では、適当なHDDとメモリーを載せて動作確認に入ります。
少し前ですが、使用していた8510wのHDDを交換してクローンコピーをしたばかり。純正の120GBに入れてあったオリジナルをまだそのまま残しておいたので、ちょうど手元にあった120GB(SATA150ではありますが)を積んでオリジナルからクローンコピーさせて動作確認します。
その前に“Ultimate Boot CD”を使用してメモテスを行い、各システムに負荷を掛けてみます。
因みに“Ultimate Boot CD”を焼いてあるのは結構使い古したCD-RWで、読み込みの甘い光学ドライブですとまったく読めないことがありますが、この個体の搭載されていたスーパーマルチドライブは問題無く読み込んでいました。
メモテスはメモリーだけではなくCPUやシステムボードにも負荷が掛かりますからシステムボードのチェックにも最適です。
これで電源断などが起きなければ、冷却系やシステムボードは正常と判断してよいと思います。
画像は開始直後の画ですが、このままテストを継続してクリアしていましたから、今回の個体は特に大きな問題は無いようです。先ずはひと安心ですね。
さて、システムボードに問題が無く正常に動作することが確認できましたから、ここでBIOSパスワードの解除を試みます。
電源投入時にBIOSに入ろうとキーボードの『F10』を数回連打。
すると、パスワードの入力を求めてきます。
BIOSロックの解除はちょこちょこっと弄ってというわけには行きませんが、クリアさせる作業を実施。
見事にクリアされてロックが解除され、BIOSに入ることができました。この世代の hp のパソコンのBIOSロック解除方法はみな同じみたいですね。
因みにセキュリティ関連の問題からここでは解除方法を記述することはしません。解除方法を知りたい方はネットで自力で探して下さい。
BIOSロックが解除できたところでHDDのクローンコピーを開始。無事にOSが起ち上がり正常動作を確認できました。
有線無線LAN共に正常に繋がりましたし、Natsumi BenchでGPUのテストも問題ありませんでしたから、通常使用ではまったく問題無いようです。
使用している8510wも状態が良くタッチパッドなどに使用感がある程度で状態は良かったのですが、こちらは更に使用感が無く天板の傷を除けば美品レベルに値します。
2台を同時に使用することは無く、あくまでも1台は予備機でありますからどちらかは保管する方向で進めたいと考えておりますが、やはり気持ち良く使いたいのであれば、今回の個体を使用して現在使用している個体を部品取用に保管するのが正当な考えなんだと思います。
まぁ、クリーニングをまだ施しておりませんし、CPUグリスも毎度ながら塗り替えたいと考えておりますので、ゆっくりとこの2台の使い方を考えたいと思います。
ちょっと残念なのは、BIOSロック解除後にBIOSをアップデートしようとVistaのインストールメディアをドライブに入れて読み込ませたところ、DVD系は全く読み込めませんでした。(DVD側のレーザーダイオードの劣化かな)
今は無きdv6500の部品取用に手に入れたdv6205に載せられていた光学ドライブが、偶々今回の8510wと同じドライブでしたのでベゼルと取り付け金具を換装して装着。RW系の読み込みが甘かった覚えがあってピックアップのレンズとプリズムをクリーニングする必要があったのですが、今回試したところ普通に読み込んでいました。こちらのレーザーダイオードはまだ使えそうですね。
BIOSロックが掛けられて敬遠されていただけで安値落札の1,770円でのお買い上げ。光学ドライブの調子が良くありませんでしたが、内容的には非常においしい買い物だったと思います。
状態の良い8510wはこの値段では手に入れられませんからね。大満足です。
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えんひろ 2015.08.13(木) 13:17 修正
はるぼーさん、またまたお買い得品を購入できおめでとうございます。(≧∇≦)ドライブは惜しかったですが、それにしても¥1,770とは美味しいお買い物でしたね。流石です。👏