2015.06.23 02:36
夏至は一年の間で昼の時間が一番長い日にあたります。
また宇宙規模で述べれば、この日から地球は太陽を起点とした公転が上昇し始め、陸上から見る太陽は下がり始めて陽の当たる時間帯が短くなり、冬に向かって行く節目の日であります。
ですが北半球ではこれからが夏本番。暑さのピークに向かって突き進む日でもあります。
さて、陽の長さの話が出た序でに1日の長さや気象に関して少々お話しを。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響で地球の自転速度が僅かに上がって一日の時間が短くなったのだそうです。
また、スマトラ島沖地震の際は地軸がズレたそうで、最近の気象現象も少なからず地軸の移動が関係しているのではないかと思われます。
勿論、惑星レベルではまったく影響のないことなんでしょうが、地球上の生物にとっては大きな環境変化となる一大事だと思います。
ただ、こうした環境の変化が何億年もの間に何度も起こり、生物に影響を与えたことで順応性が生まれ現在の生物に至ったわけですから、自然現象としてはごく当たり前の出来事なんだと思います。
しかし、地表付近での出来事が惑星単位で影響を及ぼすのですから、地震のエネルギーというのは凄まじいものなんですね。
そう考えると地球のエネルギーというのは人間には想像できないほど壮大なものなんでしょうね。