5400rpmで十分だった為、2.5インチHDDの7200rpmには興味が無かったのですが、nw9440や8510w、最近手に入れたX200などに7200rpmのHDDが載っており、またEACの作成やmp3のエンコード、CDやDVD焼きとメディア系の作業を8510wに任せていた為、編集するデータの一時保管としてもう少し容量のあるHDDが欲しくなって同じ回転数である7200rpmのものを物色するようになりました。
X200の純正はHITACHIの7mm厚の7200rpm 160GBのものが搭載され、X200にはここまでの容量が必要無いことから8510wに換装して使用しようとしたところ、何故かSATA150で認識動作していました。
8510WはICH8-MなのでSATA300に対応され、X200に載せられていたHDDはSATA300のものでしたから、当然SATA300で駆動するとものと思っていたのに思わぬ誤算でありました。
試しに別のSATA300の250GBを載せてHDDをクローンコピー。また余っていたSATA300の80GBにお試しでWin7をインストールするもどちらも状況は同じす。
「もしかしてこれはBIOSでSATA150縛りになっているのでは?」と思いネットで調べるも他のユーザーはSATA300できちんと動いているものばかり。「なんじゃこりゃぁ」の摩訶不思議状態で改善策が無く諦めてしまいました。
一度は諦めて純正のSATA150 120GBに戻しましたが、どうも腑に落ちないので新たに7200rpmのSATA300のHDDを手に入れ、再検証してみることにしました。
今回、ヤフオクで物色していたところ、当方が好きなFUJITSUで7200rpmのものを発見。高回転のHDDにはまったく興味が無くて知らなかったのですが、FUJITSUでも7200rpmのものを作っていたんですね。
で、そのHDDが他のメーカーのものよりも安価に出品されていたんで、試しに入札して手に入れてみることにしました。
そのHDDがこれ。
MHZ2160BJになります。
これ、ラベルで確認できるように偶然にもhp純正のHDDでした。
「純正ならもしかして」と期待を胸に8510wへ換装。120GBのHDDから丸ごとクローンコピーしてWindowsを起動すると、なんときちんとSATA300で稼働しておりました。
その証拠がこれ。
「え~なんで~!?」って感じでしょ。
最初に換装した250GBはSeagateのもの。次にお試しで載せたHDDはFUJITSUと相性とか無いと思うんですが、何故SATA150で認識されてしまっていたのかまったく分からずでありました。
勿論、このふたつのHDDを載せた時はWindowsでドライバーの更新もされて新しいHDDとして認識されていましたし、当方でもストレージドライバーを落としてきて充ててみたりもしましたが、一向に改善されず仕舞い。
ほんとまったく原因が分からないまま、偶然にも純正HDDを載せただけで問題が解決してしまいました。
因みに今回試しに載せたHDD3台はすべて他のPCに載せるときちんとSATA300で動作していました。
さっぱり分かりませんが、取り敢えずは解決したんで良しとしましょう。
というか、時代はSSDなんですよねぇ。