DVDを焼いたりmp3の編集などメディア関係に使用しています8510wの部品取用の個体が無かったので、HDD無し、メモリー無し、BIOSパスワードの掛かったジャンク機を手に入れました。
当方は使用している個体以外に故障したことを想定して直ぐに部品交換ができるようジャンク機を最低でも一台は確保しておく性分なのですが、8510wはスペック的に今でも十分使えますし、なんと言っても上位機は15インチモデルながらもWUXGA(1920x1200)と非常に精細な解像度且つ広いディスプレイ領域を持ち、作業がしやすく人気機種である為、ジャンク機でも意外に高価でなかなか適当な個体を手に入れることができませんでした。
今回の個体は一般的なHDDやメモリー無しのジャンク機でありますが、BIOSパスワードが掛かっていた為か敬遠されて入札者が少なく、殆んど争わずに安価に手に入れることができました。
その落札価格は1,770円。しかも争った相手との差額は20円と、僅差での勝ち取りでありました。
それではその8510wをサクッと見てみたいと思います。今回は一回に掲示できる画像数を超えてしまった為、立て続けに2回に別けてお届けしたいと思います。
それと動作確認時の撮影になりますので、クリーニング前で個体が汚れていますことをご了承の上でご閲覧下さい。
因みにこの個体のP/Nナンバーは“GT576PA#ABJ (サイト消失)”になります。
Core2 Duo T7700 2.4GHzを搭載したモデルですので初期モデルになりますが、その初期モデルの中でも当時最上位機にあたるモデルです。
今回手に入れた個体のディスプレイを立ち上げますと、右ヒンジ上部に設けられたモデルナンバーの反対側左ヒンジ上部に“Distributed by Hitachi”のラベルが貼られ、hp から日立へOEM供給された個体のようです。
hp のビジネスモデルを調べると偶に日立のサイトが検索結果に表れることがあり、このあたりの世代は hp から日立にOEM供給されたモデルが数種存在しています。今回のモデルもその内の一機種のようです。
オークションフォームでは天板にバーコードが記されたラベルが貼られていましたが、送られてきた時にはそのラベルは剥がされていました。
多分、日立の社内でリースされていた個体なのだと思いますが、画像を見て分かるようにリースアップ品とは思えない程、非常に綺麗な状態を保っています。
この通り、キーボードを見ても主要キーにテカリは無く、使用頻度の高いスペースキーにすら擦れやテカリがまったくありません。
クリックボタンのラバーには少々使用感がありますが、タッチパッドも画像の通りで使用感がまったくありませんでしたから、マウスを繋げてそちらを主体に使われていたと思われます。
使用されながらもキーボードがこれだけ綺麗なのは、もしかしたらリースアップ直前に新品に交換されたばかりだったのかも知れませんね。
この個体で唯一残念なのは天板にあります小さな打痕です。
ただ、画像右に見えるラッチ解放のスライドレバーの大きさと比べると判るように、然程大きな傷ではありませんので妥協できるレベルかと思います。なにせ1,770円ですからね。
底面を見ても大きな擦り傷が無いことが確認できると思います。
オークションフォームに記述されていた通り、HDDとメモリーは取り外されてありませんでした。
ただ、HDDマウンターが残されていたのはラッキーだったかな。
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