先日のX200s(7465-PT6)ジャンク機の再生の為にHDDやメモリーの購入を既に終わらせ、あとはもう一台安価なジャンク機を手に入れてニコイチにするだけの段階にまで到達していたのですが、気になるジャンク機が出品されたのでそちらを落としてしまいました。
手に入れましたそのジャンク機はX200sでは最高スペックであったCore2 Duo L9600 2.13GHzを搭載したモデルで、モデルナンバーは7469-RH7になります。
しかもその7469-RH7はWXGA+のモニターこそ搭載されていませんでしたが、BTOでメモリーが2GB2枚にHDDは250GBに拡張されていました。
その7469-RH7の内容は以下。
CPU : Core2 Duo L9600 2.13GHz
Chipset : GS45 Express + ICH9-M
GPU : Intel GMA 4500MHD(チップセット統合型)
Memory : 2GB x2 ELPIDA製
HDD : ST9250411AS 250GB 7200rpm cache 16MB SATA300
Display : 12.1インチTFT WXGA(1280x800) LED
WirelessLan : Intel WiFi Link 5300
OS : Windows Vista Business
今回の7469-RH7はOAショップからの購入でしたが、ジャンク出品ながらもHDDやメモリーなどと云ったパーツ類は剥ぎ取られず装備されたまま出品されていたのは非常に良心的でした。但し、プライバシー関連の問題からHDDは完全消去されており、OSもリカバリー領域もすべて削除されていました。
そのHDDは前回の7465-PT6と違ってちゃんとSATA2のものが載っていましたが、なんとSATA150縛りにファームが書き換えられたもので転送速度はSATA150に。敢えてSATA150に落としているlenovoの意図がよく分かりません。SATA300に戻すファームって何処かにないですかね?
HDD以外はメモリーに信頼性のあるELPIDA製が載り、ワイヤレスLANは450M対応のIntel WiFi Link 5300と申し分ない装備。CPUも低電圧ながら2.13GHzと寝床パソコンであるCF-R6の代替機として十分であります。
実のところこのジャンク機、キーボードの『S』が反応しないとのことだったのですが、前回購入のWin7リカバリー領域有りのX200s 7465-PT6のジャンクからHDDをクローンコピーしておいたHDDを載せて起動させたところ、きちんと反応してくれました。店舗で動作確認した時は、どうやらOSの問題だったようです。(こちらとしては儲けもんでしたけどね)
駄目なら7465-PT6から換装しようと考えていましたが、必要無かったようです。
さて、装着されていた駆動用バッテリーは6セルの中型サイズのもの。このX200sは寝床パソコンであるCF-R6の代替えに使用する予定でいるので、X200に装着されていた4セルの小型バッテリーと交換して軽量化する予定です。
また、折角の定電圧CPUですから消費電力を考えてHDDも5400rpmのものに交換する予定。というか、今回起動テストに使用したクローンコピーしてあったHDDがSATA300の5400rpmのものでしたのでそのまま使ってもよいのですが、ただ、250GBも要らないんで80GBへ変更しようかと考えています。
加えてリカバリー領域もそのまま使えますね。(プロダクトキーはちゃんと確保してあるんでライセンス違反ではないはずです)
ということで、このX200sとX200とを比較した簡単なレポを近日中にアップしたいと思います。
因みに今回のX200s、この装備群で落札価格6,500円でした。外観やディスプレイを立ち上げた内面の状態も悪くないですから、現時点では破格なお値段での落札だったと思います。