当方お気に入りのエレコムの7色マウスがとうとう断線して使えなくなってしまいました。
断線したのは一番使用していたシルバーボディで、酷使していましたから当然の結果かと思います。
ただ、お気に入りのマウスだけに、このまま破棄してしまうのには名残り惜しいものもありますので、修復して復活させることにしました。
FinePix F80EXRにて撮影
断線部分はちょうどマウスから出てくるストッパー部分のところ。
ここを抉るとLEDが点いたり消えたりします。
使用する際にどうしても負担の掛かる場所ですから致し方ないですよね。
で、思い切ってこのストッパーのところでスパッと切ってしまいます。
フラットケーブルに加え、内部のリード線が極細の為、被服を剥がすのに一苦労です。
外側の被服はラバーっぽい素材ですね。
先ずはこれをカッターで裂きます。
次にリード線の被服を剥がすのですが、これがリード線一本一本にビニールの被服が被っているので、切れ目を入れて裂くことができませんから、カッターの刃を寝かして擦るようにして削り取ります。
被服が剥がれたらあとは半田で取り付けるだけ。
取り付けた後はテスターで通電確認と隣同士で半田がくっ付いてショートしていないかも確認します。
次に問題なのはストッパーの取り付け。
ケーブルに圧着されていますので、これをカッターで裂いてケーブルだけを取り除き、画像のようにストッパーだけを残します。
あとは修復したケーブルの方へ瞬間接着剤などで固定して、マウス本体へ戻します。
分解した序でに細部の清掃も施します。
普段綺麗にしていても細かい埃や手垢が隙間に入り込んでしまって取れ切れていませんから、この際ですから完璧に綺麗にします。
清掃が済んだところであとは組み立てるだけ。
ご覧の通り、通電されて見事復活致しました。
最後にケーブルを途中で切っていますから、USBコネクターと巻取り部、マウス本体までの長さが変わってしまっているので、これを調整して終了です。
このエレコムの7色マウスは、形状が上手く作られていてコンパクトながらも非常に使い易いです。
加えてクリック感もしっかりしたものでダブルクリックもし易いですし、なんといってもセンサー精度が高くマウスパッド無しでテーブルの上は勿論のこと、絨毯やシーツの上などどこでも操作できます。
また、7色に色が交互に変化して見ていても厭きの来ないよくできたマウスです。
当方、大のお気に入りで幾つか所有しておりますが、既に廃盤製品だけに直せる内はしぶとく直して使い切ってやろうと思っています。
関連記事