新雑記帳のアクセスログは毎日確認するようにしています。
この意味は次々とバージョンアップされるブラウザやOS(特にMac系やスマホ)がきちんと判別されてそれがログに反映されているか、また怪しいサイトから訪問されてスパム攻撃をされていないか確認する為であります。
さて、 Windows 10 の無償バージョンアップが始まり、まだまだ不具合がありながらも徐々にではありますが順調に利用者が増えているようで、当方のアクセスログにも Windows 10 がランキングで2位になるほどの勢いを見せております。
その数は Windows 7 の3分の1程度と圧倒的に Windows 7 の利用者が多いのは今までと変わりはありませんが、無償アップデートの終了間際には2分の1程度からそれを超える数にまで上がると予想しています。
続いて Windows 8.1 , Windows Vista , Windows XP , Mac OS X と横並びで、Windows 8 に関しては完全に衰退してしまっているようです。
サポートが終了して1年以上となる Windows XP のアクセス数が意外に多いのには驚き。 セキュリティソフトの対応やブラウザが対応できていれば単独(ネットワークの分離など)での利用は可能でしょうから使えないことはないのでしょうが、海賊版の多い中国ならまだしも日本国内でもこれほどとは思ってもみませんでした。
まぁ、企業向けのバージョン(名称失念)のサポートは確か今でも続けられていたと記憶していますし、半分以上はお遊びで動かしているユーザーなのではないかと思います。
次にブラウザ。
こちらはIE11のサポートのみ(VistaはIE9)となった為か、IE11の利用者が多いです。
ですが、相変わらずChromeの人気も高く、IE11とほぼ変わらぬ数で2位につけています。 但し、Blinkエンジンに変わってからWebkit時代の軽快さが無くなった為か以前の勢いはなくなり、当サイトでのアクセス数は停滞気味になりつつあります。
その代わりにここ最近はFirefoxの巻き返しが目立ち始め、以前よりも多くアクセスしてきています。
少々面白いのは、Macで使用するブラウザで利用数の多いのがSafariではなくFirefoxであることです。
以前は圧倒的にSafariが多く2番手にChromeが続いてFirefoxはあまり見かけなかったのですが、ここにきてWindowsと同じくFirefoxの数が増えてきていますから、やはり巻き返してきているのは事実のようです。
当方がブラウザの検証を行って感じたのは、
- Windows 10に搭載されるIE11は他のOSのIE11とは少々違って動作が軽快になっていたこと
- Chromeは今現在決して軽いブラウザではないこと (IE11やFirefoxよりも起動が遅いし、サイト表示も他のブラウザと殆んど変わらない)
- Firefoxは以前よりも動作が軽く実質Chromeよりも軽快
と、このあたりが他のユーザーにも認知されてきたのではないかと推測します。
注意)
あくまでも当方が動作検証した際の感想であってPC環境やプラグインの状況によって左右される部分ですので参考程度に捉えて下さい。
ブラウザに関しては利用するユーザーの好みで大きく左右されますから気に入ったものを使えば良いだけの話しではありますが、今は利用する用途によってそれぞれのブラウザを使い分けるというのが現在のスタイルではないかと当方は感じています。
実際、自分はTrident系は最近利用し始めた“Ancia”をメインブラウザにする予定でいますし、銀行系などセキュリティを重視するサイトは履歴を一切残さない“Pale Moon”(Gecko系)を使い、YouTubeなどの動画系は“Opera”(Blink系)を使うようにしています。
とはいってもブラウザはひとつに纏めた方が面倒がないことは確か。 得手不得手がありながらも無難に対応できるブラウザが欲しいところであります。
そのあたりを考えるとこちらで再三述べているように、やはりIEコンポーネントブラウザが当方的に一番使いやすいかな、というのが率直な意見。 今後、当方のメインブラウザになるのは“Ancia”であることに間違いはない思います。
そうそう、この記事を投稿する途中で気付きましたが、Microsoft Edgeをすっかり忘れてました。 (^^ゞ
今はまだ利用者が殆んど居ませんし、使い難いですからどうでもいいブラウザなのですが、IEの後継とMicrosoft側も宣言していることですから、今後はその数も増えて行くことと思います。