FinePix E500(400万画素)購入からもう少し画素数の多い上位機を欲して約1年半。漸く綺麗な個体を安価に手に入れることができました。
FinePix S7000にて撮影 MassiGraにてガンマ調整済
今回の内容物
・カメラ本体 ・専用ストラップ ・128MB xDピクチャーカード
・汎用カメラケース
これで落札価格630円でした。
いつもながらの話ですが、単体で揃えようとすればこの値では手に入れられませんから、お買い得な落札価格だったと思っています。
まぁ、カメラ自体の価値なんてもう無いような時代のものですから、妥当な値段なんでしょうけどね。
ですが、このカメラには実は時代の古さや価格以上の魅力があります。
このE510はFinePix Eシリーズにオプションで用意されたコンバージョンレンズとアダプターリングを使うことで35mm換算でなんと22mm相当という超広角の領域を手にすることができます。
ワイドコンバージョンレンズ装着の画
流行りのミラーレスカメラのようでなんかカッコイイ
この頃の一般的な安価なコンデジのワイド端は35mm前後からで、ワイド側に振ったズームを装備するカメラは28㎜前後からというのが主流でした。このE510(E500も含む)はワイド側へ振られたズームレンズが搭載され、28mmから始まるレンズが備わっただけでも魅力のあるカメラでした。
これに加えこのクラスには少なかったコンバージョンレンズ群がオプションで用意され、Eシリーズの下位モデルで安価なカメラでありながらこれらのレンズが装着できたというのも珍らしく、更に魅力のあるカメラに仕上がっていました。
安価と言っても一応コンデジの上位機種Fシリーズの単三電池バージョンであったEシリーズでありましたから、他のメーカーの廉価モデルよりも少々高めの実勢価格ではありましたが。
その魅力がありながらもカメラ自体の値が他よりも少々お高く、加えて記録メディアの高騰。22mmの領域を手に入れるには更なる出資が必要且つ、E500,E510は決してお世辞にも褒められた画質ではなかった為、数々の悪循環が重なって販売台数が低迷し、日本では後継機も発売されずにシリーズ共々消え去ったカメラでありました。
この理由から中古市場でもなかなかお目に掛かれないカメラでして、オークションなどで出品されると時代相応以上の落札価格と手の出し難いカメラであった為に、手にするまで1年半という時間が掛かってしまったわけです。
そんな中、綺麗な個体が630円と安価に手に入れられたわけですから、1年半という年月を待った甲斐はあったと思います。
ということで、次回はその手に入れましたE510をサクッと見て行きたいと思います。
因みに本サイト『はるの雑記林』のカメラカテゴリーにありますFUJIFILM FinePix E510の『ひとこと』ページを修正追記しました。
えんひろ 2015.03.19(木) 14:01 修正
はるぼーさん、待ちに待ったご入手おめでとうございます。V(^_^)V
しかも付属されてた物も良いですね。630円は破格でしたね。レポを楽しみにしております。