2016.02.23 03:21
海外サイトでちょっと調べものをしていて見つけたサイト。
http://www.laptoprepair101.com/fix-video-problem-hp-laptops/
ここの GPU チップのリフロー方法が危険すぎる話です。
dv6000 のところでは HDD とバッテリーを外して冷却ファンの排熱口をテープで塞ぎ、筐体にはクッション材を覆って熱が逃げないようにして電源を投入。 60分から70分ほどそのまま放置して GPU の自熱で半田を溶かしてリフローさせるという荒技です。
これで復活しているからビックリです。
GPU チップは自ら発する熱をきちんと冷却してあげないとチップ自体が破損(熔解や発火など)してしまうのですが、リフローなどの外来からの熱には結構強くできているらしく熱耐性が高いのだそうです。 (でなければリフローなんてできないでしょうしね)
ただ、このサイトで紹介している方法ですと前者の通りで下手をすると自熱で完全にチップを壊してしまう可能性がありますから、修復できるか否かは半分博打的なやり方だと思います。
それにヒートパイプの溶接があまかったりすれば、高温化した冷却ガスの圧力で溶接部分が剥がれてガスが抜けてしまい、熱伝導ができなくなってヒートシンクをも壊してしまう可能性があります。
ちょっとこの修復方法は自分では怖くてできないかなぁ…
しかしまぁ、皆さんハンディーバーナーとかオーブンレンジとか、色々な修復方法を見つけ出すもんですよね。 感心しちゃいますよ。