo や Bing からの検索で訪れた場合、そのサイトを開けばどんな検索キーワードで訪問されたのか確認できるようになっています。 ( Google はヒットした関連するサイトのURLで検索結果に表示されるので追いかけることが不可)
わざわざ訪れてもらったのに訪問者の疑問に副わないことも多々あるでしょうから、そのキーワードから訪問者の疑問を当方が勝手に推測してお答えできることは順次新雑記帳にアップして参考にして頂こうというコーナーを作ることにしました。
コーナーというよりもひとつのジャンルとして設けたというのが正解でありますが、訪問してくれた方々に少しでもお役に立てればと考えての新企画であります。
まぁ、当方の都合で勝手気ままに掲載するだけですし、このまま面倒臭くなって衰退して消え去ってしまうかも知れませんので、過度な期待はしないようにして下さい。 それにキーワードからの当方の勝手な推測ですから、的外れというのも十分考えられますしね。
因みに検索キーワードはプライバシー関連を重んじて一部抜粋したり省いたりして、そのまま記載することはできるだけ避けるようにして行く予定です。
さて、その記念すべき第1回目の今回のキーワードは『HP BIOS 電源投入 自動起動 英語』になります。
これは予想するに hp のパソコン本体に AC アダプターを挿し込むと電源が勝手に投入されて起動してしまうことをネット検索されたのではないかと思います。
先ず一定条件の際に電源が勝手に投入されるのは Compaq 時代からの仕様であります。 この仕様にはきちんとした意味があるのですが、セキュリティに関することなのでその内容は省かせて頂きます。 (感の良い方なら直ぐに察しが付くと思いますが)
今回の AC アダプターを挿すと勝手に電源が投入されてしまう一定条件とは、
- 駆動用バッテリーが取り付けられていないか、充電されておらず消耗(枯渇)状態、または劣化による充電不可な状態
- CMOS バッテリーが消耗して枯渇状態
の二点の時に自動起動されます。
CMOS バッテリーが干上がった状態ですから BIOS 設定を保持できずにリセットされてしまう為、この状態で起動させると Compaq の BIOS は英語表記がデフォルトでありますから BIOS 画面は当然ながら英語で表示されるようになります。
この勝手に起動する hp 特有の機能を回避するには CMOS バッテリーを新品または残容量のあるものと交換し、可能ならば充電できない駆動用バッテリーも新品か充電可能なバッテリーに交換すれば、この機能は働かなくなります。
ACアダプターを挿しっぱなしにしておけば BIOS 設定は維持されますので、一時凌ぎではありますが、この機能を回避することができます。
どのみち CMOS バッテリーは設定を保持する為に必要なものですから、自動起動するようになりましたら、早急に交換することをお勧めします。
それとうろ覚えになりますが、確かデスクトップ機でも同じ仕様だったと記憶しています。 (年代や機種別でその仕様の違いはあったはず)
今回のこの特有の機能がデスクトップ機で発生するのであれば、駆動用バッテリーの部分は省いて頂き、AC アダプターの部分は電源ケーブルに置き換えて理解して頂ければよろしいかと思います。
今回のような症状が現れた hp ユーザーの方は、一度 CMOS バッテリーを交換してみて下さい。